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【無料重賞回顧と先週結果報告】2022エプソムC+函館SS。その他素質馬・次走注目馬情報📝 〜騎手の重要性を感じた二日間〜

【無料重賞回顧と先週結果報告】2022エプソムC+函館SS。その他素質馬・次走注目馬情報📝
〜騎手の重要性を感じた二日間〜

先週末も皆様お疲れ様でした。

エプソムC&函館SSは昨年2レース共に外した因縁のレース。昨年二の舞は避けなければならないという思いと昨年から成長した自信があり、2つとも当たらないなどそんな事はまぁないだろう。今年入ってからの重賞成績を考えてもまぁ当たるだろうと…。


結果は『不発』

くぅ😫

2年連続同レースで普通に外しました。
とはいえイメージと大きくかけ離れていた訳ではないので今週も回顧して自分自身にキッチリと落とし込んで行きます。

土曜日は3レース配信で2的中

函館11R函館日刊S◎3モンファボリ…2着
走りっぷり、脚質的にも勝ち切るとなると微妙。
特に武豊騎手が差し馬の小回りコースである程度団子状態になる中で無理をしない性格なのであくまで馬単の2着流しという決断がハマった。
騎手の性格を見抜くとこういう馬券が取れるという良い例だったと思います。
5-3-10 3連複18,390円的中🎯
5⇨3 馬単1,120円的中🎯


東京11R ジューンS
◎7レッドヴェロシティ…3着
M・デムーロ騎手と最高に手が合う点、自分から動ける点を評価して昇級戦でも差はないとみたが、スタートで出負けし(わざとだろうが)流れ的に後方一気はきつかった。その中でも水準以上の末脚は披露できているのでもう少し差しが届く流れなら問題なく重賞戦線へ返り咲く。
9-12-7 3連複3,840円的中🎯


6/12(日) 中京11R三宮S
◎2ニューモニュメント…2着
ここは◎▲★の本線決着。1番人気スレイマンは能力高いのでゆくゆくはもう少し上で戦えるが、今回は流れ、メンバー、馬場を考えた上で差し勢優勢の構えがハマった。
10-2-12 3連複4,490円(本線重ね買い指示)的中
🎯

日曜日に関しては大きく出負けした後焦ってポジションを取り返そうとジタバタした東京10R◎キタノリューオー・木幡巧也騎手のリカバリー能力の低さに呆然。先程の武豊然り、M・デムーロ然りどういう走り方をするというのがわかるのは馬券において非常に有効的。デムーロを知らなければ、ただの出遅れだと思ってイライラしてしまうが、M・デムーロ騎手の平常運転とわかっていれば特に見ていて焦る事はない。

木幡巧也騎手の様にどうリカバリーするかなど分かりにくい、下手すぎてどうしようも無い騎手の時は非常に読みが難しく、もう少し評価を考えるべきだったと反省。

これは函館開幕週良馬場なのにも関わらず、上位騎手が多く参戦したことで、単純なイン先行決着にならず、差しもバンバン届いた。本来ローカルコースにはそれなりの騎手が集まるので馬場に負けてしまうが、これだけの一流が、揃うと馬場を読んだ上での攻防戦になるので単純な結果にならなかったという事。

馬場読み優れた福永祐一騎手の安定感、
岩田父のここにきての成長…
下手騎手の戦略性の無さ…

改めて騎手の重要性を感じた土日でした。

それでは恒例のレース回顧をやっていきましょう。
レース回顧がなぜ必要か。
良く勝負事には『強い奴が勝つ』『勝った奴が強い』とか勝ちに関する考え方がありますよね。
競馬においては『力を出しきれた奴が勝つ』や『力を出し切った上で恩恵を手にした奴が勝つ』というのがしっくりくるのかもしれません。要は今日は今日。明日は明日。という事です。前走負けたエフフォーリアをもう二度と買わない。とはなりません。それこそ今日は今日。明日は明日。ではないでしょうか。それをどこまでの馬にその考えを適用し、その理由を探せるかというのが勝ちには必要不可欠だと思いませんか。それの重要な基礎がレース回顧です。

必要なところはメモして、JRA-VANにもMY注目馬とかでコメント入れれますからそういうのを活用していくのはアリだと思いますよ。実際にメモして次走出走の際に狙って当てて報告くれる猛者もたくさんいますからね。最終的に馬券を当てる為には、コツコツ努力する事。努力なく他力本願100%で幸せは手に入らない。幸せは自分で掴むものです。

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⚪️=エプソムC(GⅢ)

12頭立て、前走ド派手に差し切ったジャスティンカフェが上がり馬ながら1番人気に支持される手薄なメンバー構成、そして各馬が内を空けて走る荒れ馬場という例年通りといえば例年通りのレースに。
今年は特に馬場の影響が大きく出た印象。

1着=ノースブリッジ(今年はもう少し上でも)

トーラスジェミニがいい具合に進路をとってくれたのもあるが、岩田騎手が完全に手の内に入れていて、本馬の持つ器用さも上手く活かした勝利。とにかくタフな馬場、荒れ馬場が上手く、稍重〜不良の戦績は(3.0.1.0)と今の馬場状態もうまく味方につけた。そして新潟大賞典同様に、タフな馬場のゴール前混戦で、根性のもう一伸びができる岩田騎手の強みも生きた。コースも問わない印象で小回りコースでも問題無い。とにかくタフな馬場や荒れ馬場というところが鍵になる。次走をみてみたいが、素質的にはもう少し上にまで行ける。鞍上の岩田康誠騎手だが昨年重賞2勝、一昨年重賞3勝と安定して重賞勝ちをしてきたが息子の成長と共に負けられない!という思いがあるのか、今年の岩田康誠騎手の成長が止まらない。2022年既に重賞5勝とこの勢いは下半期も忘れないでおきたい。岩田康誠騎手の中で何か変化があった、技術的に変えた所があるのかもしれない。騎手は人間。成長も退化もするのでそれに託している我々はそういった人間ベースでの対応もしていかないといけないなと感じたレースだった。岩田父2022年もますます活力みなぎる。流石です。


2着=ガロアクリーク(荒れ馬場◎)

ジワジワ伸び、東京でもやれる事を証明したが、基本的には荒れ馬場巧者なので、力の要る馬場がハマった。能力的には復調気配あり、重賞でまずまずやれそう。次で人気になって凡走して、その次のオールカマー辺りが人気落ちてね狙い目になりそうなイメージ。

3着=ダーリントンホール(頭打ち)

いつも伸びるんだけど…という競馬で、次走巻き返し感満載で人気になりやすいが、C・ルメール騎手のコメントからしても、力を出し切った感あり、ここら辺が頭打ちなのかもしれない。それなりにどのコースもこなしてくるのでまずはこの馬のベスト距離、ベストコースを見つけてあげないと。と思うが…
ひとまず新潟外回りで見てみたい。550キロ近い超大型馬の割にパワフルさが欠けるのは成長しきれてない??


4着=ジャスティンカフェ(秋頃にマイルで)

前走のパフォーマンスが派手すぎて人気先行したイメージ。能力はあるがまだまだ成長途上。元々成長待ちではあったのでもう少しかかりそう。内に進路をとるしかなかった点などもあるが、ベスト距離のマイル戦でじっくり成長を促しても良いのでは。今年の秋を目安に良くなり待ち。


5着=タイムトゥヘヴン(頭打ち)

追い込み型だが、長い直線は微妙かも。伸びるがラストの脚色が似てくるので、小回りコースでというタイプかもしれない。能力的にもここら辺が持ち場でこれ位以上の相手だと少し骨が折れる印象。現段階ではこれ以上はおそらく見込めない。オープン特別〜G3で条件ハマって。という感じか。


6着=ザダル(見直し可 )

終いの伸びに欠けたのはもう少しふわっと道中入れる騎手向き。器用な差し馬なのでこういう、力の勝負みたいなのはあまり向かない。能力はもう少し上でも通用するので騎手替わりや多頭数で見直し可。


7着=ヤマニンサンパ(見直し可)

成長しているので今回はコース取りの敗戦が濃厚。
初輸送や格上挑戦など色々大変な面もあったので改めて関西圏のオープン特別辺りで。ゆくゆくは重賞戦線に乗ってこれる能力はあり。

8着=◎シャドウディーヴァ(見直し可 ・荒れ馬場×)

荒れ馬場と前が詰まる不利でノーカン。
良馬場で見直し可 。不運が重なった。能力的にはこのクラスなら勝ち負けできる。

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⚪️=函館SS

好スタートから好位追走のナムラクレアが力の違いで完勝。2着以下の接戦ぶりを見てもただただナムラクレアの強さを痛感した1戦。強さが際立った1戦だった。Twitterにも載せたがここに何頭いるの?

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2着1:07:6〜10着1:07:8 と9頭が1馬身差圏内にひしめき合った。このレースを10回やったらナムラクレアは9〜10回くらい勝ちそうだが、2着以下は一度たりとも同じ着順にはならない様なイメージで、ナムラクレア以下の着順は特に気にしなくても良い。


1着=ナムラクレア(まだ成長しそう)

久々の千二でも全く問題なく好スタートから好位追走。楽々差し切り抜け出し完勝。1〜2枚力が違った印象。ミッキーアイル産駒はナムラクレア、ピンハイの3歳時からの活躍、メイケイエールやシャーレイポピーの様に古馬になってもまだ成長を続けておりまだまだこの先も侮れない。マイルは長いので今後も1200〜1400mならばもっと上へ行ける。キーンランド orセントウルS〜スプリンターズSの路線に是非出てきてほしい。今のままだとやや厳しいが、これからの成長次第では十分戦えるレベルになるはず。


2着=ジュビリーヘッド(横山和◎)

横山和騎手が手の内に入れて、好走パターン、脚の引き出し方を完全に熟知しているので、今後も横山和騎手なら重賞でも戦える。騎手乗り替わりの時と外枠もあまり上手くなさそうな馬なのでその時に少し注意したい。能力というよりセンスあるというイメージ。


3着=タイセイアベニール(再現性低い)

鮫島騎手×内枠はこのパターンがあった…と反省。
それにしても本当にこの騎手は思い切ったこともできるしテクニックもある。兄にセンスがないのはその全てが弟に行ってしまった感じ。馬がというより今回は鮫島騎手だからという内容。


4着=レイハリア(次走買い‼︎)💮

大外枠の近走不調も能力ある馬の復活撃に松岡正海のパターンも同じく気をつけないとと思える内容。大外から好位に促す競馬は必ずこの次に繋がってくるので、次走平坦1200mなら買い‼︎


5着=キャプテンドレイク

内枠を生かして力出し切る。しっかりつからつけている印象。まずまずの内容。


6着=キルロード(荒れ馬場なら即巻き返し)

内容は悪くなく、菊沢騎手もよく乗れている。最近流れや馬を考えて乗れるようになってきた。成長株。馬自身やれる事はやったが、開幕週分負けた印象で、荒れ馬場ならすぐに巻き返せる。

7着=◎ヴェントヴォーチェ

スタートでいい位置取りを取れなかった時点でこうなる事は仕方ない。その中で良く詰めていた。500キロを超える大型馬で少し不器用な面があるので、いかにスムーズに力を出し切れるかが鍵。能力はG1まで行ける素質あり。小回りコースなら外枠や荒れ馬場。そもそももう少し広いコース向きか。キーンランドよりセントウルS向き。近い将来必ず上の舞台にくる。


10着=シゲルピンクルビー(千四見直し可 )

ここまで千二の適性が求められてしまうと、ベストではない本馬からしたらやはりきつい。千四の流れが合うので千四で見直し可 。

11着=ファーストフォリオ(千四見直し可 )

千二だと少し忙しい。終いの脚はしっかりしてるので距離延長で見直し可 。G2でダノンファンタジーに0.3秒差まで詰めた様に脚力性能は高い。人気になりにくいタイプなので常に注意しておきたい存在。どこかで忘れた頃に万馬券をもたらしてくれる気がする。


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⚪️=その他素質馬・次走買い時馬

新馬評価
S…クラシック狙える・怪物級‼︎
A…重賞通用・将来に期待
B…水準以上・成長次第で重賞狙える
C…可もなく不可もなく
D…水準以下・条件ハマった恩恵勝ち
E…馬場・展開・相手関係超どハマり再現望めず

6/11(土)

東京5R 2歳新馬 ロッソランパンテ(D)
スタート後にポッカリ空いたエリアに上手く入り、終始掛かり気味で荒れ馬場もいい方向に。ラストも追い出し待たされるなど充分に脚が溜まる流れと前が綺麗に割れた。トータル色々噛み合ったのと相手が弱かったので特に何もなし。エピファネイア産駒は初戦から走れる気持ちが作られやすいので、次戦は上積み鍵。

東京8R バトルボーン(昇級連勝可能)💮
新馬戦ではダノンベルーガと0.3秒差とデビューから高い素質を見せ、センスある逃げで押し切ることも可能だが、控えても良さが見えたのは収穫。まだまだ昇級しても問題ない。逃げても控えても走れるセンス。


東京10R ボーデン(昇級微妙…)
3歳時から人気先行型なのは変わらず。今回はタフな馬場と距離短縮が上手くハマっただけで特に内容に成長の進展は見られず。そもそも東京が向くとは思っていないので。成長は特になしなので3勝クラスで即勝ち負けまではあまり考えていない。荒れ馬場◎急坂◎

中京4R ゲーテローズ(昇級通用)
距離延長して良さが出てきた。この血統はスタミナ豊富で、一瞬の脚を使えるタイプが多いが、本馬は比較的手先が軽く、追われて長く加速できる。末脚は堅実。かなり器用でセンスあるので、勝ち切るかはともかく大崩れはしない。積極策できる騎手向き。


中京5R 新馬戦 マラキナイア(C)
好位追走から馬場の良いところへ出して追われて差し切るも、可もなく不可も無くな平凡な内容。
もう少し距離はあって良さそうで、伸び代の無い厩舎と伸び代を作らない騎手なので先々に不安が残る。


函館5R 新馬戦 ニーナブランド(D)
開幕馬場の最内枠からスッと逃げの手、中盤ゆるめて、ラスト脚使う、まんまと鮫島騎手の術中と馬場、枠など全てが噛み合った勝利であまり意味はなさそう。姉同様洋芝1000mデビューも伸びしろも含めて微妙。


函館11R オタルエバー(昇級好勝負)
力の違いで粒揃いの特別レースを完勝。千二でも抜群の行きっぷりで適性示す。スプリント路線で楽しみな一頭。

6/12(日)

東京5R 新馬戦オンザブロッサム(C)
ドスローの好位追走とラチ沿いを走れたことが勝因だが、若干焦った騎手の早仕掛けもあったのは確か。
追われて長くいい脚を使えていて、ラブリーデイ産駒らしく相手なりに走れそうなので今後も侮れない。
単勝ブービー人気だが、もう少し走れそう。
立ち回り上手く、小回りコースの方が良い。


中京5R 新馬戦 プロトポロス(A)
好位追走から楽々抜け出し、追われて2段階伸びる。
大跳びで推進力高くパワーもあり急坂もこなす。
函館2歳ステークス(G3)当たりで即通用しそう。
おそらく距離はもっても1600m。仕上がりが早い血統なので先々でどうかだが、今年は重賞で通用する。

中京11R
・ハヤブサナンデクン(重賞通用)
着差は圧勝だが、そこはあまり気にしなくていい。
レースに自在性が出てきたのは収穫。シリウスSでも充分勝ち負けできるレベル。まだまだ成長見込める。


・ニューモニュメント(重賞通用)
追われれば相手なりに伸びるので今後も勝ち切る所になるまではもう少し器用さが欲しいが差しが届く流れなら重賞でもその脚は通用する。


・ダノンスプレンダー(重賞通用)
色々と条件が必要。ベストは1900m以上なので1800mはやや不足。そして馬群でいかに運べるかが鍵なので長丁場の内枠ならいずれ重賞でも出番ある。


(危)ブルベアイリーデ
近走不可解な負け方でさっぱり。ここ2戦あまりにも負けすぎているので原因分かるまで手が出しづらい。
M・デムーロ騎手◎

函館5R新馬戦 クリダーム(D)
少頭数の速い流れでスムーズに運べたが、気性的に平坦開幕週の速い流れの千二だったからという条件がハマったので、今後は苦労しそう。色々とハマった。


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