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◆→2022年末重賞回顧+次走注目馬発掘


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◆→2022年末重賞回顧+次走注目馬発掘
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皆さんこんばんわ。
完全に年を越して昨年末の重賞回顧を忘れておりました。ご指摘されて気づきました🙏

それでは一気に行きましょう!

本日も先週のおさらいをしっかり行い、来週以降に『馬券』に繋げて行けるようにしていきたいと思います。予習としてレース2〜3日前、早い形で週初めにはすでに調べたり、狙い方を決めたりとしている方は多くいらっしゃるかもしれません。ですが案外軽視されてしまうのがこの『復習』という作業。終わった事をちまちま振り返るのは大変な事かもしれませんが、今の馬場状態の把握を初め、正しい馬の能力把握、次走への狙い方を決められる重要な作業です。

それでは重賞回顧&次走期待馬へ参りましょう‼︎

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◆◆==有馬記念(G1)
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レース概要
外枠先行馬が集結した事で淀みない流れ。先団は息を入れにくく、マクリが発動しもはや差し一択の流れ。

1着=イクイノックス
見た目通りの完勝。唸る様な抜群の行きっぷり、そして4コーナーを持ったまま回ってきている時点でもはや勝ち確定演出。キタサンブラック産駒ながらフットワークの軽さ、器用さが持ち味で中山コースを苦にすることも無く流れも向いた。来年は世界どこに出しても主役になれる。凱旋門賞は特殊すぎて分からないが是非行ってほしい。

2着=ボルドグフーシュ
いつも通りの出負けから後方策も自ら動ける強みを生かして一気に差してきた。荒れ馬場も向いた、流れも向いた。本質的にはスタミナ問われる長丁場なので来年の天皇賞春には面白くなりそう。大阪杯は距離不足、宝塚記念は荒れ馬場時計が掛かれば。なので基本的に勝負できるレースが限られているのでそこは上手く向き合っていきたい。

3着=ジェラルディーナ
出遅れから大外回して差してきた。これは完全に主観でしかないが有馬記念は合わない。合わないけど、モーリス産駒の本格化の強さ、差し届く流れ、C.デムーロ騎手の力技で3着に捩じ込んだ印象。もう少し距離は短い方がいいかもしれない。

4着=イズジョーノキセキ
やれることはやった。岩田パパ乗り替わりはやはり効いた。インでじっと虎視眈々と脚を溜めて突き刺す様な騎乗は流石岩田パパと言った所。来年も内枠×岩田パパなら牝馬G1でも侮れない。

5着=エフフォーリア
今の最大限の走りが見れた。2022年では1番いい内容だった。勝ち負けに加われなかったがあとは伸びるだけ。という完璧な騎乗。どこまで戻るかは分からないが秘める能力は現役ナンバーワン。またどこかで必ず復活する。現状2000mは短いのでそこは覚えておきたい。

6着=ウインマイティー
内枠活かして上手く溜めて伸びた。力出し切った。

7着=ジャスティンパレス
ジョッキーとも合わなかった印象。鮫島騎手がここ2戦最高の騎乗をしていたのでやはり割引だったか。中山も微妙。成長しているので来年はもう1段階上で戦えそう。

8着=ディープボンド
川田騎手曰く輸送の問題、返し馬から明らかにおかしかったとの事。それでも能力の一端は見せた。やはり天皇賞春しかないか。

9着=タイトルホルダー
スタートが遅くなってきてその分脚を使うハメに。流れも厳しい淀みない流れ。手前も替えられてないとの事で色々響いたのは確か。力負けというより展開負けなので見直せる。問題ない。

10着=ヴェラアズール
東京ベストで上積みなかった。

中山は合うが枠が苦しかった
ポタジェ・ボッケリー・ブレークアップには内枠で見直せる。近い将来的必ず重賞で活躍できる。オールカマー・AJCC・日経賞の内枠なら侮れない。

中山は合わないのはアカイイト。
シンプルに合わない。

アリストテレスは復調感じられず。距離長い。
2000mくらいで見直したい。

ラストドラフトは力負け。

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◆◆==ホープフルS(G1)
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レース概要
スローで流れた事、有力各馬が牽制し合った事で完全に前残りの展開。差しは届かない。

1着=ドゥラエレーデ
スローの流れを2番手につけて直線ジワジワ脚を使う。全貌が見えてこないのでなんとも言えないのだが、ムルザバエフ騎手のパワフルな騎乗が合ったのかも。切れないがバテない、ジワジワ伸びる持ち味をフルに活かせた。

2着=トップナイフ
消極的な各馬を見てスローの単騎逃げに持ち込んだ。どんな展開にも対応できる自在性の高さと完成度の高さ。横山典騎手が寄り添ってきた育成が実っている。今後も完成度の高さは警戒必要。崩れない安定型だが本番で勝ち切るとなると微妙。

3着=キングズレイン
流れに乗るのに苦労したが良く伸びた。距離延長歓迎、今回難しい枠と展開を良くまとめてきた。今後伸びしろがかなりありそう。使いつつ良くなっていく血統なので来年も楽しみ。

4着=ファントムシーフ
内容は悪くなかったし、福永祐一騎手らしい敗戦だったかなと。後先考えずって事なら勝ち負けまで持ってこれた気もするが、大事に乗った。中山の内枠で多少立ち回りにもたついた感はあるが、来年は良い所まで行けそう。

5着=ミッキーカプチーノ
大外枠が響いたが、もう少し走れないとこの先クラシック戦線だとどうかなというのが素直な感想。現状だとトライアルでそこそこブイブイ言わせるが本番で落としていきそうなタイプ。もう少し長い目で見たい。精神的に幼い。

スローの流れで撃沈見直し可
セブンマジシャン・ジェイパームス・ヴェルテンベルグ

力負け
シーウィザード・ボーンイングランデ・ジュンツバメガエシ・モンドプリューム・スカパラダイス

フェイト…1戦ごとに悪くなってる…こんな馬ではないはず。長い目で。

ガストリック…三浦がやらかした。出たなりで外回す全く意味不明な騎乗。目を瞑っていたとしか考えられない内容。中山2000mという頭の良さが問われるレースだとこんなにも脆いのか…今に始まった事ではない。馬は良いので乗り替われば良いところまで行ける。

ハーツコンチェルト…スローの中山中距離は絶望的に合わなかった。広いコースのトライアルや本番はそこそこ走れそうだが皐月賞というタイプではない。完全にダービー路線。

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◆◆==阪神カップ(G2)
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レース概要
オパールシャルムが外から逃げた事でペースは流れて持続力問われる流れ。そんな中でのラストの叩き合いは底力問われる1戦となった。

1着=ダイアトニック
引退です。お疲れ様。最後の最後まで1400mでは崩れず走れた完全なる1400mのスペシャリストでした。

2着=グレナディアガーズ
昨年同様の好走。荒れ馬場、流れる千四がベスト。通常展開だと折り合いで悪い部分が出てしまう。結局は阪神千四に落ち着く。ただここでの走りが良いので、むしろ他のレースではまるっきり…というパターンも。千四スペシャリストは総じてその他だと大成しない。

3着=ラウダシオン
こちらも同様1400mの流れがよく合う。今後も1400m限定になりそうだが警戒必要。

4着=バスラットレオン
今の充実ぶり示す好内容。1400mではやや短いのでマイルになれば恐らくさらに良くなる。来年はマイル重賞戦線で侮れない存在になっていきそう。藤岡佑介騎手に戻らなければ…だが。

トゥラヴェスーラ・ルプリュフォールは終いに見応えのある脚はあったが上手く発揮できず。力負けではないのでもう少しバラける展開なら違っていたはず。

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◆◆=次走期待馬と新馬
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【新馬評価について】
S…クラシック狙える・怪物級‼︎
A…重賞見込める・将来に期待大
B…成長次第で楽しみ。素質アリ。
C…素質はアリそうだが長い目で
D…可もなく不可もなく
E…水準以下・条件ハマった恩恵勝ち
F…馬場・展開・相手関係超どハマり再現望めず

12/24(土)

中山5R新馬戦
オックスリップ(D)
どスローの前残りをわずか制した。外先行、流れ向いた内容で特に収穫もなく。

中山6R新馬戦
オメガギネス(C)
スタミナ感じるジリ脚差し競馬。単調な流れが合うパワー型。東京は合わなそう。切れないがジワジワ伸び続けた脚は長所。崩れにくそう。

阪神5R新馬戦
プッシュオン(D)
馬場・枠・流れともに向いた。レースは上手そう。

阪神6R新馬戦
モックモック(B)
1.5秒差の大爆走も展開が展開なだけに着差はあまりアテにならなそう。外先行勢有利の流れ。勝ちに行った2〜3着馬が脚止まる展開。ダートがベストで距離は伸びない方が良さそう。ダート馬ながら軽い走りをするのでスピード問われるレースは合う。

中山11RグレイトフルS
シルブロン(重賞通用)
折り合い上手でバテない高いスタミナ保持し2200m以上の長丁場なら上でもやれる。距離は伸びてもまだまだ戦える。2200mなら急坂や上がりかかる方がいい。持久力戦向き。スタミナに底が見えない。長丁場重賞路線は今手薄なので十分戦える。

12/25(日)

中山5R新馬戦
トウカイラメール(D)
追われてからの伸びは◎ 相手微妙で流れ向く。

中山6R新馬戦
ペリファーニア(A)
致命的な不利がありながら地力でちぎった。エフフォーリアの半妹という期待されての人気によく応えた。タイプ的には兄と多少異なる。モーリスっぽさがあるので古馬になってから覚醒しそう。素質はあるので長い目で。

阪神4R新馬戦
タガノチョコラータ(D)
枠、流れ、隊列向いた勝利。

阪神10Rビッグリボン(重賞微妙)
元々クラシック級の素質あったが中内田×川田タッグで成長し損ねたタイプの馬。間隔あけたのもよかった。色々と条件選びそうだが素質はあるので上手くここから成長できれば牝馬重賞なら通用する。今回はラストで追い出し遅れたのでもう少し楽に勝てたという点を加味したとしても今すぐ重賞でと言われると…半信半疑。

アナゴサン(現級上位)
安定型でパワータイプ。荒れ馬場がとにかく上手い。馬群も苦にしないので小回り×内枠×荒れ馬場なら即勝ち上がれる。良く成長している。

中山10RフェアウェルS
ジゲン…内枠で見てみたい。もっとグッと溜める瞬間があった方が良いのかも…。

阪神11RりんくうS
ケイアイドリー(重賞通用)
内枠馬群苦にせず捌ける強み。藤岡康太騎手も上手くスタート後のポジション争い、溜めが効くポジション獲りと上手く騎乗した。中央に適条件があまりないので、来年は地方短距離の交流重賞に是非参戦してほしい。リュウノユキナ、ダンシングプリンス、シャマル級のところまで来れるはず。

デュアリスト(巻き返し可)
押し出される形でハナを切ったことが運のツキ。溜めた方が良いので次走普通の形なら即巻き返せる。59キロも結果的に響いた。

12/28(水)

中山5R新馬戦
オールザタイム(C)
タイムフライヤーの全妹らしくかなり乗り難しそうな性格している。素質はありそうなのだが上手く競馬ができるまでに勝った負けたを激しく繰り返して行きそう。距離は短い方が良さそうだが…

中山6R新馬戦
ラヴェリテ(D)
枠の利を最大限に生かして行き切ったことが正解。
まんまと逃げ切った。

阪神5R新馬戦
ランスオブサウンド(C)
小柄で脚の回転早く荒れ馬場、急坂で加速できる。道悪も苦にしなさそうなタイプで非常に軽い走り。かなりきれいな競馬で内容はかなりよかった。安定して行きそうだがその分パンチがないので相手次第か。

阪神9R春待月S
イフティファール(昇級即通用)
とにかく揉まれ強く、砂被り問題なく馬群捌ける器用さとセンスは上でも侮れない。今回大外枠を川田騎手が上手く馬群に入れた好騎乗。内枠ベスト。上でも通用。

阪神11RペテルギウスS
サンライズウルス(重賞通用)
かつての不器用さは消えつつあり。本質は広いコース向き。太秦Sではハギノアレグリアス相手に接戦。内枠なら重賞でも通用していい。

中山12RカウントダウンS
インダストリア(重賞通用)
半年の休みで成長。折り合い面もついて、目の覚める末脚で打ち抜いた。来年はマイル重賞参戦で活躍できる器。

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⬛️発行者:ファンファーレ・パパ

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