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◆→23.1/21.22重賞回顧+次走注目馬発掘AJCC&東海S+新馬戦&次走狙い馬評価


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◆→23.1/21.22重賞回顧+次走注目馬発掘
AJCC&東海S+新馬戦&次走狙い馬評価
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皆さんこんばんわ。
土曜日は無料配信させて頂いてそれなりに。
日曜日はメイン前に万馬券を当てるも、AJCC&東海Sは的中ならず…無念。◎ラーゴムでしたが一旦は先頭に躍り出る程の行きっぷりを見せましたがラストで決めての無さが響いて僅か及ばずの4着。昨年は大外ぶっ差しが効いた馬場でしたが、今年は昨年までには至らず、あと1週分あればラーゴムが突き抜けたかなと思います。そして東海Sですが、このパターンは度々目撃されるパターンで、強い先行馬がそのまま残るとカペラS同様に固く収まる。ダート路線はその『堅い、荒れる』の判断がまず必要になるなと改めて勉強になった一戦でした。

さてそんなこんなで本日も先週のおさらいをしっかり行い、来週以降に『馬券』に繋げて行けるようにしていきたいと思います。予習としてレース2〜3日前、早い形で週初めにはすでに調べたり、狙い方を決めたりとしている方は多くいらっしゃるかもしれません。ですが案外軽視されてしまうのがこの『復習』という作業。終わった事をちまちま振り返るのは大変な事かもしれませんが、今の馬場状態の把握を初め、正しい馬の能力把握、次走への狙い方を決められる重要な作業です。

それでは重賞回顧&次走期待馬へ参りましょう‼︎

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◆◆==AJCC(GⅡ)・芝2200m
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レース概要
馬場は荒れたがパワーあれば内も問題ない程度の馬場状態で断然イン不利、断然外有利の昨年ほど馬場の傷みは顕著に働かない一戦となった。ペースも落ち着いたのもあり外差しさえできれば…という内容でもなくある程度の立ち回り力も要した。持久力と立ち回り力を問われた一戦。

1着=ノースブリッジ(今年はG1戦線で)
エプソムC同様に荒れた馬場で力強く抜け出した。モーリス産駒らしい成長曲線とここ二戦不利や向かなかった東京コースからの巻き返し。今年は大阪杯、宝塚記念で好勝負に持って行ける器。ワンランク上の活躍に今年は期待したい。岩田パパ継続必要。

2着=エヒト(荒れ馬場、持久戦、差し決まる馬場)
荒れ馬場で差しが決まるレースという好走条件通りの走り。勝ち馬との差は決して埋まることはない最大の走りなので今後もG2〜3の荒れ馬場差し条件ならいずれ出番がやってくる。騎手は読めないので信頼をおくには怪しさ残るが典型的なGⅡ番長になりかけてきている。悪い意味で言えばこれ以上がない。良い意味で言えば相手問わずやるべきことをキッチリやる。距離はもっと伸びてもいいので天皇賞あたりでも見てみたい。

3着=ユーバーレーベン(東京× 中山◎)
これ以上ない条件が揃ったのでここでやれないともはやおしまい…と思っていたので最低限繋いだ。今後も東京を出さず、上がり掛かる舞台に絞って使ってければもう一段成長あっても良い。デムーロ騎手曰く、メンタル面の課題だけだと。東京や開幕週で軽視、持久力問われる馬場で浮上。抜け出すと辞める癖があり、しぶとく混戦から抜け出す形向き。内枠の方がいいかも。

4着=◎ラーゴム(ダート的芝条件で)
やれる事はやったが、前走届かなかった分&距離延長で追走楽になった分わずか早仕掛けに。直線もうワンテンポ待れば…とも思ってしまうがやれる事はやった。あそこで詰めが甘いからこそダートへ転向した訳で、芝・ダートは問わないがいずれにしても決め手を必要としないレースなら今後も活躍可能。

5着=ガイアフォース(物足りず)
C・ルメール騎手曰く、大型馬で休み明け分負けたとの事だが、休み明けであってもここで負けてしまうと少々この先のプランの雲行き怪しくなってきた。次走は上げてくるだろうが…それにしても物足りない。他の馬ならいいがこの馬への期待を考えると物足りないという印象。

6着=スタッドリー(重賞メド立てた)
メンバー強化でも崩れず重賞へメド立てた。機動力がやや欠ける印象で中山より東京向きか。いずれにしても今年は重賞勝ち負けの戦いができるはず。東京2400〜路線がベストか。

7着=アリストテレス
有馬記念で掛かっていた分距離短縮、ゆったり運ぶ事で近走では一番の走り。忘れた頃にどこかで一発ありそうなので持久戦×荒れ馬場の際には注意。血統的にも衰退していく時期ではない。

8着=バビット
力負け。今回の条件ならレースコメントで『内馬場が悪勝った。休み明けで重かった。』など外的要因を理由付けにするのが妥当だがそこはさすが横山典弘騎手の忖度ない発言。『馬場も良くなかったが、現状は一級戦とは差がある』。

11着=エピファニー
再三申しあげた通りの『過剰人気&人気先行型』
距離長く、荒れ馬場の経験値、体の未完成による背腰の甘さ……元々鳴り物入りで重賞へいざ参戦。という様なわけでもなかったし、普通に条件戦上がりくらいのパフォーマンスで上がってきた馬なのでこれはむしろ順当の結果。あまりスケールは…。

オウケンムーン…オウケンブルースリ産駒は基本的には急坂×。成長してもパワー、背腰の強化が甘い血統。平坦中距離ベストで、東京2000mオープンくらいならやれる。夏に新潟外回りで走れるチャンスがきたら一撃穴を開けるくらいの力はあるので。

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◆◆==東海S(GⅡ)ダート1800m
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レース概要
すんなり隊列決まり、スローで先行有利という典型的な一戦。前残りの立ち回り戦で後続は何もできず。

1着=プロミストウォリア
スッと先手取ってスローに落とし込んで余力たっぷりの重賞制覇。距離、馬場などは基本的には問わないが、先手取れるかどうかだけだと思うので、今後は同型との兼ね合い次第。この形なら強い。

2着=ハギノアレグリス
目標は先、ラストやや不利もあったと考えれば動き出しとしては上々の内容。ダート1800〜なら今年はどこに出てきても好勝負に持ち込める。

3着=ハヤブサナンデクン
スローに乗じて粘ったが、先行馬とは言えスロー前残りが有利に働くタイプではないスタミナ型。先行勢が潰れる中で底力で伸びてくるタイプでスローの淡々と流れるペースはむしろ厳しかった。1800ははやや短い印象で距離が伸びる分には全く問題ない。この路線の安定勢力。

4着=ウェルカムニュース
スローの1800mは短い。2000m以上向きのスタミナ型。現状やれる事はやったが巻き返し充分。キセキの世代の一頭。

5着=◎スマッシングハーツ
近走位置取れる様になってきているのは収穫。あとはこの位置でかつての脚が使える様にフィットしてくれば問題ない。良くなっている途中。今なら東京マイルにしても面白いのでは?

基本的には差しに回った組はノーカン
ペース的にもここで差し込んだハギノアレグリスが強いだけで他は仕方ない敗戦。勝ち馬プロミストウォリアはむしろこの展開ならこれくらいやってくれないとという所だったので可もなく不可もなく。

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◆◆=新馬評価と次走期待馬
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【新馬評価について】
S…クラシック狙える・怪物級‼︎
A…重賞見込める・将来に期待大
B…成長次第で楽しみ。素質アリ。
C…素質はアリそうだが長い目で
D…可もなく不可もなく
E…水準以下・条件ハマった恩恵勝ち
F…馬場・展開・相手関係超どハマり再現望めず

◆新馬戦◆

🔵1/21(土)

中山4Rプリンスノット(B)
父パドトロワらしいスピードを持ち、パワーも秘める。ダート短距離なら昇級しても差はない。今回余力十分の内容。ノーステッキで差し切る。

中山6Rメイショウフジ(D)
豪快な差し切り勝ちも不器用な印象の方が勝つ。秘めるエンジンはあるが、それを堅実に出せる訳ではない。そんな印象。今回は流れも向いた。

中京3Rメイトースイ(E)
スタートから良い行きっぷりで低人気を覆しての勝利だが、馬場恩恵半分、初戦から走れるタイプが多いフリオーソ産駒半分の様な印象で上積み鍵。

🔴1/22(日)

中山6Rピクシレーション(C)
やや出負けし後方からもラストはインに入れて鋭く差し切り勝ち。騎手もうまかったが、馬自身の溜めてからの切れは素晴らしかった。外有利の展開で次走が試金石。

中京3Rスクルプトーリス(D)
目標決めて上手く好位から抜け出した。隊列恩恵あり、上積み鍵だが立ち回りはうまそう。

中京6Rハートループ(D)
大外枠からやや掛かり気味も抜群の行きっぷりでそのまま逃げ切る。騎手が上手く導いた。行き切ればしぶとく走れそう。行き切る方が現状よさそう。馬群へのアプローチが次走以降鍵になる。

小倉5Rペレザニーニャ(C)
アメリカンペイトリオット産駒らしい立ち回りうまさ光。小回りコース◎先行してキッチリ脚も使えるので安定していけるタイプ。今後も内枠、小回りコースなら上のクラスでも侮れない。ワンペース押し切りが持ち味。恐らく切れないがバテない系。

◆◆◆◆◆次走期待馬◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

🔵1/21(土)

中山9Rキャリックアリード(重賞見えた)
能力の違いで完勝。好位追走から徐々に押し上げ、そこから一追いで加速、終いの伸びは水準以上。馬場も向いたがそれ以上に強い内容。素質が違う。と前走後にコメントした様に、依然としてここでも素質違った。試金石の中山小回りもクリアで余裕残し。まだまだ上が見込める。上手くいけばそのまま重賞戦線へ。

中山10Rゴーゴーユタカ(昇級好走級)
外枠からスッと先手取って押し切り勝ち。ルーラーシップの晩成型で今年はここから良くなっていくはず。マイルは短くベストは1800m以上。昇級しても崩れない安定型。今年どこかでスイッチ入れば急激な上昇見込めるのでしっかり見ておきたい。

中山11Rスルーセブンシーズ(牝馬G1狙える)
ロバートソンキーの2着、キングオブドラゴンの3着、ファインルージュの2着…過去戦って来た相手を考えてもここは順当とも言える勝利。今年はエリザベス女王杯で好勝負になるはず。

パラレルヴィジョン(巻き返し◎)
出負けから窮屈そうな走り。次走巻き返しは濃厚だが、東京ベストで小回りだと案外取りこぼしがあるかも。広いコースでゆったり運ばせればすぐに重賞戦線に乗ってこれる器。全く気にしなくていい敗戦。東京なら即G3くらいなら好勝負になる。

レインフロムヘヴン(東京で)
こちらも東京向き。中山合わないが、思ったより?
力つけて来てるのかもしれない。東京なら巻き返せる。

中京7Rレッドファーロ(昇級即通用)
ダート転向後底を見せていない本馬だが、横山典さん騎乗の賜物とも言える。スタミナ豊富で流れ問わずに使える脚があり、自ら動いても問題ない器用差し馬。引き続き横山典さんと1800m以上なら昇級しても即通用する。

中京9R若駒S・マイネルラウレア(半信半疑)
秘める素質は確かだが、それ以上に危なっかしい面も。スケールのある走りだが、簡単に取りこぼす場面も出て来そうな不器用なタイプ。基本的には広いコースや少頭数で。今年春は深入りしたくない。秋以降良くなってくれば。

中京11Rキングエルメス(重賞通用級)
そもそもがアーリントンCで3着、NHKマイルCで6着とマイル重賞でも勝ち負けをして来た馬。この相手に堂々の完勝ぶりでまたマイル重賞で活躍する日は近い。

グラティアス…引き続きパワー要するタフな馬場のマイル路線なら出番ある。

ディヴィーナ…パンパンの良馬場向き。巻き返し。

ダディーズビビット…1400mベスト。

小倉9R萌黄賞・ルーフ(Fレビューで)
『昇級即通用。初の1200mでも抜群のスピードで楽にハナに立ち、直線向いてからも追っての良さを見せた。流れは向いたとはいえ初距離での変わり身あり、キレが増した。1200mなら上でも通用していい。』と前走回顧した様に未勝利勝ちから即勝ちきり勝利。
今回は控える形で結果が出たことは収穫。立ち回り、スピード能力高いので基本的には崩れにくいタイプ。控えても問題なくFレビューあたりが有力か。

小倉11Rメイクアリープ(昇級即通用
戦績通りデビューから(2.2.1.0)と馬券外さない安定感ぶりが際立つ。休み明け以降力つけて復帰。逃げなくても良いタイプなだけに戦略の幅も広く、スピードあり好位獲得盤石が安定感に繋がる。今回着差以上に余裕があった勝利。まだ上目指せる。

🔴1/22(日)

中京9R西尾特別

3着ロン…完璧な競馬、良く伸びているが本馬の素質を考えると物足りない伸び。目標にされた分かなとも思うので次走再度の見直しを。普通にいけばこの馬は重賞に乗ってこれるレベルの素質秘める。

4着ロマンシングブルー…デビューから(2.6.0.1)と超堅実で唯一の敗戦も忘れな草賞でアートハウス相手の4着。今回の4着はラスト進路がなかった分。スムーズなら違った。即巻き返し濃厚。ベストは2000m以上で。

中京10R長篠S
ルージュスティリア(牝馬マイル重賞路線で)
…マイルで連戦連勝。急坂ある舞台、番手で最後まで走れたのは馬自身の成長を感じる収穫のある一戦。東京ならパフォーマンス良化。ヴィクトリアマイル路線で一頭参戦決定。というところか。次走が試金石。

トーホウディアス(現級上位)
2走前は完全に脚余す内容で今回は順当に好走。やや乗り難しいところがあるが秋山騎手が手の内に入れている。内枠◎ 現級なら勝ち負け。

カワキタレブリー…末脚堅実。もう少し差しが効く舞台なら即巻き返す。今回は流れ合わず。

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⬛️発行者:ファンファーレ・パパ→うまパパ

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