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恋愛工学による鬱病治療の限界と本当の解決法

日頃より、Noteを読んでいただきありがとうございます。
ぱぱすです。


2021年3月に、恋愛工学の実践で精神疾患を治療する方法(心を病んでしまった男性限定)というタイトルの有料noteをリリースしました。


購入いただいた方からは、「素晴らしい内容だった」「こういう治療方法もあるのかと学んだ」と嬉しいコメントをいただきました。
あらためまして、読んでいただいた皆さまには、感謝申し上げます!



今回、同noteのアフターの内容として、「恋愛工学による鬱病治療の限界と本当の解決法」というタイトルでnoteを無料リリースします。



私自身、恋愛工学の実践により、挑戦・試行する自分のことを好きになり、自分の行動で結果を出したことに歓喜し、



「俺ってこんな大胆なことができるんだ」



と自分に自信がついたことで、精神疾患の症状が和らいでいきました。




恋愛面だけではなく、人生全般に前向きな影響がありました。小さな成功体験を積んでいくことで、心がどんどん前向きになっていきました




恋愛工学の実践はいいことばかりに思われました。





ただ、このアプローチには限界がありました。





ナンパでも仕事でも、試行・挑戦していたり、成果が出ているときは自己肯定感が高まっていったのですが、成果を出せなかったときにうつ症状がぶり返してしまうことが度々ありました。



鬱が再発したのか?と不安に



何も試行・行動していないでいると、心が「このままではダメだ、何かしないと」と焦ってきてしまいました。




その焦りを紛らわせるように、街に繰り出して闇雲にストリートナンパをしました。

連絡先に入っている女の子にラインを送りまくりました。

憑りつかれたように1日何回もジムに行って筋トレしました。

自分にどんどんプレッシャーをかけていってしまいました。

必死で溺れないように息継ぎをするように。




「試行・行動・挑戦している自分、成果を出している自分」でないと、自己肯定感が下がったり、体調不良になったり、うつ症状や不安感が戻ってきてしまうのです。





はじめは、街で女の子に声をかけられただけでも自分的には革命的な出来事でした。精神が高揚しました。



しかし、良くも悪くも刺激や経験に慣れてきてしまうと、もはや「俺ってこんな大胆なことができるんだ」と思えなくなってきてしまいます。



恋愛工学の成果でいう「Bクラス」の女の子に対しては、アポを組めば9割以上のゴール率となり、恋愛がルーティン化されたゲームとなってしまっていました。


「同じことの繰り返し」と思うようになってきてしまいました。




僕はどんどん病むことが増えていきました。




こうして病んでいるときでも、自分の感情や心の声を無視して、経済合理的に考えることに努めました。



「過去と他者と感情は切り離し、これからどうするかだけを考えろ!」と自分に鞭を打ちました。



アドラー心理学『幸せになる勇気』の三角柱



こんな焦燥に駆られ、目が血走っている自分が、女の子に受け入れられるわけがありません。




ナンパでの声掛けも、女の子を喜ばせるためではなく、自分の苦しさを緩和させるためにやっていました。自分本位に投げつけるように声をかけていました。



さまざまな面でコミュニケーションがうまくいかなくなってしまいました。人に対して苛立つことも増えた。




そんな闇の中、自分を救い出してくれて、本当の心の問題の解決までたどり着いたのが、「自己受容」のアプローチでした。




本noteでは、自分が恋愛工学の実践による鬱病治療の限界をどう乗り越えたのかについて、書いていきたいと思います。


【本noteの対象者】
○有料noteを購入してくれて、恋愛工学の実践による精神疾患の治療をある程度行ったものの、根本治癒の実感がない方

○試行・行動・挑戦していないと焦ってきてしまう方

○弱くて、醜くて、ダサくて、無様で、ダメな自分を受け入れられない方

○反抗期が無かった方

○ありのままの自分をさらけだして人とコミュニケーションをとってきたことが無い方

○相手の気持ちや感情がわからない、相手の立場に立って物事を考えるのが苦手な方

○アスペルガー症候群、あるいは回避型のパーソナリティを持つ方


【目次】
1 恋愛工学の実践による鬱病治療の限界を感じたとき

2 ぬぐえない、美女やイケイケの男性へのコンプレックス

3 何があっても相手の気持ち・場の空気を優先する取り組み

4 ありのままの自分を受け入れる自己受容の取り組み

5 過去の問題との向き合い、親・兄弟との話し合いによる和解

6 心の土台(心の安全基地・基本的安心感)が整ったと感じた瞬間

7 これからの未来に向けて、コンプレックスの解消



それでは、最後までぜひお付き合いください。








1 恋愛工学の実践による鬱病治療の限界を感じたとき



私の恋愛工学の実践については、「恋愛工学の実践で精神疾患を治療する方法(心を病んでしまった男性限定)」やブログに書いてきたとおりです。




恋愛工学による鬱病治療実践レポート



恋愛工学に出会って、生まれてはじめてナンパをして、初めてゴールをして、物事を経済合理的に考えることを覚えて、より可愛い女性とのゴールを目指して、統計的にアプローチしてきました。




しかし、私が目指している「美女」(めちゃくちゃタイプの可愛い女性)とのゴールが生まれることはありませんでした。



どうしても美女相手だと、心がビビッてしまい、いつも通りのアプローチができなくなってしまうのです。




また、美女を引き連れているイケイケの男性(陽キャ、雄感が強い、いかつい、怖さ・凄みがある)に対しても心がビビってしまい、「うっ…」と思ってしまうことが続きました。



ストリートナンパで美女に声はかけられるけど、まともに会話が成立しない。




結局、同じようなレベルの女性と出会って口説いてゴールすることの繰り返しでした。このまま続けていても絶対に美女とのゴールは無理だと感じていました。



そこで出会ってのが、ヨン氏のnoteです。


【「エリート」で「いい人」の集まり】恋愛工学生が今すぐに変えるべきマインド






2 ぬぐえない、美女やイケイケの男性へのコンプレックス



ヨン氏のnoteやツイートは、恋愛工学至上主義に陥っていた自分の心を突き刺すほどの衝撃がありました。
とくに、「ナンパのできる非モテ」「即れる非モテ」という概念は本質をついていました。








「俺の課題そのままやんけ...」






そこから、僕はヨン氏のツイートを遡り、noteを読みあさっていきました。



そして、自分の魅力を高めるための「無駄・非生産活動」「QOLを無視した取り組み」を始めました。






こういう幅の広げ方をしたかったのです。



具体的には以下のことをやりました。


○日本一の高さのバンジージャンプ(わざわざ東京から岐阜まで行きました!)

○高級一流ホテルのアフタヌーンティーにいきました。

○激辛グルメ(蒙古タンメン 中本の北極ラーメン)

○弾丸旅行(思い付きで旅行に行きました)

○日焼けサロンに通う(受付のギャルが怖かった)

○寝起きから酒飲む、アイス食べる

○コンビニで奇抜なお菓子やドリンクをパッケージ買い

○酒飲みまくる(普段買わないワインボトルを買って家で飲みました)

〇流行の漫画本を大人買い(鬼滅の刃等)

○高い買い物をする(数十万円する買い物をエイヤーでする)

○後輩にメシをおごる(今まではきっちり割り勘するタイプ)

○サウナ行く(入ることが信じられなかった水風呂にも入った!)

○ペットを飼う(最初はカブトムシからでOK)

○Netflixやアマプラを見る(時間の無駄と切り捨てていたが、流行りものを観ました)

○テレビゲームをする(これも時間の無駄と切り捨てていたが、プレステ買ってみた)



今までの自分であれば、「こんな無駄なことやる時間と金があったら、街でナンパするか、筋トレするわ」といってバッサリと切っていた内容です。



こうした活動を行うことで、自分の幅が確実に広がっていることを感じました。また、「楽しい!」「怖い!」など、自分の感情も良く動くようになりました。



そして、美女と会話をするときに、「この前、日本一の高さのバンジージャンプ行ってきたよ」と言った時に、「え!なにそれ!教えて!」と食いつきがめちゃくちゃ上がることも確認しました。美女は刺激に飢えているので、イケイケな体験が好きなんですね。




しかし、確かに食いつきは上がったのですが、抱けなかったです。




こうしたエピソードを話し終わって、いざ男と女のフレームで口説きに入ろうと思うと、またしても「即れる非モテ」の自分が顔を出してしまいました。



最後の最後で、どうしても日和ってしまい、強い雄を出せなかった(セックストライ&ストップロス戦略が身についているので、性的な打診は必ずしていましたが…)。



こうした「無駄・非生産活動」「QOLを無視した取り組み」で人間としての経験の幅が広がって面白味が増したことは事実です。


仕事でのコミュニケーションにも、大分「遊び」が生まれて、冗談言ったり、雑談することができるようになってきました。



一方で、自分のアスペルガー的な性格(回避型パーソナリティ)が起因して、相手とのコミュニケーションの取り方に根本的な問題があり、和み切れないのだと感じました。





3 何があっても相手の気持ち・場の空気を優先する取り組み



そこで、困ったときは先人に当たれということで、ヨン氏のツイキャスに質問しまくりました。
(ヨンさん、一度のツイキャスで僕は多数質問いれてました、すいません!)





どうやったら相手の感情を理解できるようになるのか。



ヨン氏の回答は、

どんなに疲れててしんどくても、

・自分が相手だったらどうか
・相手の立場だったらどうか
・相手はどんな気持ちか
を考えて気持ちを汲んで行動しろ。

アスペ気味の人にとっては、
めちゃくちゃしんどいけど、
こればっかりはやるしかない。

車の運転と同じで、最初はめっちゃ疲れるけど、できるようになる。



というものでした。



めちゃくちゃ自分が苦手なことでした。
人生で避け続けてきたことでした。



これまでの恋愛も、決められたトークスクリプトをぶつけるだけでした。
相手がこう言って聞いたらこう切り返すというパターンを覚えていただけでした。
そしてセックスできても、めんどくさくなってきたら関係を終わらす(フェードアウトしてブロックする)だけでした。




相手はどんな気持ちなのか考えていませんでした(考えられていなかった)。




過去に離婚してしまったのも、自分がいかに自分本位だったからなんだろうなと思い知らされました。結局、自分のことしか考えていなかったのです。相手のことを考えている、相手の気持ちに立っていると勝手に思っているだけで、自分のことしか考えられていなかった。




それから、とにかく相手の感情や気持ちを想像することに努めました。




これがめちゃくちゃ大変でした。。。
言うは易し、行うは難しです。。。




自分を優先したくなるときでも、ぐっとこらえて、相手や場を優先するようがんばりました。特に疲れててしんどいとき、寝不足なとき、相手優先を心掛けました。



スマホの待受画面にも、「どんなときでも相手だったらどうか考える!」とメモをはりました。




少しずつですが、できるようになってきました(本当に少しずつです、今も続けてます!)。





この取り組みは、自分自身を「より人間らしく」するものにしてくれました。



QOL至上主義の恋愛工学生の自分が、いつの間にか姿を消し始め、合理性の塊だった自分に、感情が戻ってきました。



しかし、本当の意味での、相手に憑依して、一緒に感情を動かすというナチュラルな「共感」の領域にはたどり着けませんでした。




そもそも、自分がなんで相手の気持ちを汲むことを人生で避け続けてきたのか、苦手なのか、諦めてしまっていたのか、
ここの根本的なルーツを見つめる必要を感じました。




そこで出会ったのが、ラーメンさん(アンソニー)さんのnoteでした。



あなたが本当の自信を持つためにすべき事(自分を肯定し、許せるようになる為に)



ラーメンさんとの出会いを機に、「内省」という強力な習慣と「自己受容」という土台を手に入れることになります。





4 ありのままの自分を受け入れる自己受容の取り組み


ラーメンさんのnoteで提唱されている「内省」というものに取り組んでいきます。


恋愛工学の実践によって、PDCを回すために日記を書いたり、アポの振り返りはやってきましたが、自分の感情を掘り下げる、自分の弱い部分と向き合うという意味での内省はしてこなかった。


・なぜ自分は人とのコミュニケーションを避けてきたのか。

・なぜ本当の自分をさらけ出して生きてこなかったのか。

・なぜ自分の意見をはっきりと言えないのか。

・なぜこんなに感情が動かない人間になってしまったのか。

・どうしてイケイケの男女相手に心が日和ってしまうのか。

・どうしていつも焦りやプレッシャーを感じて自分を責めてしまうのか。




それは、ありのままの自分を出すことで、
相手から「存在を拒絶される」「変なやつだと思われる」「ダメだと思われる」「見捨てられる」
という恐怖があったから
なんです。




だから、自分の意見を言えなかった。自己主張できなかった。
感情を出すことができなかった、というよりも感情を押し殺した。




自分の感情を押し殺せすことを続けていけば(「抑圧」し続ければ)、自分の感情が全然動かなくなるので、感性もなくなり、喜怒哀楽がなくなります。五感が閉じます。



端から見ると、「何を考えているか良くわからない人」「不思議な人(不思議ちゃん)」「変わっている人」になります。




自分の感情が動かないんですから、相手が今どういう感情にいるのかなんて、リアルに共感できるわけがありません。



僕が今までやっていた恋愛工学生として共感なんていうのは、パターンを記憶して、それっぽい定型文を言うだけの「共感のフリ」でした。同調です。



だから、感情をもっともっとのびのびと動かせれば、きっと素で「共感」できるようになるんじゃないかなと感じました。





では、なぜ自分の感情を押し殺したのか、内省しました。



その過程で、精神科医の岡田尊司さんの愛着障害理論を学び、自分は発達障害のアスペルガー症候群だと思っていたが(過去に診断されたことがあります)、アスペルガー症候群ではなく、回避型パーソナリティを持った人間なのではとの理解をしていました。

アスペルガー症候群と回避型パーソナリティは、人の気持ちを汲めない等の似た特徴を持ちますが、前者は脳機能からくる精神医学的な問題なのに対して、後者は愛着障害による心の安全基地の未整備からくる回避的な行動の問題です。





出てきた一つの答えが、



親・兄弟にありのままの自分を受け入れてもらってこなかったからでした。





僕はそれまで、親子関係や家庭環境に問題なんかない最高の家族だと思ってました。




でも、ラーメンさんの単発講習を受けたとき、「反抗期がなかった」ことを指摘され、僕は自分の感情を抑圧して大人になってきたのだと気づきました。




そういえば、親や兄弟と本音で話したことがない、という現実を直視しました。




私には「兄」がいるのですが、めちゃくちゃグレて手が付けれず、親(特に母親)を困らせていました。



だから、僕は親を悲しませないために反抗期を抑圧しました。



また、年の離れている兄に潰されないよう、グレずに勉強・陰キャ路線で生きることを選びました。



そして、兄弟間でコンプレックスがあり、自分の感情を抑圧する方向で生きてしまったのです。




また、親も仕事で忙しく、多兄弟の中で私のことをかまってくれる時間が少なかった。
そもそも親自身もアスペ気味であり、僕の感情を汲み取るのが苦手だったんだと思います。
大人になってからも、「何を考えているかわからない不思議な子供だった」と言われたことを思い出しました。






親から、どんなに変わり者でも今のままでいいんだよ、私は見捨てないからね、と言ってほしかった。




僕がどんなにアスペっぽくても、不思議なことをしてても、全部認めて受け入れて抱きしめてほしかった



単純な話なんです。




また、本当は兄みたいに、色気づいて、イケイケな遊びをして、親と意見が違えば反抗して、もっともっと自分の感情・欲望に正直に行動したかった。不良っぽい同級生から絡まれたりからかわれたときに逃げるんじゃなくて、怪我してもいいからボコボコにぶん殴ってやればよかった。




思春期は、自分の感情に素直に恋愛したかった。チャラチャラしたかった。恋愛に興味ないフリをして勉強や趣味に逃げず、恋愛したかった。オシャレもしたかったし、やんちゃもしたかった。




でも、そういう自分を出すと、兄に、クラスメイトの不良につぶされる、また、親を悲しませる、だから「自分はそういうキャラじゃない」と自分を押さえつけてきた。それを全部抑圧してきたのは自分だったんです




だから決めました。




どんな無様な自分でも、自分だけはぜんぶ認めて受け入れる。何があっても自分は自分のことを見捨てない。




「世界中が敵に回っても、自分だけは自分の味方でいてあげる。」







5 過去の問題との向き合い、親・兄弟との話し合いによる和解


どんな無様な自分でも、自分だけはぜんぶ認めて受け入れる。何があっても自分は自分のことを見捨てない。世界中が敵に回っても、自分だけは自分の味方でいてあげる。




これは効果てきめんでした。




仕事でポカをしたり、不思議ちゃんっぽい発言をしたり、とんちんかんな意見を言ったり、今までならそうならないために自分を抑圧してそのような場から回避してきましたが、「自分だけは自分を見捨てない」ので不安がなくなり、自分をさらけ出せるようになりました




こういうポカしたときに、ノートを広げ、「いくらポカしてもいい、そんなことで俺は俺を見捨てない」と書くんです。これを繰り返しました。何度も何度も。




そうすると、自分の感情をさらけ出して、仮に相手が受け入れてくれなくても、自分は自分を見捨てないということになるので、自分をさらけ出せるようになりました。




不思議なもので、こうして自分の感情をさらけだすと、相手と深いコミュニケーションが図れるようになります。そして、自分の意外な本当の性格に気づきました。




合理的で理性的な物言いをしたり、自分と相手の課題を分離して必要最低限のコミュニケーションしかとらないような性格だったのですが、冗談やユーモアを言ったり、嬉しい・楽しい・いやだ・ふざけんな等の感情を子供のように素直に表現するような性格になってきました。




なんていうか、本当は全然ガリ勉でも、理知的でも、優等生・優秀キャラでもなんでもなくて、もっとワイワイ酒飲んだりゲームしたり、女の子の話したり、そんなタイプだったんですね。きっと。



自分は自分で思ったよりも無邪気な子供なんだなと思ったんです。



やりたいことはやりたいし、やりたくないことはやりたくない。そんな当たり前の心の声をきけるようになってきました。


やりたくないことはやめちゃえばいーよね





そして、感情を無理やり押さえつけ、抑圧してきた自分に対して、



「今まで心の声を無視して、傷つけてきて本当にごめん。」


「もう自分で自分のことを傷つけたりしないから、一緒に幸せになるために協力してほしい」




と自分自身に頭を下げて、和解しました。


何度も自分に謝りました





毎日、仕事や恋愛等をしていく中で、自分の心が「もやもやした瞬間」を欠かさずにメモ取り、内省していく作業を繰り返しました。



「もやもやした瞬間」というのは何かしらのコンプレックスが心の中にあって、それに触れた瞬間の火花みたいなもの。




まず、この火花を丁寧に言語化し、「いくらもやもやしてもいいんだよ、俺は俺を見捨てないから」と自己受容します。

そして、「なんでもやもやしたんだろう」とコンプレックスを言語化し、それについて、内なる自分(インナーチャイルド)と一緒に、「時間はかかるかもしれないけど、幸せになるために一緒にがんばって乗り越えていこう」と二人三脚で解消するために歩みだす




この繰り返しで、僕はどんどん人間らしくなってきました。これだけで、心の土台が整った感覚を得ました。




そして、自分の中で大きなコンプレックスだった




「親と兄弟と本音で話して、感情を伝えて、受け入れてもらう」

 


ことに取り組むことになります。







6 心の土台(心の安全基地・基本的安心感)が整ったと感じた瞬間


たくさん話すことを時間をかけてまとめて準備して迎えたある日のこと。




僕は親と兄弟と一緒に食事をし、自分の考えていることをありのままに話しました。


・不思議ちゃんな自分も含めて、ありのままに受け入れてほしかったこと

・本当はチャラチャラしたかったのに、親を悲しませると思って自分を抑え込んで苦しかったこと

・兄が本当に怖くて、目立たないよう、不良から目を付けられないよう、地味でガリ勉の道を選んだこと

・うまく人間関係を築けず、いろんな場面で心配させてしまった申し訳なかったこと

・本当は親の老後のこととかめちゃくちゃ心配なのに、ちゃんと話し合ってこれなかったこと。

・コミュニケーションが苦手だから、そもそも親や兄弟とちゃんと話せてきたことがなくて、今からでも良い人間関係をみんなと築きたいこと





大の大人がこんなことを伝えるのは勇気がいることでした。



めちゃくちゃ緊張しましたし、不安もあって、何度もやめようと思いました。



それでも、「気づいてあげられなくてごめん」と親から言葉をもらって、本当に救われました



そして、自分が思っていた以上に、親も兄弟も普通の人間でした。


もともと仲は良いんです。絶縁とかしていたわけではありません。




ただ、ありのままの感情を伝えあってこないまま大人になってしまっていただけだったんですね。



これまでの一連の流れを通じて、自分の心の土台(心の安全基地・基本的安心感)が整ったと感じました。



実際に、今までは格上だと思って自分の意見を言うことができなかった相手(男性も女性も)とフランクにコミュニケーションとれるようになりました。


1対1じゃない複数人の場でのコミュニケーションが苦ではなくなってきました。



みんなを巻き込んで会話をしたり、女の子に恋愛工学に基づかない普通の恋愛的なコミュニケーションがとれるようになりました。



(美女と接するときは、「ディスる技術」を意識していたのですが、そんな恋愛工学的な意識などせずに、自然体で目の前の相手の反応を拾ってコミュニケーションできるようになりました。あれこれ頭の中でコンピューターを回転させなくても、女の子のいいところを自然体で褒めたり、楽しませてあげるために軽くいじったり、自然にできるようになっていました。身構えなくなりました。)



今の自分なら、ありのままでいろんなことに挑戦して人生を楽しんでいける気がしました。




だって、失敗したり、KYなことをしてしまっても、自分は自分を見捨てないし、こんな自分を理解してくれる家族(親・兄弟)がこの世の中にいるんですから。


自己受容と親・兄弟との和解の後の自分は、心がいつもポカポカしているというか、背骨が温かくなっているような不思議な感じがします。





7 これからの未来に向けて、コンプレックスの解消



自分の心の土台(心の安全基地・基本的安心感)が整ったあと、自分のこれからの人生の未来を考えました。



僕がやっていきたいことは、自分のコンプレックスの解消です。


もっももっと生きやすくなって、毎日楽しく過ごせるように、心の声をきいて、コンプレックスを解消していきたい。



そもそも、コンプレックスはいくら抱えててもいいんです。だって、コンプレックスを感じていたとしても、自分は自分を見捨てませんから。



自分の解消したいコンプレックスを書き出し、行動していくことを決めました。



もちろん中には美女攻略も含まれますし、金をもっと稼げるようになりたいという思いもあります。下品な話ですが、もっとセックスが上手くなりたいというのもあります(上手いという実感がないので笑)。



美女(大好きな河北彩花)
お金を稼ぐことへのコンプレックスの解消



不思議なもので、自分の心の土台が整ったあとの行動目標には、これまでにあったプレッシャーや自分への過度な要求がありません。




「幸せになるために取り組んでいこう」というとてもすがすがしい気分です。




だって、もし実現しなくても、それでも自分は自分のことを見捨てないんだから、安心して取り組んでいけるじゃないですか。




決してダメでもいいから適当にやろうとはならないんですよね。逆に、ダメでもいいんだから思いっきり真剣にチャレンジしようという気持ちになります。




 

最後に、2022年の僕の掲げる人生哲学・行動理念は以下の4つです。

雄(強さ) : 自分の言動・行動すべてに、雄としての強さをまとうこと
挑  戦  : 同じことの繰り返しにならず、グダにこそ挑戦を行って、人として輝くこと
相手目線  : 苦しいときこそ自分本位にならず、相手の感情と場の空気に寄り添い優先すること
     : 愛に溢れた感性豊かなコミュニケーションをとること





まだまだ旅ははじまったばかり。



これから自分の人生がもっともっと充実するものになるという確信があります。



もっともっと感情に素直になって、いろんな遊びを楽しんで生きていけると思います。



出会った人と良い人間関係を築いて、お互い笑ってコミュニケーションをとって生きていけると思います。






ここまでnoteを読んでいただきありがとうございました。少しでも読者の皆様の心の問題の解消に貢献できたのならこの上ない喜びです。



この先の人生、お互いの旅の中で交わったときは、いろいろお話しましょう!!


皆さまの発展と活躍を願っています!

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