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推しの応援

コロナ禍で外出することが少なくなり、大好きなライブに行く回数も少なくなりました
その代わりにライブ配信アプリでのライブ配信視聴が増えてきました
今応援しているシンガーは、「金浜菜夏美」さんと「TANEBI

「金浜菜夏美」さんは何度かnoteでも取り上げたことがありますが、福岡在住で一時期アイドルグループにも所属して、その後avex特待生で活動され、現在はフリーでメジャーデビューを目指しているシンガーです
まだ20代前半で歌唱力はもちろんのこと、容姿も性格も素敵な女性です

「TANEBI」は上田和寛さんと杉山勝彦さんのフォークデュオ(?)で、上田さんはストリートライブでチケットを1000枚売ってZepp なんばでライブをするという強者で、杉山さんは、Sony Music Publishingの専属作曲家を経て、乃木坂46や家入レオさんなどに楽曲提供をされており、レコード大賞も受賞された作曲家です
ストリートで出会った2人が「USAGI」でメジャーデビューをしましたが、契約が切れてフリーとなり、現在は「TANEBI」としてインディーズで活動を行っており、武道館ライブを目指しているデュオです
杉山さんの楽曲と上田さんの歌唱力、絶妙なMC(?)が魅力の40歳前後の素敵なおじさまです

僕の妻は、ここ数年、インディーズのビジュアル系バンドを推していて、コロナ禍の今年においても週1でライブに出かけています
子育てもひと段落して、ライブに行ける経済的な余裕があり、仕事もある程度融通が利くので、ライブライフを満喫しています
最近はライブ配信アプリでライブ配信されているミュージシャンも多く、
17LIVE(イチナナ)、ふわっち、BIGO LIVE、ミクチャ(MIXCHANNEL)、LINE LIVE、SHOWROOM、Pococha、ツイキャスなどなどで、ライブ配信されています
これらの配信ライブの多くは、課金によるギフトの何%かが、ミュージシャンに還元される仕組みとなっていて、金銭的な応援もできます

妻にライブに行ったり、ライブ配信を見る理由を聞いたことがあります
「自分が楽しみたいから」
バンドやメンバーを応援していないの?
「ライブに行ったりCDやグッズを買うことや、配信でギフトを渡すことが応援になっているかもしれないけど、一番は自分が楽しいから」
「自分が若いころに自由にライブに行けなかったから、その反動かもね」
なるほど、なるほど
自分より若い推しの人にに夢中になって貢いでいる(言い方ww)わけでもなく、バンドが有名になるために支援しているわけでもない
自分が楽しいからライブに足を運び、自分が楽しいからライブ配信でギフトを渡し、その結果バンドを支援していることにつながっているという、WIN-WINな関係

自分はどうなのか

妻のように楽しみたいから応援しているのか
音楽を聴くだけではだめなのか
20代の女性とファンの関係を越えたいのか
40前後のおじさまとお友達になりたいのか

ずっと疑問に感じていました

振り返ると、おにゃんこクラブ、ASAYAN、AKB48、坂道グループなど、夢に向かって頑張っている人に対して、その時代時代で応援をして楽しんできていました

なぜ応援しているのか

7月16日に「中野サンプラザ」での「TANEBI」のライブで、杉山さんが話していた言葉に答えが見つかりました
「自分がTANEBIの音楽を辞めない理由はTANEBIが青春のバンドだから」

自分が青春時代に漠然と感じていた音楽に関わる仕事へのあこがれと、ミュージシャンへの夢を実現しようと頑張っている人に自分を置き換えて応援していたのか、、、

中学~高校時代はフォークソング、ニューミュージック、洋楽などを聴いて音楽に触れる時間が多く、自分でもバンドを組んで音楽を楽しんでいました
もちろんアマチュアの遊びレベルなので、プロの音楽家になりたいとか、音楽で一生暮らしていくなんてことは考えたことはなく、ウェイトは大きかったけど趣味の範囲の活動でした
市民広場、文化祭、福祉会館など何度か大きなステージに立った時の感動は今でも鮮明に思い出されます
高校を卒業してすぐに上京し就職、結婚してからも家族や仲間に恵まれ、楽しい暮らしをしてきました
楽器を買ったり、DTMをかじったりしていたのは、音楽に関わる仕事へのあごがれがくすぶっていたんだなぁ

そろそろ会社中心の生活から第二の人生と呼ばれる時期が近づいています

応援中心の生活から、自分中心の生活に切り替える時期が来ているのかも知れません

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