#検察庁改正法案騒動における一考察

まず最初におさえておきたいのが、検察庁は法務省の下部機関で議院内閣制における内閣の一部。法務大臣が親分で、部下が検事総長ですね。大臣が指揮権発動すれば総長抜きで捜査指揮もできる。もとから時の政権の子飼いのポチ公務員ですね。はなから検察の正義、独立云々、はない。例えば尖閣諸島漁船衝突事件での中国人船長の不起訴、釈放を見ても明らか。定年延長しようがしまいが何の影響もない。それと興味深かったのが、検察とメディアの関係。検察OBと左派系新聞、現役検事と記者の親密?な関係が明らかに。ズブズブの関係ですね。

問題は、公務員定年延長法案です。法案成立は、労働組合支持母体の野党の悲願やった。何が問題なのか。延長によってどれだけのコストがかかるのか。大量の団塊の世代が丁度この年代で、一律に5年延長、高額給与維持なら莫大な税金が投入される。民間では早期退職でかなりスリムになってるのに、余剰公務員はどんだけおるんやろ。優秀な人は一握りで、コストに見合う仕事が出来るとは思えんけどな。どうせなら、若い人材を代わりに採用する方が、余程将来のためになる。

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