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EA補助ツール「EAHelper」と「EATradeStop」の比較


1.始めに

 こんにちは、パオゾウFXです。本記事では、経済指標発表等でEAを自動停止・再開等ができる補助ツール「EAHelper」と「EATradeStop」について機能比較いたします。
 私は両方使用していますので、使用感と併せてご紹介いたします。
(2023/10/25追記しました。)


2.「EAHelper」の概要について

 本ツールは「インジケーター」です。ツール設置後、後からパラメーター画面を開いて設定を編集することができます。設置後、設定の編集を行うことがままあったため、地味にありがたい仕様でした。

 機能の詳細は以下の通りです。

1. チャート右上に当日の最大ドローダウン表示
2. 前日分の損益・最大ドローダウンをご希望のLINEアカウントへ通知
3. 保有ポジションが0になったタイミングで自動売買ボタンをOFFするNOポジ停止機能
4.指標サイトの重要度に応じ保有ポジションが0になったタイミングで自動売買ボタンをOFF 指標イベント時間終了後、自動売買ボタンをONにしEAを再開する指標制御機能
5. EA売買によってチャート上に描かれる、エントリーマーク・利確ラインの一括削除ボタンを設置
6. 指定時間に自動売買ボタンをON、指定時間に自動売買ボタンをOFF(毎日同じ時間 or 曜日ごと の両対応)
7. MT4チャートウィンドウの枠・最大化ボタン・最小化ボタン・閉じるボタンを非表示化するボーダーレス機能
8. チャートウィンドウの右下にEA名などをメモれる簡易フォームを設置するチャートメモ機能

出典元:Gogojungle/EAHelper

3.「EATradeStop」の概要について

 本ツールは「スクリプト」です。ツール設置後、後からパラメーター画面を開いて設定を編集することができません。ただし、稼働時間のみ編集可能です。⇒(2023/10/25追記 Ver.2.02)本ツールは「インジケーター」に変更されました。ツール設置後、後からパラメーター画面を開いて設定を編集することができます。
 稼働停止しているかどうかは「自動売買ボタン」だけでなく、チャートが塗りつぶされ、視覚的にもわかりやすいです。

 機能の詳細は以下の通りです。

1. 停止する曜日と開始時間と終了時間を指定して任意の時刻に停止・再開
2. 停止する月日を指定して任意の月日に停止・再開
3. 指標発表の前後で指定した時間だけトレードを停止
4. 停止時にポジションクローズと待機注文のキャンセルも可能
5. ポジションを持っている場合には停止せず、決済(ノーポジション)と同時に停止することも可能
6. 停止に失敗した場合には警告メールを送信(LINE通知にも対応)
7. 指標情報を画面に表示
8. 指定した指標(国別)を対象にできる(例:USDとJPYのみ対象 等)
NEW 9. 指定した文字列を含む指標を対象にできる(例:”雇用統計”や”FOMC”など、文字列の複数指定も可能)
10. 画面から設定値(時刻指定)の変更可能(ON/OFF切り替えも可能)
11. 緊急停止機能(スマートフォンなどからの停止指示)
12. 証拠金維持率停止機能
13. 過大損失緊急停止機能
14. 恐怖指数(VIX)停止機能
NEW 15. ゴトー日停止機能
NEW 16. 停止時間までのカウントダウン機能

出典元:GogoJungle/EATradeStop

4.機能比較

 各補助ツールの機能を簡単にまとめた結果は以下の通りです。

(2023/10/25追記)


5.最後に

 自動売買を行ってくれるEAですが、重要な経済指標前には停止させたほうが無難です。しかし、特に兼業トレーダーの方は仕事や家事に追われ、停止を失念してしまう場合もあります。
 そんな時には、本記事で取り上げたような補助ツールを活用することにより、不要な損失を出さないことが可能になります。
 皆様のトレーダー生活が少しでも豊かになるようお手伝いできれば幸いです。

 もし各補助ツールが気になった方は以下のリンクからご確認ください。よろしくお願いいたします。
 最後までお読みくださりありがとうございました。


【EAHelper】
 MT4版のみ ⇒ EA補助インジケータ EAHelper 最大DD表示・損益LINE通知・クローズ時の自動停止・指標等での自動停止機能

【EATradeStop】
 MT4版 ⇒ EATradeStop 経済指標発表や任意の時間でEAを停止、開始できるMT4トレードツール

 MT5版 ⇒ 【EATradeStop】経済指標発表や任意の時間でEAを停止、開始できるMT5トレードツール


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