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「橋水の指摘」に思うこと

 ドラフト直前にDENにトレードされた橋水ことテディ・ブリッジウォーターの発言が話題になってますね。詳しいことはよくわからないですし、指摘することも出来ませんが、一応チームのオフを追ってきた者として思ったことを記していこうかと思います。

と以上のように伝えられています。内容としてはレッドゾーンや2ミニッツの状況でのオフェンスの練習を十分に行っていなかったというもの。そしてその発言に対し、ルールHCは「意見が合わないことも出てくる」「自分たちのやり方について本当に満足しているが、彼がそう思っていなかったというのは残念だ」との主旨の発言をメディアに対し行ったというものです。

 で橋水がなぜこんな指摘をしたのかという点について個人的に気になった事柄があります。それはスコット・フィッテラーGMの就任したあたりでフィッテラーGMが語ったQBの事柄について。

フィッテラーGMは会見でフランチャイズQBの定義を聞かれた時、条件の1つに「4Qでゲームの勝敗がかかってる時に勝利に導ける人」という条件を挙げたとされています。この発言自体は一般的に理想のQBに求めたい条件の1つであるので特段大したこととはいえないのですが、2020年の橋水は上に挙げたような状況で0勝8敗と散々な結果でした。そしてこのオフにはスタフォード・ワトソン・ダーノルドとトレードの噂が流れる中で、結果ダーノルドが来て結局別のトレードで橋水はDENへ行くことに。

 この経緯を思うと、個人的に橋水も苦言の1つも言いたくなったんだろうなあ…と。「自分のプレーも悪かったけど攻めあぐねた要因の1つはコーチ陣にもあるのに」「そういう練習に時間が割かれていればもっと自分もやれたのに…」みたいなことを思っての発言だったのかもしれません。この話が流れてきた時には私もちょっとばかし不快な気分になりましたが、そういえば…と上のような経緯を思い出すと人間だしそういうこともあるか…と少し思い直した次第です。

 とまあこれはあくまで私個人の感想なので、どういう経緯で本人がどう思って発言してるかなんて不明です。ただこういう部分に触れた記事を私自身がたまたまみてなかったので、こういう意見もあっていいかなあ…と思って綴った次第です。

 まあいずれにせよ終わったことなので、今シーズンに向けて改善できる部分は改善してもらいたいですね…。コーチ陣自身の満足は置いておいて。次のスターターQBとみられるダーノルドが「4Qでゲームの勝敗がかかってる時に勝利に導ける人」かどうかは今のところ微妙とせざるを得ないでしょうし。

このような記事も出てたりしますしね。

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