2019.10.31 M
Panta : 自分史の中で「M」と記されていたのがこの三浦俊一である♬ Ⅿなどというと存在しないとされているMI-6のコードネームのようだが、ずいぶん前に呼び出された全共闘裏面史の本を作りたいという会議で、まだ闘っているものたちがいるんだと席を立ったエピソードが思い出されるように、そうか「追想にあらず」とは実にMらしいタイトルだ♬ 大学の立て看の前の出会いから16号線バリケード封鎖まで自分との関わりもちょっと触れてくれている♬ 話せないことばかりだろうにどこまで吐露しているのかそこが気にならないわけがない♬ 自分はこんな時代に音楽なんてやっていていいのだろうかという憤悶に、人には分があるでしょという返ってきたひと言でいまの自分があると思えば、お互い良く生き延びてきましたと笑って読後の感想でも語り合ってみたいと思う神のいない晦日の午後・・・♬
12月5日発売
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?