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シアタートラムにて「オルレアンの少女」観劇 演出「深作健太」と・・・


満杯のシアタートラムを埋めた客席から拍手も鳴りやまず・・・

以前、映画「ワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を、自分たちもリアルタイムでショッキングだったシャロン・テート事件をして、タランティーノ監督が復讐劇とした大傑作と評したことがあるが、この「オルレアンの少女」は実に、あのベートゥベンの第九で有名なフリードリッヒ・シラーによる政治、そして民衆に翻弄されたジャンヌ・ダルクの復讐劇と解した。
そしてそれを演出した深作健太に脱帽。ヘルマン・ヘッセの「さようなら世界夫人」のイントロが流れてくるや、かつてこんなことがなかったこと…自分の曲なのにグサッと胸が突き刺されるような思いに駆られ、思わず目頭が熱くなってしまった。そして感動的なカーテンコール、こんな素晴らしいカーテンコールは初めて観させてもらった、何役もこなしながら長丁場の台詞を縦横に躍らせるキャストたちの和気あいあいとした客席とのやり取りの様も思い切り楽しませてもらった。
さあ、自分も出演する大阪公演が楽しみになってきた。ジャンヌへのシラーのやさしさに満ちた「オルレアンの少女」ぜひご堪能あれ・・・♬
https://orleans.fukasakugumi-map.jp/

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimatafuyu/20221005-00318201

夏川椎菜 ジャンヌ・ダルク


溝口琢矢 シャルル7世 レーモン ライオネル


愛原実花 イザボー大太后 アニエス・ソレル ジプシー女 黒の騎士


松田賢二 デュノワ伯爵 タルボット


宮地大介 ティボー フィリップ ラウル


峰一作 ラ・イール モンゴメリ ベルトラン


李真由子 黒の騎士


西川裕一 音楽・演奏


<特別出演> PANTA(頭脳警察) ※大阪公演のみ


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