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『It's the moooonriders』レコ発ライヴ昭和女子大学人見記念講堂

頭脳警察の精鋭若手メンバーがサポートするゴールデンカップスのリハーサル陣中見舞いに・・・♬

元気の良すぎるメンバーたちの健闘をミッキー(吉野)たちも喜んでくれていて、難波の笑顔に安心。とんでもない豪雨のなかを三軒茶屋に向けて山手通りをひた走り、安倍の晋ちゃん宅の警備が薄いことに、この警備ではすぐに破られるねと横目で見ながら昭和女子大へ車を乗り入れる。豪雨の中をファンのみなさんはびしょ濡れになりながらロビーに並んでいる。それにしても造りは古いのでバリアフリーにも程遠いが、とにかく立派で素晴らしいホールに惚れ惚れとしてしまった。なかなか音の作り方には難しいものがあるのか、その辺の危惧が本番になって露呈してしまったのはちょっと残念だったかな。
新譜を中心に進むなか、中盤で自分も出演した「ニットキャップマン~毛帽子」の中で歌われる「トキオさん」を慶一が歌いだした。ついつい自分のおかげで困らせてしまった岩井俊二監督の顔が浮かんで、ほんとに申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。
というのは、ムーンライダースの20周年記念ビデオの製作と聞いたので、これは自分が出たら面白いだろうと出演依頼もなにもないのに、自分の忍び装束を持参し現場に行ってしまったのだ。さぞ岩井俊二監督も困っただろう、慶一も断るでもなく、周りから文句も出ず、通りすがりの忍者としてこの「毛帽子」に強引に出演させてもらってしまった自分だった、いまだに監督らには申し訳ない気持ちがいっぱいなのであって、それを人見記念講堂のステージから慶一が歌いだした「トキオさん」を聴かされては豪雨の中で土下座してもかまわないくらいのいたたまれなさであった・・・。
毛ぼうし (moonriders.com)

澤部渡くん(スカート)



スカートの澤部渡くんも大活躍するなか、滞りなくコンサートは終了。休みだった岡田くんを入れた、近未来のムーンライダースのライブへの期待も高まりつつ、ファンの皆さんの満足げな姿を見送りつつ、楽屋へ直行。まずは良明と積もった話が炸裂。岡田くんの現状も踏まえ、青空ボーイズへの期待も豪雨よ晴れろといった感じで進みながら、共通の知り合いである石田さんが長野に作って開店したばかりの「カルト」の画像を見ながら話はなかなか止まらない。


白井良明と「カルト」の画像を見ながら・・


長野に開店した「カルト」


ひとしきり楽屋話で盛り上がり、そろそろ退散しようと楽屋を出たところ、来訪者から解放された慶一と鉢合わせ。イギリスからきたスピーカー技師のポールを連れた佐藤奈々子も加わり記念撮影。外へ出ればやっと雨が止んだ模様。湯島で見つけた新しい十割蕎麦屋で超絶美味な蕎麦を塩でつけて食べてくださいとの店主からのリクエスト通り忠実に言われたとおり食する。それはそれは素晴しい喉越し、家へ帰る間中、喉越しからその出汁の残り香が消えることはなかったIt's the moooonridersな夜だった・・・♬


『It's the moooonriders』


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