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2019.2.2 橋本治告別式

Panta : 2月2日 橋本治告別式 まさかこんな日が来るとは微塵にも思わなかったが、出棺に際し、花を置かせてもらうついでに頭をなでなでしてあげた♬ 斎場に移動し、テーブルで柳澤くん、そして豊多摩高校時代の学友と話していると、やおら高校時代の冊子を取り出して見せてくれた。驚愕、14歳のピカソを見て以来の衝撃だった♬ すべて17歳の橋本治監修のこの冊子は、50円という定価がついていたらしいが、誰も払ったものはいないらしい、自分も67年の17歳くらいのときには、当時のスキップジャックスというバンド名を使い、デビューアルバムからソロアルバムを含む八枚くらいのアルバム構想をノートに書き連ねていたので気持ちはものすごくよくわかる、辛辣なひと言が加えられているクラスメートの似顔絵と、最後の自分の似顔絵につけられた世紀の天才、橋本治少年の紹介が微笑ましい、そして実は自分にとってこれが橋本治の最初の惹かれたところだったのだ、止めてくれるなおっかさん、男東大どこへ行くのポスターは知っていたくせに、うっかり対談後の帰り道に、大学どこだっけ?とバカな質問をしてしまったとき、帰ってきた言葉は、「あぁ、東大」と間髪を入れず帰ってきたのだった、これがすばらしく、こいつは半端じゃなくすげえやとの出会いの一瞬だった。この東大という答え方はとても難しく、とにかく橋本治くんの答え方は絶品だったのだ・・・♬ ずいぶんとたくさんの作品を見させてもらったのだが、このままにしておくのは勿体ないので、いずれ展示会など企画してよとテーブルで盛り上がっていたのだった・・・♬

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