見出し画像

2019.3.29 ショーケン

グループサウンズのヒーローがまたひとり消えた…
Mr YUYAとの別れもまだ済んでいないのに・・・
タイガースのジュリーと並んでトップスターを争ったテンプターズのショーケン
グループサウンズに別れを告げ、ジュリーとふたりヴォーカルで結成したザ・ピッグで、頭脳警察などと一緒に出た日比谷野音で商業主義と石を投げられたザ・ピッグ
そのデビューは鮮烈で新鮮で新しいビート感覚に包まれるような出現だった
「忘れえぬ君」が大好きだったテンプターズ
イントロの松崎くんのギターが好きだった、
NO NO NO のハモリがまた好きだった、
世に騒がれたローリングストーンズっぽさより、
自分は先日亡くなったスコット・ウォーカーのいた
ウォーカーブラザースと同じ匂いを感じてしまっていた。
あるウェスタンカーニバルのとき、ワイルドワンズの楽屋で仲の良い
植田芳暁くん 鳥塚しげきくんらとワイワイ盛り上がっているところへ、テンプターズの
大口広司くんがやってきて、それからどうしたんだか植田くんが詳しいので今度話を聞こうと思っているのだが、いたずらを仕掛ける計画で、その貧乏くじでもないが、自分がやる羽目になってしまい、やんややんやとけしかけてきたのが大口くんだった。三回回しのステージで、一回目と二回目は見送り、三回目にいよいよ仕掛けることになり、ステージに上がる前にトイレに行くと、隣にショーケンがやってきて、連れションしながら、PANTA、ホントにやるの?と言われたもので、すでに引くに引けない状況の中で、ああ、やるよ!と吐き捨てるように返事をしたことが記憶に焼きついている。その後の話しは長くなるので、興味あるかたはいろいろ調べてほしいが、ワイルドワンズが終わり、最後のフォーリーヴスの前に、頭脳警察は少女たちの前で、「言い訳なんかいらねえよ、てめえの〇〇〇にきいてみな」と唄いながらズボンを下ろし、騒然となる客席を前に〇〇行為に始めだしたのである。
のちに数年前、一緒にやっていたコーラスの女の子がちょうど同じ時期にショーケンのユニットでやっていたこともあり、彼女宛に電話が入り、PANTAにマスターベーションを教えたのはオレだと自慢げに話して電話を切ったらしく、話を聞いて大笑い、どこのだれがショーケンに教えてもらわなきゃいけないんじゃ!そんなこと中学からしてるわいっ!とまたまた電話の向こうに吐き捨てるように言葉を飛ばしたことも記憶に新しい。
彼の私生活など接していないし、噂にしか知らないが、あの純な感性ではいろんなところでぶつかるだろうなと予感させるには充分な萩原健一という男との第三種接近遭遇のようなものだった♬

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?