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塚原先生の講座まとめ。

土曜日に講座の後編が終了。
障害者の芸術活動の可能性をセラピー効果と本人を理解するツールとして。
四大元素の観点から素材と障害特性との関係をみる。
人間の4分節構造はさらっと。

芸術活動には
素材を通して世界と出会うこと
言葉にならない思いや自分や今の状態を表現すること
逸脱の見られる特性にバランスを与えること
彼らの美しい/個性的な作品を社会と関わるツールにすること(販売や展示、紹介を通して)
理解できてできることがあることそのものが行動障害を防ぎ得ることも多い。

そんな可能性があるというお話。

同じものを作り続ける行動のおもしろさに芸術だ!と感じる一方
その独特な世界にこのまま続けたらどうなるのかちょっと不安にもなっていた。
世界は変化を続けて人間はその変化を受け止めて合わせていくしかない。
地下のコントロールされた環境で一生同じ世界で生きていくことが健康的かといえば、違うと思う。
今の社会の中で生きていくために、辛いことを理解してくれる人がいて、
いきやすい手立てを作っていきていくためにも
バランスを取るように魂を動かして世界とよりよく出会っていくように支えていくことが必要なのだ。

彼らが表出できるように
そして表出したものからより理解をして
必要な助けを作っていくために

WHITE CANVASは芸術活動を行いたいんだって
考えが深まった3年目に入ったばっかりの晩秋であります。

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