救い

人生の中で救われた経験、というのは誰しも少なからずあるんだと思う。
私は今まで3度大きく救われた経験がある。

中学の不登校時代、生きるのを諦めようとしていた事がある。
その時は、「今死んだら好きなアーティストの新曲聴けないや」と思って思いとどまった。わぁ単純。

社会人2年目、業務負担が大きくうつ病を患った時。
朝が来てほしくなくて、毎日泣いていた頃。
休職期間を経て出会ったコミュニティが写真だった。
大学で辞めていたカメラをもう一度手に取った。
同人で写真集をいくつか出して、フォトコンテストにも応募した。
フジフイルムの写真展に採用されて作品が全国まわった。
時期は違えど憧れている写真家と同じ写真展に出す事が出来て嬉しかった。

そして強迫性障害という自分の脳内と戦っている頃。
プロレスに出会って症状が落ち着いたという話は過去にした。

些細な事でも、誰かを救う可能性がある。
きっとそう、私は信じている。