僕は君の泣いているところを見たことがない。



君と出会ったのはいつだっけな、

気づけば隣に居た
一緒に笑って些細なことで喧嘩もしてさ、

けど君が泣いているところを一度も見たことがない。それはいい事なのかもしれない、

でも、、

もしその涙に気づけてなかったとしたら僕はバカだ。1人で泣いている君に気づいてあげれない。

僕には分からない

君が泣いていたとしてもその涙はすぐに紛れてしまうから

僕には気づけない

君が泣いて、泣いて、泣き腫らしていたとしても


ごめんね。


でも
僕はいつも君のそばにいるよ
笑っていても怒ってても泣いていても、
ずっとずっとそばにいる。

明日はさ、どこに行こうか。
君に付いていくよ、

「あっ、みて!流れ星だ!願い事しなきゃ」

空を見上げる君

来世は君の涙に気づけますように
僕も心の中で願い事をした


君の鱗が一瞬明るく光った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?