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YouTubeサムネイルで失敗しない基礎知識

今回は、YouTubeのサムネイル制作における考え方について書いていきたいと思います。

この記事では「CTRを上げるためには〇〇が重要!」といった具体的なテクニックを扱うよりも、サムネイル制作における全体像を理解して頂くことが最大の目的となっております。

私自身がYouTubeチャンネルを運営する中で試行錯誤を繰り返し、経験豊富なプロのマーケターの方からアドバイスを頂きながらまとめたノウハウを書いていきたいと思います。

サムネイルで意識すべき2つの変数

「サムネイル改善 = CTRの改善」だと思っている人は多いのではないでしょうか?(僕も少し前までそう思っていました)

試行錯誤を繰り返す中で、最終的に以下の2つの変数を意識するようになりました。

  1. 動画のクリック率(CTR)

  2. インプレッション範囲(量)

「インプレッション範囲ってどういうこと?」となると思いますが、後ほど説明しますのでご安心ください。

1.動画のクリック率(CTR)

サムネイルによってクリック率を最大化することはアルゴリズム的に非常に重要となってきます。

なぜなら、YouTubeのビジネスモデル上、視聴者の時間を1秒でも奪いたいから。そして、視聴者を惹きつけてくれる動画をYouTubeは評価します。

具体的に言うと、クリック率が高く視聴時間が長い動画はYouTubeから評価されます。(アルゴリズムについては別のnoteで解説します)

クリック率(CTR)の改善方法

では、クリック率はどのように改善すれば良いのか?

方法は色々とありますが、「言葉」と「デザイン」に分けて改善していくのがオススメです。

・「言葉」の改善ポイント
「どのようなワード・訴求が刺さるのか」「適切な文字数」「文字フォントは何が良いか」「動画の内容を適切に表現できているか」「釣りサムネになっていないか」「NG表現はないか」「仮説のあるサムネイルであるか」など

・「デザイン」の改善ポイント
「レイアウト」「色の組み合わせ」「イラストの使い方」「全体的なテイスト」など

こんな感じで、「言葉」「デザイン」での改善ポイントを洗い出し、何回もテストしながら成果が出るパターンを発見していくのが良いです。

正解はチャンネルによってバラバラだと思いますが、何パターンもテストすると自チャンネルに合うパターンが見つかってきます

大切なのは、何度も仮説を立てて検証をする泥臭い作業を愚直にやり切ること、だと思っています。

また、心理学を勉強して取り入れていくのもおすすめで、僕もよくやっています。

「損失回避の法則」はよく使いますし、「楽して得をしたい」という視聴者の気持ちがあることを前提として頭に入れながら考えることが多いです。

例えば、以下のような形で取り入れるイメージですね。

・損失回避の法則
「〜で失敗しないコツ」「〜で失敗する人がやっている行動」など

・楽して得する
「ポイントはたった3つ」「コレだけやればOK」など

他にも色々あると思いますので、心理学や行動経済学を勉強し、転用していくのもアリです。

2.インプレッション範囲(量)

実は、サムネイルによってインプレッション数(範囲)を増やすことが可能です。

「クリック率を上げるとインプレッション伸びるよ!」という話ではなく、サムネイルによってインプレッションが変動するケースもあるのです。

これは、Googleの画像認識技術が大きく関わってきます。
突然ですが、皆さんはGoogle Photoを利用したことがありますか?

使っている人はご存知だと思いますが、メニューバーの「データ探索」を押すと、「人物」「画像のジャンル」を一覧で表示してくれるんです。

例えばこんな感じです。

Googleフォトの「データ探索」

イチゴの写真を「食品」と分類したり、夕焼けの写真は「日没」と分類されています。ちなみに、野球やサッカーなど、スポーツの分類も精度高くできていました。

これから分かるように、Google(YouTube)は画像認識技術によってサムネイルの文字・イラストから動画の内容を判別しています。(ここ大切)

実験してみると分かりますが、特定の言葉を入れたり、イラストを挿入することでインプレッション範囲が変わることは多々あります。

何が効果があり、効果が無いのかを実際にテストしてみるのはいかがでしょうか?

サムネイルで失敗しないために大切なマインド

最後に、サムネイルを改善する上で大切だと思うマインドを箇条書きでまとめておきます

  1. 「サムネイルは超重要」だと理解しよう

  2. 実験しまくるスタンス大切

  3. 良し悪しはデータから判断すべし

  4. 仮説を立てる癖作り

  5. 1動画3パターンは作っておこう

以上です!

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