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自分の占星術小史、及びウラニアンのアドバンテージ①。

少し前にソーラーアーク天王星がアセンダントにハードアスペクトを完成させましたので、自分が、広く世界に対して持っている関係性を革命的に一新しようと思いたちノートを始めました。ちなみに天王星はウラニアンですと占星術を表す主要な表示体の一つになるかと思います。あるインドの星学家によると、占星術そのものはサウスノードだそうです。計算数学の表示体だからです。トランジットのノースノード(平均)自体もお牛に入りチャートのアングルに強い影響を及ぼしはじめております。

タイトルのテーマについて、私はもともと誰もが通るであろう占星術の流れに沿って、いわゆる一般的な現代西洋占星術からスタートしました。少し勉強したらすぐに分かることですが、ハウス分割がたくさんあって色んな人がいろんな分割方法を使用している様を見て、一言でいうと大層混乱しました。プラシーダスの使用率が割と多い気がしますが、それですと、世界には、ハウス分割がめちゃくちゃ歪になる場所もあると聞いてその時点でアウトとなりました。。これは、あくまで、自分にとって食指が動かなくなったハウス分割となったというだけの話で、一般的に意味がないという意味ではもちろん全くないです。

この混乱を避けるために向かった先が、もう賢明な読者諸氏には予測がつくことと思いますが、インド占星術です。一般に普通のインド占星術にはハウス分割が大きく分けて二種類あって、一つは、ホールサインハウス、もう一つはバーバチャリタハウスシステムです。ホールサインハウスはご存知のかたも多いでしょうが、ジェームスホールデン、ロバートハンド、そしてヘレニスティック占星術で有名なクリスブレナンさん等が唱導しているハウスシステムです。例えば、アセンダントの度数がかに座内にあったとして、それが2度にあろうが29度にあろうが、蟹座というサイン30度全体がすべてアセンダントとなるというものです。そして第2ハウスが獅子座のサイン全体、第3ハウスが乙女座のサイン全体、、、、そして第12ハウスが双子座のサイン全体になるわけです。これだと、いわゆるハウス五度前ルールというような技法を使う必要がなくなり、チャートがとてもスッキリします。もっとも、特に西洋式ですと、ASC、MC等のアングルの度数そのものは重要な感受点として使用されています。

続く




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