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群馬10000mUPチャレンジ再びDay2

安い宿を求めて慌てて探したせいかDay1とスタート場所が違うのに気付かず
40km以上離れたペンションを予約したら昼間走った山道の更に奥だった。
まぁ素泊まりだけど安かったし風呂は貸し切り状態だったので
ゆったり出来て身体も温まったので回復出来た感じ。
その後Tは部屋に戻ってtwitterでのコメントの返事して就寝zzz

集合時間が早いのと距離があるのでAM3時に起床。
部屋にトイレが無いので共同便所にどうせ誰も起きてこないしパンイチで
行き用を済ませ戻ってくると・・部屋のドアが開かない!!!!
寝る前にドア閉めようとしても閉まらないボロドアだったのに
まさかの締め出しで顔面蒼白・・だって鍵もスマホも服すら着てないのに!
早朝というか夜中過ぎてチャイムを押しても応答無し・・
管理人も多分余所で寝ているのであろう・・
呼び出そうにも電話番号知らないしスマホも無いし・・
このままだと他の客の朝食を準備する為に起きてくるまでは
どうにもならない予感・・・
俺はAM5時にはスタート地点に行かないとならないのに・・オワタ・・
・・・
とりあえず入り口のカウンター辺りを申し訳無いけど物色し予備鍵を探す。
壁に沢山鍵を引っ掛けてあったので探すが俺の部屋の番号の鍵は無い。
倉庫の鍵とか車の鍵とかしかない・・とりあえず無記名の鍵もあったので
試しに鍵穴に突っ込んでみるが勿論合わないから回らないし開かない。
・・・
仕方無いからドアをぶっ壊そうかと思ったが流石にヤバいので止めた。
「こんな事で10000mUP、またDNFかよ・・」と1人嘆くが
諦めきれないのでまたもやカウンター奥の倉庫部屋とかを開けると
その奥に寝ている人発見!!チェックインの時に居たオジサンだった。
申し訳無いが叩き起こして事情を説明して予備鍵を出して貰い
慌てて準備してスタート地点まで峠道もかっ飛ばしてなんとか間に合った。
・・・
初日もナビ不調で遅刻寸前でFL5に鞭入れてなんとしたりと本当にもう
どんだけトラブルメーカーなんだとDay2が不安になりつつも朝を迎える。

スタート地点にはパンダ練の仲間が応援に駆けつけてくれていた。
その事も知っていたのでペンションドアロック事件はメチャ焦ってたのだ。
その内の2人はセルフで同行してくれるとの事で有り難い。
まぁブルベだと参加者同士の協力はOKだが
そうでない者の同行は手助けと見なされ禁止なんだけど
(過去に某ショップの某氏がソレやって出禁になった)
ブルベでは無いし牽いてもらう訳でも無いし
参加費用払って無いからエイド補給は受けないしまぁOKって事で。

で無事スタート。
今回はすぐに緩めではあるが登りっぽいのでDay1程速くは無い。
でも暫くして左折して完全な登り区間になったらアタックはしてないけど
先頭集団は4~5倍で走ってる感じ。
早速パックが分かれ始めるが何故か自分は少しは集団後方で楽したいと思い
その先頭集団に追いついてパック内に。
まぁキツいがなんとかなるペース。気付けば後方は見えなくなったが
とりあえず暫くは頑張ってみよう!と奮起するがよ~く考えたら
パンダ練の仲間の事忘れてて先行してしまったw
(後で聞いたら彼らは後方の更に後ろで遅れてスタートしてたとの事)
この辺りで確信したんだけどDay1の身体ダメージは少ないと。
前回のグラベルロードでのDay1後のDay2序盤は疲労が
抜け切れてなかった感はあった。
chapter2のAOが悪いのではなくやはりタイヤの抵抗やらセットしてある
ギア比の関係で(F39R11-42)多少なりとも無理してたかもなのと
それ以上にエスワのルーベちゃんがかなりいなしてくれたんだろうな・・。

2つ目のクライム場所を終えて3つ目に来るとそこは群サイの近く。
前回と反対回りしてるんだな~と気付く頃には流石にペース落として
先頭集団から離脱したw。
「この辺りで前回ナビの不調でミスコース連発して萎えてたんだよな・・」
と感慨深くなりつつも道間違えないように
サイコンナビを確認しながら走る。
前回とは逆走してるんだな~と思いつつミスってないから精神的にも
落ち着いているのでワリと気楽。
・・が気を抜いていたのか下りになると一緒に走っていた方が
ばびゅ~んっと先行してしまい差が開いてしまって一人旅に。まぁいいか。
登りになると前方でローペースで走っていられるから自分のペースだと
追いつけちゃうので合流出来るなぁ・・と思ったら気付けば後方に
篠っちパックが現れ追ってきている。
すぐに飲まれると思ったけどそうでもないのでそのまま走っていると
やたらと力が出なくなってきた・・要するに腹減ってきた・・。
早朝のペンションドアロック事件で遅刻寸前だったので
スタート前にコンビニにも寄れず大して腹に入れてない影響が出てきた。
手持ちの補給物資はゼロでどうにもならない。なので失速ついでに
篠っちパックに飲まれつつ
「誰か分けて貰える補給食持った方居ませんか?」と聞くと
群馬グリフィンの選手の方がカロリーメイトを手渡してくれて助かった。
「チームカーに補給あるから呼びましょうか?」と更に優しい言葉。
まぁ流石にこのカロリーメイトで今登ってる箇所はクリア出来そうなので
そこまでは甘えずにしたがモグモグしている内にそのパックからも
千切れてまた一人旅に。

登りきるとココは来た道をそのまま下り返すんだけど
いきなり下らずサポートカーやグリフィンカーに近寄りおにぎりやら
パンやら補給物資を頂戴して身体に蓄えてから下山。
下山中にパンダ練仲間とスライド。
やはりセルフで同じコースを走っている事を確信しつつとりあえずまだ
差があるし自分のペースも崩したくないので待たずにそのまま下山。
そしてある意味今回一番キツいとされる20世紀の森の直登で10%以上
連続坂ゾーンに突入となる。

7月の時は朝まで濡れていた路面が天候回復で乾いて湿気を含む暑さに
何回もミスコースした焦りと最後尾という不安さでここを登っていて
とても辛かった思い出が強い場所。
しかもココの後半でやっと参加者が視界に入って抜く事が出来て
この方と一緒に走ればもうミスコースしないかも・・と安堵していたら
「自分、実力に合ってなかったのでこの後のCPでDNFします・・」
と言われて「えっ・・・???」ってなったんだよな~。
今回は登り始めのキツい箇所では
「キツいけど楽しい~♪意外とココ好きだな~♪」
なんて一人でブツブツ言いながら走っていたけどやはり本番の直登区間に
突入すると段々苦しくなってきたし全然参加者の姿見えないので不安に。
途中で路肩に車止めて作業?しているおっちゃんに
「自分みたいな自転車乗った人達、通った?」と訪ねると
うなずいていたので一応安心したのでボチボチ登る。
実はグリフィンの選手に補給貰った辺りからまた腰痛が目覚めてて
結構だましだまししながら怪我して踏み込むと痛い大腿骨の患部を
庇いつつもダンシングでいなして走っている状態だったので
そうなってくるとどうしてもペースが落ちるから中々登りが終わらない。
結局誰とも遭遇する事無く登り区間が終わり登頂して
設置されたエイドに辿り着くと数名の参加者が休憩していてホッとする。

ここで用意されたドリンクやマスカット、とにかく補給をむさぼり喰うw。
と、していると後から登ってきたサイクリストがまさかの追いついてきた
パンダ練メンバーだと気付き驚きと安堵(^o^)
先程のスライド位置から考えるとメチャ速いな・・恐ろしいw。
もう一人は「登りで置いてきたw」らしいがそんなに遅れて無いはずなので
彼が来るまで休憩継続。
この段階で先に居た参加者も自分より後からきた参加者も先行して
リスタートしてしまったのでほぼ最後尾になったが
まぁここからはパンダ練の親友達と走ろうと思ったので遅れても
完走出来れば問題無しに切替える。
これは前回出来なかった気持ちの切替え。焦りが無いから心が病まない。
・・・
しかしかなり待っても来ないから流石にリスタート。
どうやら最後まで登頂しないで分岐を曲がって下ってしまったようだw。
この下りも前回は下り過ぎて次の分岐を曲がらず走ってミスコースして
また数km無駄に登り返したから結構トラウマな道。
まぁ今回は下りきって大丈夫みたいなので恐る恐る走っていると
パンダ連メンバーが止まって待っていた。しかももう一人追加で(^o^)
これは和んでかなり心が癒やされ回復し力も貰えた。
流石に同行はしないようだが群馬の他のコースを楽しむようだ。
・・と言うわけで見送ってくれたconさんに感謝しつつ
ここからは自分とRYUさんとイケヒロさんのパックで走行継続に。
まぁ一応牽いてもらうカタチにならないように走る。

次なる峠は7月の時に最初に登った道。
昨日は下ってきたしその後は宿に行くのにFL5で通ったから
もうココはいいよw・・って道。
談笑しながら登っていたが途中は疲れも出てきたのと保身で
無理に強く走らずしたら2人から千切れる場面も。
中盤で他の参加者さんと合流したがその方も失速しててちょっと心配。
まぁ長丁場なので自分のペースで走るしかないんだよね。
その後登りきった先のトンネルの先で少し休憩して下山。
昨日写真撮ったドラゴンボールの悟空らしき案山子付近を通過すると
このエリアは毎回案山子を作るイベント?やってるらしいと教えてもらう。
下り切ってから少しアップダウンを繰り返すと昨日もお世話になった
金精峠登り手前にあるコンビニに辿りつきまた補給。
セルフで走っている2人はエイド補給受けてなかったので重要。
補給していると先程失速していた参加者の方も到着してた。
どうやらハンガーノックで力が出なかったらしく補給したら
多少回復したのか自分達より先に出発してた。

しばらくはガツンって感じの登りが無くてアップダウンとゆるやかに
微妙に登っていく感じが続く。
途中で体調不良でDNFしてしまったおーにし君と彼女がトランポで
応援してくれてたり和むが完走出来なくて残念だ。
川沿いの木陰をず~っと走って行くので涼しいというか寒い。
今回のリベンジで走っていて7月にココ走ったな~ってのが思い出される。
すぐに気付かないのは前回と逆周りしてる箇所が多いからかも。
走っていると右側にエイドが見えたので寄ろうとしたら
「戻ってきてから!」と言われどうやらこの先を数km走って
往復し終えてからではないと寄っては駄目らしい。
先程のおーにし君のトランポも見えたので話したかったんだけどなぁ。
同じ道往復エリアなので進んで行くと先行してた参加者とスライドする。
まぁやはりビリの方を安定して走っているけど
親友達がいるから気にしないから心が揺れないw
まぁ特に何事もなく往復を終えてエイドに到着。

親友二人はセルフ参加なのでエイドに近づかなかったが
スタッフさんが余分に補給食もあるしDNFした方の分も余っているし
残しても処分してしまうからどうぞ~♪って言ってくれて
二人を呼び寄せ和み休憩。
まぁDay2だけとはいえ完走したら約200kmの5000mUPだし
群馬を走って楽しんで貰えてるしブルベと違ってそこまで厳しい規則も
無いので本当に助かるし優しい。
何回も食べているけどマスカット美味いので何個も食べちゃう(^o^)

でもってここから後半戦の山場(全部山かw)坤六峠。
前回と反対から登るんだけど長い・・。
でも前回より直登っぽくない系な道なので全然楽♪
前回は20km以上淡々とキツめの斜度をグラベルロードで単独で登り
まさか自分が先頭走っていると気付かず先導のオートバイに見張られ
なんとなく早く行かないといけない重圧があったり
後半戦で後ろから追い上げてきた高岡さんに一瞥もくれられず
抜かれたりグリフィンの選手にも抜かれたりした思い出の場所w


途中で疲れて二人から千切れ弱った所見せちゃったけど
完走出来そうな感じが見えてきたので無理するの止めて日和って
追わなかったんだけど俺らしくない走りだったな・・と思ったが
斜度がキツかったり長丁場の登りをすると腰痛が顔を出していたのに
後半になればなるほどソレが引っ込んでいる。
コレって間違いなく親友達と走っていてリラックス出来ているから
上手い事無駄に力入れてないからだと思う。
本当に二人に感謝だ。
走りながらその事を伝えると来た甲斐があったと笑ってた。
前半中々追いつかないからもう会えないまま終わるんじゃないかと
思ったよ~!とも言われ笑みがこぼれる。
後半でこんな感じだもん!他の参加者と違って俺はズルイね。
嬉しいドーピング受けまくりだし(^o^)。

坤六峠登頂でホッとしたがここからは長い下り区間でメッチャ冷えるTOT
今回のコースってかなり川沿いを走るので
川の流れや湧き水とかを見ると癒やされる俺ではあるが
冷気が強くて身体がガチガチに震える・・辛い・・。
ビリの方ではあるが時間は全然余裕なので途中でトイレ休憩したりして
無理なく走る事にしてラストの谷川岳に向かう。

登山、ハイキングしている方だらけの谷川岳エリア突入。
前半やたらとユルかった登りであったが踏切越えたらそこそこあって
辛くなってきた。
車が入れないエリアに突入し林道っぽくなってきてガーミンの
クライムプロが登りの終わりを告げてからがやたらと長い道のりにw
林道っぽいのにイケヒロさんに聞いたらここも国道らしく驚きw
先行したRYUさんが全然見えないのでまだ先かよ~!と愚痴りながら
結構奥まで進むとメチャ良い景色が!!これが谷川岳か!!


ラストにこんな絶景を持ってくるなんて主催者も粋だね~♪

時間に余裕があるとはいえ流石に夕方近いし天候も良い訳ではないので
写真撮り終えてからはさっさと下山。
ビリかと思ったら二人ほど上がってくる。
一人は途中でハンガーノックになったスペシャの彼で
どうやら坤六峠登り途中の分岐でミスコースしたらしい。
もう一人はキャノンデールの方でDay1でも遅れがちだったので
もうDNFしてしまったのかと思っていたが頑張って走っていた。強い!
まぁ止まる事なく後は下り基調でスタート&ゴール地点まで。
なんとなく逸ってしまい強く走ってしまいがちだったが
ここは冷静に安全に完走を目指したいのでセルフコントロール。
そして到着!!

7月はミスコース連発で精神的に壊れかけ無駄に走り時間も削られ
スタッフに迷惑掛けて申し訳無いと思い2/3で自らDNFしてしまったけど
今回は親友達のおかげで精神面は120%元気で完走!
正直自分にとっては200kmx2も10000mUPも余裕と思っていたんだけど
想定外のトラブルがあったりすると簡単に崩れてしまうんだなと感じた。
今回はソレが無かったから強がって言えば余裕だった。
速さを求めたらもう少し崩れたかもしれないけどレースでは無いしね。
まぁDay1もDay2もスタート前トラブルには相当焦ったがwww。


と言う訳でリベンジ達成!



KittenRacingさんの小猫娘達もパンダ練も宣伝出来たかな?まだまだかな?
まぁまさかこんなに今年群馬を走る事になるとは・・面白かったゾ!

・・・来年はどうするかな・・それと次戦・・・
やっと新しい事に進み出せれるし何を楽しもうかな~(^o^)



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