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最強ラスボス降臨!?バラモルドの強さと弱点、デッキの考察

「王来篇拡張パック第4弾 終末王龍大戦」

遂に発売されました!
王来篇のクライマックスに相応しく、派手なギミックを持つキングマスターも収録されていました。

それが「Volzeos-Balamord」(ヴォルゼオス-バラモルド)

①「Volzeos-Balamord」とは

3枚のカードから構成された9コストの大型ディスペクター。

スピードアタッカーワールドブレイク
出たターンはブロックされない、攻撃時に相手の手札を全て捨てさせる。

エクストラEXライフで出す時に山札から2枚をシールド化、更にG・ストライクを使用した時にマナ加速と敵を1体タップ。

攻めも守りも強い、正にラスボスと言った性能です。

構成されるカード全てがG・ストライクを持っていて自身の効果との親和性があり、
手札からマナに置く時にはアンタップする効果のお陰でカード単体では効果が無いもののマナとして置く際は他のカードより強く使えます。

アンタップで置ける多色マナの強みを活かしマナ加速し、
G・ストライクでしっかり守りつつ

「Volzeos-Balamord」の着地を狙う

そんな動きをするデッキになりそうです。

②課題

そんな「Volzeos-Balamord」、
使ってみたらある弱点に気付きました。

受けがG・ストライクに偏っている関係上、序盤からの横展開に弱いです。

ヒャクメ-4獅子王の遺跡が絡まないと着地する前に面の処理が追い付かず負けますし、

仮にVolzeos-Balamordが着地しても1面しか触れず、手札は刈り取ったが面は残った状態。
取りこぼした盤面の打点で負けてしまうと言う事が結構ありました。

G・ストライクのみに頼らず、盤面の処理を疎かにしない事は課題の1つになりそうです。
(最近は余り採用されていませんがとこしえの超人がかなり厳しいので、その対策としても処理札は用意しておきたいと考えています)

③改善案

本体が9マナと重たい為、手打ちで盤面を処理しながらマナ加速は難しいと判断。
また、火噴くナウは良さそうと試して見ましたが、「Volzeos-Balamord」のパーツが0コスト扱いなのもあり処理札として不安を感じ使用感はイマイチに思いました。

そこで注目したのが「アタック・チャンス」

「Volzeos-Balamord」の着地まではマナを伸ばしG・ストライクで耐え、
着地したターンに手札と盤面の処理を同時に行おう!と言う作戦です。

5色のディスペクターである為、全ての文明に対応したディスペクター専用のアタック・チャンスを使う事が出来、
またドローやマナ加速の付加価値もあり、カード単体として見てもそれなりに仕事してくれるのではないかと考え試したところ…

見事にハマって、構築を歪ませないレベルで面処理の弱さが改善されました!

④現段階での構築

この経緯を踏まえ、現在使用している構築がこちらになります。


マナ加速から「Volzeos-Balamord」の召喚を基本に、相手によっては除去やドルファディロムを挟み勝利を目指します。

目指すゴールが決まっている為に扱いやすく、デュエマを始めたばかりの方にもオススメです。(ちょっと動きは普通のデッキと違いますが…笑)

採用したアタック・チャンス2種と、触れていないドルファディロムについて少し解説。

・聖魔連結王 ドルファディロム 2枚

「Volzeos-Balamord」に足りない面の処理に長けたディスペクターとして採用。
赤単我我我、鬼羅スターに強く、序盤から継続して殴られる動きが苦手なのでヒャクメ+ドルファのカウンターを用意し、そのプランを咎める意味でもドルファは必要だと感じています。


・禁時王秘伝エンドオブランド 4枚

コスト8までのクリーチャーを処理しつつ、ドローに軽い呪文ロックもある便利呪文。
アルカディアス・モモキングが居ても発動する事が出来る為、アルカディアス・モモキングを処理しつつ盾のヒャクメ、獅子王を有効札にしてカウンター、なんて動きも狙う事が出来ます。


・終末王秘伝オリジナルフィナーレ 2枚

盤面処理とマナ加速が同時に行える為、アタック・チャンスでなく手打ちでも非常に便利な呪文。
ミラクル→フィナーレと動くと次のターンにスムーズに「Volzeos-Balamord」を召喚出来るのは高評価です。

破壊では無く-修正なので、パワーが大きなクリーチャーに対して序盤は効き目が悪いですが、スター進化やEXライフに対しては強く使える事があります。


・オマケ 天災デドダム

今回は多色の枚数を気にして採用していませんが、マナ加速にデドダムなどのクリーチャーを採用すると、「Volzeos-Balamord」のワールドブレイクで割った後にスムーズにトドメを刺せるので盾の薄いデッキへの勝率が上がりそうです。

デッドダムドも一緒に採用すれば面処理の役割も兼ねる事が出来るかも知れません。
(侵略自体がメタに引っかかり易いですが…笑)


・オマケ 奇天烈 シャッフ

デッキ自体がマナ加速→大型とシンプルな動きなので、早いターンでの特殊勝利を狙うコンボデッキには部が悪そうです。(青黒スコーラー墓地退化など)

呪文を封じつつマナ加速を並行して行えるよう、クリーチャーである妨害札は呪文主体のコンボデッキに対しては必要になるかも。
また、クリーチャーの攻撃を封じるのは盤面のクリーチャーへの回答にもなり得たり、中々器用なカードに感じます。
周りの環境との相談になりそうですね。

④終わりに

まだ発売されたばかりで未開拓な部分が多い

「Volzeos-Balamord」

今回の構築もあくまでアプローチの1つであり、正解はこれ!と言うものではありませんが、

見てくれた皆様の構築に少しでも役に立ったなら嬉しいです!


以上、ぱんだでした🐼🐾

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