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イオン系列の食品スーパー「マックスバリュ」未進出の県

福井県と島根県ですが、2021年夏、福井へ初進出が決定しました。

イオン系列の食品スーパー「マックスバリュ」が2021年夏、福井県内に初進出する。大野市のホームセンター「みつわ九頭龍店」内の生鮮食品部門としてオープンする「マックスバリュ九頭龍店 生鮮館(仮称)」が1号店の予定。さらに県内で4店舗を計画・準備しており、マックスバリュ北陸(石川県金沢市)は「今後も福井県内で積極的な出店を進めていく」としている。イオン広報によると、同社グループが展開する食品スーパーはマックスバリュを中心にマルエツ、カスミなどを含め、45都道府県で約2200店舗。現時点で進出がないのは福井、島根の2県のみ。マックスバリュ北陸は石川県7店、富山5店、新潟1店の計13店を運営している。同社の本格進出で、県内のスーパーや小売業界の競争は激しさを増しそうだ。
 ホームセンターみつわ(本部福井県福井市、山本丈雄社長)は2020年8月、イオン系列のドラッグストア最大手ウエルシアホールディングス(東京)と資本業務提携に合意。みつわは四ツ居店、鯖江店、敦賀店をウエルシア薬局に譲渡した一方、九頭龍店など大型3店舗を改装しウエルシアから商品供給を受けている。
 みつわの山本社長によると、九頭龍店内へのマックスバリュ出店は、この提携を基に「ウエルシア薬局としてオープン予定の譲渡3店舗にマックスバリュを入れる話の中で、当社にも打診があった」とした。3月にマックスバリュ北陸と契約を締結。青果や精肉などの生鮮食品、冷凍食品はマックスバリュ商品、菓子やカップ麺などの一般食品や飲料水はみつわが担う。
 みつわ武生店(越前市)にも秋以降に同様の形式でマックスバリュが入る方向で調整が進んでいる。さらにウエルシア薬局3店舗には「買い回りしやすい小型店が入る予定」(マックスバリュ北陸の担当者)だ。担当者によると、他店内への出店は珍しいという。
 山本社長は「これまでも九頭龍店などでは生鮮食品を取り扱ってきたが、高いレベルで商品供給できるイオン系のスーパーとタッグを組めることは大きなメリット。地域の顧客の満足に直結するし、主婦層や若いファミリー層の来店頻度も高まる」と話している。

出典:4/6(火)福井新聞オンライン

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