2019/11/12 デッドロック

ついにやってしまった。あと半年で卒業というタイミングで。俺はいつもそうだ。なんでなんだろうか。

何をしたのか。簡潔に言えば原付にデッドロックをかけてしまった。ジムに行ったあと、鍵の入ったままのズボンをシート下に突っ込んで閉めてしまったのだ。やってしまったときの絶望感はすごかった。なぜなら、そのときは研究室、つまり山の上にいて、家までは徒歩で1時間弱、近くの自転車屋も同程度、修理屋に来てもらうとなればそれ相応になると思ったからだ。

ひとまず家に帰ることにした。家には原付のスペアキーがあり、さらに、記憶の片隅に大学生協の保険で鍵開けがあった気がしたからだ。それを確認するためにも一度変える必要があった。

幸い、山の「上」だったので、下り坂を原付にまたがって降りることでなんとか下山することに成功した。家は山から降りればそこそこ近いので、これで希望が出てきた。

一旦山の麓のキャンパスに原付を置き、走って大家のところまで行った(この間に自転車屋に電話したら1万円かかると言われたり、保険にはそういうのがないと言われたり、色々あった)。事前に電話しておいたおかげでスムーズに鍵を借りれた。でもセキュリティ的にどうなんだ…

その後、家に帰ってスペアキーを見るも、「キーシャッター」を開けるためのキーがついてないことに気が付き再度絶望。なぜなら、デッドロックを起こした直後、パニックになっていた俺はあろうことが原付のキーシャッターを閉めてしまったのだ!なぜそんなことをしたのかは未だに全くわからない。当然、スペアキーを差し込むことはできない。

ここで、件の保険の資料を探してみると、なんと見つかったのだ!「学生生活110番」というサービスだった。ここに電話をかけたあとはほぼスピード解決であった。15時半に電話をしたら、16時には業者が決まり、17時に業者が来て、ものの30分で鍵が開いた。しかも無料!1万円とはなんだったのか!

もうメチャクチャ焦ったし、走り回ったおかげで足が筋肉痛だし、疲れた……

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