せんべろチャレンジ!〜のもの編〜

これまで二回にわたるチャレンジで「スーパーでは十分に満足できる」ということが立証できたと思います。
では、他の場所はどうなのか?
という訳で第三回は『のもの』で挑戦してみたいと思います。

JR東日本さんが手がける『東日本の各地域の食を中心に地域の魅力を紹介する地産品ショップ』。
たまたま立ち寄る機会があったので早速チャレンジ開始です。
こういうコンセプトショップって珍しいものが手に入る代わりにちょっとお高めなイメージがあるのですが、果たしてせんべろできるのでしょうか?

~買い出しの様子~
元々アンテナショップが大好きなので、各地域の名産品が一堂に会するこのお店はいっぺんに色んなものが見られてお得感がありますね。
お菓子からおつまみ・お酒など幅広い商品群のどれも見慣れないものでワクワクします。
特に期間限定商品が軒先を飾っており、季節を感じられる趣きに胸が高まりますね。
中でも春を感じさせるビールと日本酒に決めた!
この2つをメインに、残ったお金で買えるおつまみを探して…


袋さえ買える余裕がまだある


~買ったもの~
・エチゴビール 華やかホップのうきうきエール(新潟県) 316円
・結芽の奏 純米大吟醸(フルーティー) (福島県) 429円
・カニビーバー             (石川県) 245円
合計………990円!


象さんの上目遣いとビーバーのひょうきんさにやられた

〜実食〜
まずはエチゴビールからいただきます。ホップの香りが爽やかでおいしい!青臭いようなほろ苦さがキッとくるこの感じは春っぽくて好きだなー。
おつまみのカニビーバーも開封します。

カニミソ…なんて素敵な響き…


おいしい!…が。
…カ、ニ…?遠くに風味を感じるような…勘違いのような…。
例えるなら友達のお兄ちゃんの恋人の親戚、みたいな。ほぼ他人。
美味しいあられであることは間違いない。
昆布の出汁がしっかり効いててうまみと塩味がガツンと主張してきます。
100人中99人が美味しいと間違いなく言う味。
ただ、これを「カニ味である」と答えられる人は100人中3人もいないんじゃないかな…?
結芽の奏は…。正直いまひとつでした。
「飲みやすい」と言えば聞こえはいいのですが本当に無味無臭で、粘度のある水を飲んでるみたい。あとからアルコール臭さがほんのり追いかけてくる感じ。うーん。

~結果~
良かったところ
・各地の名産品を色々知ることができる。
・季節によって細やかに商品を入れ替えてるようなので、いつ来ても旬のものを楽しめる。

気になったところ
・やはりお値段的には安いものが目白押しという訳ではないので、珍しいものを探す気持ちで臨む方が楽しそう

という訳で結果は……もう一声!

~総評~
今回の敗因は『ちょっとイイものを求めた結果、品数が少ない上にハズレの濃度が高まってしまった』にありそうですね。
分かってはいるのです。もう少しお安めのサワーとかクラフトじゃないビールとかを選べばおつまみの点数を増やせたと。
けどやっぱり飲みたいものが飲みたいし、食べたいものを食べたいじゃないですか。
くっ予算さえ潤沢にあれば。。。
しかしここに来てせんべろの新たな利点を知りました。
それは『強制的にお試し価格でセーブできる』ということ。
今回購入した日本酒、これがもし現地だったら「滅多に来れないんだし大きい方にしよう」と調子に乗って大瓶を買っていたことでしょう。
けれど千円という絶対的な縛りのおかげで自動的に金額を抑えることができる。
そして結果的に好みに合わなかった怪我は浅くてすみました。
心がけによる節約とは別の、物理的な面からの節約効果。
予算が限られていることによるメリットとデメリットを改めて考えさせられた回でした。

およそ500km超の距離を繋いで出逢ったお酒とおつまみ達

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