夢の話①

寝つきが悪い上に、眠りも浅いため、よく夢を見る。しかも、リアルなものが多くて、時として夢か現かわからなくなることもしばしば。

夢か現か、といえば、一昨日の晩の話。

これを書いているのは、都内某所の病院。現在入院中である。

普段、12時に寝て、6時に起きる生活をしていると、9時に強制的に寝させられたら、丑三つ時には起きてしまう。

そんな、丑三つ時の話。

ぱちっと目を覚ましてしまい…枕が変わると中々寝られない私はベッドでもぞもぞしていた…

外から男の人の声が…

「ほぉ〜ら、来ましたよぉ〜」

何!?どこから来たのよ!

病室(個室)で、しかも真夜中…しかも婦人科病棟…。

勝手に怖い、怖い…と布団を被っていたら、いつのまにか寝ていて、白衣を着た白髪のおじさんが、変な笑顔で迫ってきた!

で、数時間後のナースステーションにて。なんとその夢に出てきたおじさんがいるじゃないのさ。

一体、どこからが夢で、どこまでが現実なのかわからなくなって困惑。

恐る恐る、看護師さんに

「あの人、午前3時くらいに、私の病室に来たと思うんですが…最初ヤバイひとかと思って」

と。その後看護師さん爆笑。

実のところ、産婦人科医のそのおじさんは、となりの病室に入院した女性の赤ちゃんを取り上げたそうな。その出生時間がちょうど午前3時。「ほぉ〜ら、来ましたよぉ〜」は、隣の病室のお母さんに向けての言葉で、おじさんは間違えて私の病室に入ってしまったとのこと。

…で、結局私はいつ寝たんだろうか。夢と思っていたことは全て現実だったんだが…。

あ、そろそろ消灯の時間。おやすみなさい。

#夢の話


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