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業界人(ホール)の遊技レベル

どうも僕です。
皆様パチンコ店に勤務し営業(収益管理)をしている側の人間はパチンコのいろはを知り尽くし、打ち手としても勝ち組なのではという疑問を抱いたことありませんか?
しかし現実そんなことはなく、むしろオカルトをガチで信じていたりパチンコ台がお金を生み出すメカニズムに対して正しい知識を持っていなかったりとむちゃくちゃな人も一定数存在します。(あくまで僕の10数年の業界歴での感想です。会社に教育の仕組みがあったり全員がプロフェッショナルの法人もあるかもしれません。)
今回はなぜ業界人側がそのようなことになるのかというところを掘り下げていきます。では。

❶そもそもパチンコをやらない人も多数

自分が業界に入った10年以上前ですら同期の新卒は半分以上パチンコ未経験でした。元々ガチ勢から入社した人も以前より少なくユーザーとして勝つための知識に乏しい人が多いのが現状です。
遊技人口が減り続けている中で初代北斗の時代はよく打っていたが今は全く打っていない方も多く、実はそういう人が設定を決めていたりする法人も結構あると思います。ユーザー以下の知識レベルの人が営業をしているのはザラです。

❷台の情報はユーザーと同じくネットでしかとれない

パチンコ屋だからメーカーから台の情報をもらえるなんてことはなくホールも基本的にユーザーが取れるネットの情報と同じです。
おかしな話ですが中身がよくわからない台を1台40数万ほどかけてホールはメーカーから買ってますww(だからメーカー発表の機械割より甘過ぎて利益が取れない場合、営業補償問題に発展するのですが…)
なのでホール関係者であっても自分から積極的に情報を取りに行かない方はヘビーユーザーに比べて圧倒的にパチンコに対して詳しくないです。

❸会社に教育するツールがない

これが結構デカくてうちの法人だけかもしれませんが「確率」というものに対しての知識を付与する教育ツールが充実していません。日々の営業の収益シミュレーターも経験則だったり感覚で使ってる人まで存在します。(結論確率やシミュレーションの本質の知識が無いとシミュ値から実績が乖離したときに正しい判断がとれない)
ここの知識はユーザーが勝つための期待値の考え方に非常に近いため、この正しい知識を理解していない=勝てる思考にはならないです。

❹確率のブレを一般ユーザー以上に感じる

これも管理職クラス以上によくあるケースで、ホールには稼がないといけない予算(粗利)があり毎月その額面を目指します。しかし台の当たりは確率である以上ホール単位で考えても上振れ下振れします。この額面が膨大なため思考がバグります。
例えば月の粗利予算が4,000万円の場合、シミュレーション上4,000万円取れる想定の営業をしていても平気で3,800万円の予算200万ショートで下振れて着地したりします。このとき「シミュレーションから200万円もショートするなら個人で確率が収束するわけがない=結局ヒキだ」という思考になる人がマジで結構います。
でも+4,000万円の期待値詰んで+3,800万円で着地しましたと考えると普通です、収束率95%なのでむしろそこそこ期待値に収束してるのではないでしょうか。予算という謎の判断軸があるため思考がバグってます。

このように業界に居ながらズレた知識を持つこともあります。ホールで働きながら給料をもらい、給料以上をホールで使い借金まみれになったホール関係者を何人も見てきました。
本質を知ろうと心がけることが大事です٩( 'ω' )و

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