初のM3を終えて #春M3
本日開催の『M3-2022春』におきましてご来場いただいた皆様ありがとうございました！
今回、これ以上売れないと破産するデッドライン程度は売れないと死ぬな、と思い背水の陣で販促や準備を進めましたが、特典が無くなり更にそれ以上売れるということになりました。改めて御礼申し上げます。
このような成功に至ったのは、売り子の海月さん、芽唯さんのパワフル接客のおかげです。M3の常識？としてあまり声掛けはしないのですが、『甘酸っぱくなきゃ〜キスじゃないっ！』と往く人たちにお声掛けしていただいたお陰でかなりの方が作品に触れていただきました。
おふたりが売るのが楽しいって言ってくださったのが印象的です。僕も売るのは大好きですからガンガン声掛けして良いよ派ですし、関わってくださった方みんなに喜んで欲しい、何か楽しみを見つけて欲しいのでGOサインを出しました。パンケーキキャッツは同人サークル界接客ナンバーワンを目指します。
あんなに一生懸命に販売している売り子さんを見たことがありませんので改めてお二人に出会えて本当に良かったなと、こんな素敵な方たちと一緒に制作ができて本当に幸せです。今後も作品によりますがお二人に協力していただければと思っております。
とにかく、『渋谷の美容室のスタイリストのNo.7あたりにいそう』『半導体の技術者』というあだ名を持つくらい微妙な冴えない男にこんなに協力していただいたことを嬉しく思います。ただ、冴えない男がいるのは売り上げダウンに繋がりますので、本気でイメチェンを図ります。音楽を広げるためにイメチェンは必須です。
視聴コーナーがなかったのは申し訳ございませんでした。正直ここまで初見さんが来られると想定しておらず、用意していませんでした。次回以降iPad＆ヘッドホンを用意します。
『ぬくもり』を大切にしたブースづくりを念頭に置きました。曲を聴くだけならサブスクでポチッと押すだけでいいんですが、わざわざ電車で来ていただいて『XXXX円です、はいどうぞ』と渡すのはなんか寂しいから、『M3でパンケーキキャッツに行ったこと』をひとつのエンターテインメントとして楽しんで欲しいと考えていました。
かなり前から海月さん、芽唯さんの売り子さん参加は決定していましたので、その場で来ていただいた方のお名前をお伺いしてカードに一人一人違うメッセージを書いていただくという試みを行いました。
こちらは大成功でした。作った人、携わった人とお客様が直接接することで、メッセージカードというその人にしか無い商品が手元に渡ることで、帰ったあとに甘酸っぱい気持ちになること間違いなしだと思います。
しかし、時間を多く頂いたのは事実で、何分間も待機していただく方も多くいらっしゃいました。この辺りのオペレーションをより徹底して快適感を増すことを目標にします。
特典のブックレットは大好評でした。こんなものまで！？という驚きの声を多数いただきました。個人的に、CDだけだと寂しいので、レファルさんにご協力頂き小説などを新たに書き下ろしていただき、豪華70P超えのブックレットを数量限定で配布しました。採算度外視にも程があるやり方です。破産する限界まで発注しましたがそれでも足りませんでした。
こちら、次回イベントで再出版しようと思っています。手に取ってない方はそこまでお待ちいただければと思います。
競馬レースの開催はとても反響が大きかったです。現在ウマ娘ブームもあり、ギャンブルとはいえ競馬への好感度はうなぎのぼり。ギンクル記念の写真を飾ったのは初見さんにも反応良くて良かったですし、販売にも繋がりました。次回以降も何か特殊な販促ができないか検討します。
たくさんの方に手に取っていただくのは、中身を作り上げた僕や青田さん、しょてんくん、ブロブさん、レファルさん、そしてプレイヤーさんの努力の結晶をお届けできることに繋がります。僕はアレンジが下手な代わりにプロデュースやディレクション業に専念するだけです。しかし、某アニソンレーベル2社の就職試験は落ちました。
ここからは個人的な失敗点ですが、帰りの荷物を身軽にしてカッコよく帰ろうとポーチひとつで参戦したら、帰りの荷物が多すぎて、仕舞いには紙袋がエスカレーターの中で破れて大迷惑を掛けました。余計カッコ悪かったです。最悪です。リュック必須ですね。
あと、会場で差し入れで頂いたミスドのパイを食べたらボロボロこぼれてしまいました。床を頑張って掃除しました。ごめんなさい。
僕らの音楽はM3のような即売会をフィニッシュとするものではございません。即売会はわあくまでアウトプットのひとつのフィールドとしています。即売会を『ぬくもり』『音楽プラスアルファのエンタメ』をお届けする場として今後も積極的に活用します。
既に脳内には次回の構想が出来上がっており、秋M3のやる気もいっぱいです。前述の通り、あくまでもM3はひとつのフィールドとして、平場（MV投稿）でも活躍できるよう頑張ります。
生きていれば色んなことがあります。掲げてた夢が二度と叶わないと決まったり、仲が良かった人に一人だけ仲間外れにされたり、陰で悪口言われてたり、冷たくあしらわれたり。初恋と同じくらい誰だってあると思います。現実は残酷で、そんなことには気づかないふりをして前向いて生きていかないといけません。それらと闘いながら、仲間はいるけど最終的に孤独な制作総指揮をとっていくのはとても辛く苦しい、時には投げ出したくなるものですが、受け取った方の笑顔を見たり、感想を聞いたり、関わってくださる方の達成感を感じるだけで報われた気持ちになります。だからこそ明日も明後日も活動を続けるしかないのです。
あー、一昨日までは二度とやるかと思ってたけど、またやる気が出てきてしまったなー。この繰り返しなんでしょうね、人生。
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