見出し画像

世界のお正月(フランス&中国&韓国&日本)

※写真は、どこか緊張気味の経営企画部のLiuさん(右)・研究開発部のFabianさん(中央)・人事の重田(左)

パネイル人事です。

【コンセプト】
2019年~2020年の年末年始は9連休だった方が多いと思います。
お正月といえば・・・
・初詣
・おせち料理を食べる
・お年玉をもらう、あげる
・お笑い番組、箱根駅伝等のTV鑑賞
・遊ぶ:羽子板/かるた/凧揚げ 等
さまざまな過ごし方があります。
本noteは、上記のようなお正月の過ごし方は日本特有のものなのか!?ということで、フランス・中国・韓国出身の社員と座談会をしましたので、その内容(各国のお正月事情)をご紹介したいと思います。座談会メンバー紹介

座談会メンバー紹介

◆Fabian
パネイルのフランス代表。エンジニア&アナリストのFabianさん。

画像1

◆劉(Liu)
パネイルの中国代表。経営企画のLiuさん。

画像2

◆Hari
パネイルの韓国代表。恥ずかしがり屋なデザイナーのHariさん

画像4

◆重田
パネイルの日本代表。私、人事の重田。

画像3

1stテーマ:「お正月」って海外にもあるの?

重田:日本は、「お正月」というと年間行事の中でも一大イベントの風潮がありますが、海外はどうなのでしょうか?

Fabian:フランスは、クリスマス重視。年越しは、31日にパーティーします。良い物食べてシャンパン飲んで、それで終わり。2日から仕事の人が多いから、1日は何もしないです。

重田:へぇー。全然違いますね。Liuさんはどうですか?

Liu:中国は、旧正月。旧暦の正月で、毎年変わりますね。新年のHAPPY NEW YEARもあるけど、特別なイベントではないですね。

重田:そうなんですね。「旧正月」も、中国に代表される文化ですよね。

Hari:韓国も旧正月。1月1日は他の国々が休みだから休日だけど、正月といえば旧正月です。

画像5

2ndテーマ:お正月の食事

重田:日本のお正月の食事といえば、「おせち料理」という定番がありますよね。日本以外も、そういった定番料理ってあるんでしょうか?

Fabien:フランスは、普段食べない高い料理を食べるかな。12月31日はパーティーだから、お金があればキャビアとか(笑)。フォアグラ・スモークサモン・生牡蠣も食べますね。

重田:いいですねー!フランスは「これ!」って定番はなくて、各々が好きな料理を食べるんですね。

Fabien:あっ、ガレットデロワという大きいパイは比較的みんな食べますね。中に小さい人形が隠されていて、それを見つけると、王(もしくは王妃)になれて、王冠をかぶってシャンパンを飲むんです。
あとは、王(もしくは王妃)になった人は王妃(もしくは王)を選んですよね。


重田:運試し的な感じの遊びというか、風習なんですね。
画像9

ガレット・デ・ロワ(引用:SHIBUYA EXCEL HOTEL TOKYOのHPより)

重田:Liuさんはどうですか?

Liu:中国は、旧正月に餃子食べます。

一同:餃子!

Liu:はい。旧正月といえば餃子!水餃子。
旧正月に餃子食べて、15日後の月見の時には団子を食べて、正月が終わる感じですね。団子は、いろんな味があります。甘いものもあったり、しょっぱいものもあったり。


重田:餃子も団子もいいですねー。

Hari:韓国は、旧正月は中国と一緒でも、料理は違うの。お餅を入れたお雑煮を食べます。

重田:おっ、日本と同じですね!

Hari:あ、でも日本のお餅とは違うの。餅米じゃなくてうるち米で作った餅なんです。日本の餅みたいにビローンと伸びたりはしないけど、美味しいんです。

画像6

3rdテーマ:お正月の遊び

重田:日本では、お正月は「凧揚げ」や「羽子板」・「かるた」等の「伝統的な遊び」がありますよね。僕が子供の頃は、「すごろく」が大好きでした(笑)。こういった遊びも、日本特有なんでしょうか?

Fabian:ん~、フランスは思いつかない・・・

Liu:中国は、花火です(笑)。打ち上げるものじゃなくて、手持ち。お正月の期間は、1週間ずっとうるさいですね。


重田:花火ですか。初めて知りました。しかも、うるさいぐらい、あちこちで花火してるんですね(>_<)

Hari:韓国だと「ユンノリ」ですかね。4つの木の板を投げて出てくる目の組み合わせでコマを進めるゲームなんですけど、集まった皆んなでチーム対抗戦をするのが普通だと思います。

ユンノリ

ユンノリ(引用:朝鮮半島に伝わる伝統ゲーム「ユンノリ」の遊び方

4thテーマ:お正月のお年玉

重田:子どもの頃、お正月のメインイベントといえばおせち料理よりもすごろくよりも、お年玉でした(笑)。親や親戚がこどもにお金を渡す文化は、世界共通なんですか?

Fabian:フランスは、クリスマスの時に金をあげるかな。

重田:へぇ。フランスはクリスマスにお金なんですね。そう考えると、日本はクリスマスはプレゼント/お正月はお年玉(お金)って感じで分かれてますね。

Fabian:日本だと子どもだけお金をもらえると思うんですけど、フランスは歳取っても、おじいちゃんからもらってたりするんです(笑)。
おじいちゃんからすると、相手が大人だと何が好きか分からないから、金を渡す感じですかね。

Liu:そのお金は、クリスマスプレゼントとして?

Fabien:そうだね。

Liu:なるほど。ちなみに、中国にもお年玉はあります。日本と違うのは、日本よりも大きい金額をもらうことですかね。給料の水準から日本円に換算すると、相場は1万円くらいですかね。

Hari:1万円なら、日本とあまり変わらないんじゃないですか?

Liu:いえ、中国の場合、家族の全員がそれぞれにあげるんです。おじいちゃん・おばあちゃん・叔父叔母が。子どもは、みんなからもらうから結構な金額になるんです。

重田:日本でも親戚多い家族の子は同じ現象起きてそうですけど、核家族も多いですしね。それに比べて中国は、親戚含めた"家族"で旧正月を祝うことが多そうなイメージです。だから、必然的に子ども一人当たりのお年玉も多くなるんですかね。下世話な話ですが。

Liu:そうだと思います。

画像8

5thテーマ:お正月のTV番組

重田:これは人によると思うんですけど、僕はスポーツ大好きなので、お正月のTV番組といえば「箱根駅伝」なんですよね。年越しは、紅白歌合戦を家族で見ます。
フランスも、こういう恒例のTV番組ってあるんでしょうか?

Fabian:ん~。「1年間のまとめ」とか、いろんな定番番組はあるけど、みんなパーティーしたりするから、TVは見てないですかね。もちろん、自分がテレビに興味ないのもあると思いますけど。。

Hari:韓国も「1年間のまとめ」とか受賞式のTV番組があるけど、見てないですかね・・・

重田:"フランスと韓国が"なのか、お二人がTVあまり見ないからなのかわからないので何とも言えませんが、毎年放送している「1年間のまとめ」番組はあるんですね。
Liuさんは、TV見ますか?

Liu:はい。中国には、「紅白」があります。

重田:えっ、紅白あるんですね!!

Liu:はい。放送時間も日本と似てて、夜の7時から翌年の1時までやってます。でも、中国の紅白は歌だけじゃなくて、漫才とかいろんなジャンルをやるんですよね。

重田:漫才!おもしろそうですね!

Liu:そうですね。視聴率も結構高いんですよ。あとは、放送が終わったら15日後の団子を食べる日まで、視聴者が投票して1位を決めるんですよね。その1位の結果を見て、やっと「お正月が終わる」って感じです。

重田:日本と似ているようで、違いますね。

画像10

終わりに

今回の座談会は、あくまで各個人の主観で述べておりますので、一部スタンダードではないかもしれません。それでも、今回の5つのテーマを通じて、4人がそれぞれの国の全然違う環境で育ってきたのだと思いました。
国や育ってきた環境が違えば、当然「風習や考え方が違うんだ」ということを再認識したとともに、パネイルはそのような社員同士が仲良く働ける会社なのだと、改めて認識した座談会でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【株式会社パネイルの採用について】
・パネイル採用ページ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?