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本屋はなくなるのか

わたしは本屋が好きだ。
読書が好きとか本が好きとか
なんだかそれは違う気がするのだ。

別に読書をたくさんするわけでもない。
地震がきたら一撃されそうな大きな本棚があるわけでもない。
読まなくなってしまった本は、売りたいとさえ思う。

デジタル化が進む中で
今あるものがなくなることを考える事がよくある。

本だって別に、スマホがあれば読めるし
別に わざわざ自分の鞄を重くして歩き回る必要はなくなったわけだ。

でも、わたしは本屋が好きだ。
特に大きな本屋が好きだ。

なぜかわからない
楽しいのだ。

話題の小説、知らないタレントの写真集、旅行ガイドや雑誌…
少し歩くだけで色んなものが目に入る。
そこにいるだけで色んなことを知る事ができる能力を得たような感覚になる
その空間にいるだけでにやにやしてしまう。

おまけに静かだ。
どんなに人がいてもみんな本に集中している。
そんなところも魅力だ。
その人の持つ本からその人が少し垣間見れる。

本の出版数は減るかもしれない。
でも本屋さんはなくならないと思う。

紙の本が読みたい人の為だけでなく

私みたいに本屋が好きな人のために

本屋にほずっと生き続けて欲しいのだ。


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