最強ENFPの作り方
私は好奇心旺盛なENFP。エニアグラムだと7w8で、人生を自由自在に楽しみつつ、常に挑戦していたい人間です。
クリエイティブな事が好きで自分で台本を書きチームで演じたことがあったし、文章や漫画や絵を書くのが趣味で、最近はWebデザイン・動画編集にもチャレンジするようになりました。そしてなによりも自分が自由であることを好みます。私が法律を学んだのはルールに従うためではなく、状況をコントロールするため。
noteで見かけるENFPさんは独自の世界観を持ちユーモアに富んでいて、同時にふわふわと柔らかい感性を持っており、まるでパチパチが入った虹色の綿あめのような文章を書くな〜という印象です。ENFPの「自身を大切に取り扱って、愛している」noteを読むと癒やされるし元気が湧きます。同じENFPだから共鳴するのかもしれません。「自身を愛することは他者を愛すること」ENFPからすると自身を愛することはごく自然なことですが、これができる人はそう多くないようです。
さて、そんなENFPが成功するにはどのような要素を取り込むべきなのでしょうか。拡散思考型で飽き性な私たち。「アイデアはたくさんあるし手伝ってくれそうな友達もいる。しかし実行力がない。」そんなキャラクターのENFPが実務能力を強化するため、T(外向的思考)とS(内向的感覚)を磨く方法をまとめてみました。
1.ENFP成功のレシピ:T(外向的思考)を磨く
T(外向的思考)は、物事を論理的に判断し、ロジックが通った説明を通じて他者を説得・行動させるコミュニケーションを取ります。好きか嫌いかというよりも正しいか正しくないか(目的に合致しているかどうか)に重きを置きます。
この能力を伸ばしていくアクションプランをまとめてみました。
(1)「結論→根拠1→根拠2…」のように論理立てて人に説明する:必要があれば定義も明確にして説明
(2)小さな事で良いので、やりたいことについて計画を立ててみる
(3)最近立てた目標が上手く達成できない原因を考えてみる:事実、結果、原因を客観的に(=数字に置き換えるなどして)分析し、問題がある場合はその対策を考えます
(4)決断するときにメリット・デメリットをまとめたリストを作成する
(5)プランAとプランBを用意する:なにかを実行するときに一定のプランを考えておき、うまくいかなかった場合のバックアッププランも用意
(6)効率化の鬼になる:どんな小さな作業でも、効率的な手順がないか徹底的に探します
(7)効率の良いインテリアコーディネートを考える:部屋の導線の効率化、物がすぐに出てくる収納方法、家に着いた瞬間に電気・クーラー・音楽がつくスマートホーム家電の導入など、いわゆる整理整頓
仕事やプライベートでENTPやENTJの人と深く関わる中で、彼らの強みを観察・分析した結果、これらのアクションプランに辿りつきました!20代後半にもなればビジネススキルとして自然に実践されているENFPの方も多そうですね。
2.ENFP成功のレシピ:S(内向的感覚)を磨く
S(内向的感覚)は、身体の内部からの情報、もしくは自身の経験に基づく情報を受け取ります。これは生命維持のために重要な感覚です。また、物事の詳細や具体性を重視し、事実をありのままで受け取ろうとします。
この能力を伸ばしていくアクションプランは以下の通り。
(1)失敗を繰り返さない:1度してしまった過ちを冷静に分析し、繰り返さぬよう次回のアクションプランを明確にします
(2)お気に入りの思い出や強く感情が揺り動かされた経験について思い出し、まとめる:私はGoogleのスプレッドシートにまとめています
(3)過去と現在を比較しながら、違いや変化のパターンを認識する:私は3年日記を付けて、習慣的に過去を振り返られるようにしています
(4)実用的なものを集めてみる:小説ではなくビジネス書、いつか起業するためのMBAで教えている知識ではなく、明日すぐに使える簿記の知識、など。もちろん全て実用的なものにする必要はないです。バランスを大切に!
(5)朝起きてA4用紙にひたすら文字を書く:自分の疲労具合、現在の気持ちやストレス値(10段階評価)、幸せか悲しいかに目を向けて、自分の体と心の状態について記入しています。私はGoogleドキュメントにひたすら入力しています
Sはクリエイティブスキルというより脳筋スキルのイメージです笑(失礼)。余計なことを考えず思考が拡散していかないので、1つのことに集中して取り組めますね。5000兆円あったら何をするか妄想を巡らせたり宇宙人の存在について考えているのではなく、「Yes or No」で片付くような具体的な言葉(=お腹が減ったからなにか食べよう、気分が悪いからググって適切な市販薬を買いに行こう、明日は早いから寝よう、次の休みは〇〇へ行こう)を脳内で飛び交わせた方がよいのかもしれません。
なお、私はSを発達させようと努力しているものの未だに作業に集中すると眠気も空腹も忘れて一晩中作業をしてしまいます。ニキビはできるし昼夜逆転するし、健康に悪いことばかりで本当によくないのに繰り返してしまう!
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。経営者の方と関わることが増えてきたのですが、スタートアップ系の経営者はxNTPの方が多く、「ENFPはどこ…?」と焦りを感じ、TやSを伸ばす施策を考えてまとめてみました。なお、ネットを探してもTやSを伸ばすための具体的な記事は少ないです。ENFPの皆さん、もし素敵な「成功レシピ」を見つけたらぜひnoteで投稿してみてくださいね〜!情報をお待ちしております。
個人的に1つ注意したいのは、若い頃とくに大学生くらいまでは欠点(TとS)を改善することよりも、自分の長所を大切にすることです。
MBTIで分類されるキャラクターはそれぞれに発達していく順番があります。ENFPの場合、まずはE(外向的直観)を獲得したあとに、F(内向的感情)を発達させる必要があります。もともと持っている素質が一番の武器になった後(=攻撃力)、欠点をカバー(=防御力)するのがよいかと思います。ちなみにTやSは社会人として働くことになれば仕事をこなす中で鍛えられます。何か高い目標(上位大学への受験・試合で全国大会に出たい等)がない限りはEやFの性質を大切にし、自分のアイデンティティ確立に勤しんでほしいと思います。
ENFPには無限の妄想力と愛嬌がありますので、それを上手に活用して生きていきたいですね。これらのレシピを意識した行動を心がけることで、どこまでENFPは伸びていくのか?経過報告ができるよう、私も引き続き頑張っていきます。
長文を読んでいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。
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