マブイを落とすってこういうこと??


昨夜のこと。

夕ご飯後に床に散らばる息子の食べこぼしをティッシュで拾い集め、仕上げの雑巾がけをしていると、ケラケラ笑いながら私の元に走ってきた息子は湿った床でツルッと足を滑らせて、後頭部を思いっきり床に打ち付けすっ転んだ。

息子は顔を真っ赤にしながらギャン泣き。こういうことは今まで何度もあり、しばらく泣いてまたケロっとして遊びにいく息子を見ていたので、「あー、またやってるよ、、、。」と思いながら雑巾を片付けに台所へ向かう私。

すると、旦那が「え、○○、大丈夫か?大丈夫か?」と焦った声で呼びかけているのを聞いて、?と息子を見ると先ほど真っ赤だった息子の顔は血の気がなく青白くなっており、唇は紫色に。旦那の呼びかけにも応じず、ボーッとしている。いつもだったら目の前に出すと声を出して興奮する(息子の食に対する執着は半端ない)バナナやみかんを手に取って見せても、全く反応なし。
「これはいつもと違う。こんなのはじめてだ。打ち所が悪かったのかな、、、どうしよう。」不安がよぎる。

とりあえず、様子を見ててみようということになり、みんなでソファに座ってしばらく抱っこ。
前に頭を打ったときに誰かに相談した時に、本当に危ない時は頭を打った直後から反応がないと言ってたよな。直後はしっかり泣いてたし、痛いってのは認識できてるから、、、んーじゃあ何なのだろう。
私の頭はフル回転。そこで、ハッと思いつく。
「あ、もしかして、びっくりしてる?、、、びっくりしてマブヤー落としてる?」

そう思った私は、心の中で「マブヤー、マブヤー戻ってきて。」と唱えながら息子の胸元をトントントン、と押さえました。すると、少しずつ息子に生気が戻ってきて、旦那の呼びかけにも応えるように。しばらくするとソファを登り降りして遊んだりするくらいに元気になった。
「あー、これだわ。マブヤー落とすってこういうことなんだ。」

「マブヤーを落とす」という現象は言葉や知識では知っていたが、目の当たりにするのはこれがはじめてだった私は、ちゃんと息子にマブヤーを戻してあげられてたのか不安だったのと、これからもこういうことがあるかもしれない。その時は焦らずしっかり対応したい思ったので、お世話になっているこういうことに詳しい方に連絡を取り、マブヤーの戻し方を教えてもらった。
幸いにも、息子のマブヤーはまだ床には落ちておらず、背中に下がっている状態だと言われ、一安心。念のためにマブヤー戻しの儀式?を今後のためにもやっておいた。

最近、不思議な出来事がよく起こる。
苦手な土地へ行かなきゃいけない時に、アドバイス通りのことをするといつもより調子が良かったり、購入予定の車の色を私に合うという色に変えただけで、途端に支払い合計が20万近く下がったり、納車が2週間早まったり。

「目に見える世界3割、目に見えない世界7割」っていうのはあながち間違いではない、いや、本当にそうなのかもしれない。と思う今日この頃。