Vol.46「なぜ人は、闘いに挑もうとするのか~あきっすんワンマン開催に寄せて」
こちらは冴沢鐘己 公式メルマガを記事ごとにアップしたものです。
価格:¥550/月(税込)
毎週 火曜・金曜日(年末年始を除く) 発行予定
形式: PC・携帯向け/テキスト・HTML形式
ついこの前、優里奈のRAGワンマンが終わったばかりと思ってたら、もう1ヶ月も経ってたのね。驚き。
大変お待たせしました。あきっすんの単独イベントもようやく決まりました。
本当は5月に守口市駅前の広場でやるはずだったんだけど、くだらないコロナ騒ぎのせいで延期になりまして、もうそうなるとなかなか場所がないのよね。
あきっすんは、ライブハウスでやるよりもどこか無料の開放的なスペースで、できれば小さな子どもからじいちゃんばあちゃんまで集まるようなところでやらせてみたくて。
今の彼らのパフォーマンスで、いわゆる「大衆」のアンテナにどこまでひっかかるのか、試したかったのです。
市などが運営に関わってる場所は、そもそもイベント自体開催不可能。野球場とかもあたってみたけど、野球以外の用途はダメですって。
やっぱりまだまだムリかなあと諦めかけていたところ、ふと誰かとの会話の中で「円山音楽堂」の名前が出てきて、もしやと思ったのです。
いやあ、空いてたよ。電話したら貸してくれるって。
もうこの際、キャパとか動員とかどうでもいい。今、この時期に、野外イベントやれるってことが大事。幸い、あそこはとてつもなく古いせいか(築100年!)値段も安い。
僕自身、あそこで何度か歌ったことはあるけど、使わせていただくのは初めて。どきどきしながら打ち合わせに行ってきまして、担当の方が飄々とした優しい方で安心。
ええそりゃもう、おっしゃる通りの対策をした上で、近隣にも迷惑をかけないように、最新の注意を払って使わせていただきます。
それはそうとして・・・からの、長い年月を経た施設ならではの様々な説明やエピソードを聞かせていただきまして、とても楽しかったのです。
本気でイベントをしようと思うといろいろと制限も多いけど、これをきっかけにまた何か企画できればなあと思いました。
そのためにも、8/29(土)はしっかりやらねば。
当初の狙い通りの客層(子どもからじいちゃんばあちゃんまで)は、たぶんなかなかいないだろうけど、見にきてくれた人たちに「ああ、もっとたくさんの人たちの前でやらせたいなあ」と思わせたい、あきっすんのふたりにはそんな「可能性」に期待したいのです。
結局のところ、イベントとかをやろうかやめようか迷ったときに、その「決め手」は何かをよく考える必要があるのよね。
時には採算性が何より大事な時もあるでしょう。
動員力次第で開催が決められたりもよくある。
時節柄とかも考慮に入れないと。不謹慎とか言われたくないしね。
いや、待てよ。でも、もっと大事なことがあるんじゃないか。
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