Vol.29「『売れる』ために考える帰納法と演繹法」
こちらは冴沢鐘己 公式メルマガを記事ごとにアップしたものです。
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今日はちょっと「売れる」ということについて考えてみたい。
売れたいよね。あるいは、売れてほしいって人(や物)は身近にもいるよね。
すでに「売れてる」人や物はあちこちで目にするけど、売れてない人や物がある日を境に売れ出す瞬間にはなかなか出会えないので、どこを歩けばいいか道に迷ってる人がけっこう多いのだと僕は思うのです。
なので、ちょっと論理的にいろいろ考えてみよう。
物の考え方のひとつに「帰納法」と「演繹法」というのがありまして、例えば帰納法の例を考えてみると。
スティーブ・ジョブスは天才だから、Macが売れた。
ジョン・レノンは天才だから、ビートルズは売れた。
ピカソは天才だから、彼の絵は売れた。
・・・etc。
なので、もしあなたが天才なら、きっと売れるという理屈。どうですか。
賢明なる読者諸兄におかれては、これは必ずしも真実ではないというのはお分かりになると思う。
確かに天才であれば売れる可能性はかなり高いけど、絶対かと言われるとそうでもないのよね。売れなかった天才も世の中には山ほどいるぞ。これは帰納法の欠点。つねに「たぶん」という確率・統計の蓋然性に依ってしまうのです。
ここで、考察は2つに枝分かれします。
1.天才なのに売れないのは、何が理由なのか。
もう一つは。。。
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