2/1 柏林台
本日の販売は柏林台。
2月の初めなので幸先よくなれるように。
まずはインターステラテクノロジズさん。
その後は大樹町内の工務店さん。
その後は1時間かけて最初の目的地へ。
12:00にアポを取っているのでそれまでに3件訪問しなければならない。
恐らく、7.8千円くらい売れるだろう。
と思っていた矢先になんとクルマが故障。
アクセルを踏んでも加速しないのだ。
慌てて惰性走行のまま路肩に寄せて、メーターパネルを確認すると、黄色の歯車マークがついている。
そもそも、もうかなりの走行距離で28万キロ走っていて、ガタが来ている前兆はあった。
アクセルを踏むとガタッと車体が揺れて急に加速をしていた。
高速道路ではなく、車の通りが少ない所だったのが不幸中の幸い。
その後、レッカーを呼んで代わりのクルマを持ってきてもらい、1時間30分ほどのタイムロス。
1万5千円から2万円の売上を立てる機会を失ったので結構痛い。
しかも今は一番寒い時期。
毎度のこと寒さが本当に身に染みる。
これだけ寒くて、雪が降り交通のアクセスも悪いと北海道から人口が転出していくのも理解できる。
保育園、事業所に学校と訪問。
16:00の時点でまだ半分もいってない。
その後は終業間近の診療所、薬局などアタック。
開拓して半年くらい、まだまだ買ってくれそう。
この時点であと3.3万円残っている。
もう寒いしお腹空いたし眠たいし早く帰りたい。
しかし、そういう訳にはいかない。
僕の働き方は時給ではなく、売上の20%をもらう業務委託だ。
ラスクとして再利用できるパンを除き、その他の商品はロスとなれば個人で買い取ることになっている。
だから、このまま訪問販売を終了すれば大きな損をしてしまう。
とりあえず続行。
恐らく完売することは無理だが、少しでも損を小さくしたい。
でも、行きたくない。
今は夕方の6時半、この時間でも訪問はよくしている。
その時に過去に可哀想に思って仕方なく財布を取り出して買ってくれたお客さんやバツが悪そうに断られたた時のことを思い出してしまう。
悶々としていた時、そういえば25分くらい車を走らせた所に良い所があったのを思い出した。
初回に訪問した時、眼鏡をかけた男性が残りのパンを全部買ってくれた。
とりあえずそこへ向かうことに。
しかし、今から自分が負け筋を辿ろうとしていることが分かっていた。
午後6時から25分車を走らせその目的地に着いた所で、人はもうほとんど残っておらず帰宅している可能性が高い。
今この時点で僕がやれる最善の手は、事業所から人が帰ってしまうまでに、新規だろうが何だろうがとにかく訪問件数を増やすこと。
1件あたりが少量でも、多数訪問すれば数千円の売上は作れるだろう。
中にはホームラン級のところだってあるかもしれない。
頭ではそう分かっていてもつい心地が良い所に行きたくなってしまう。
きっと優秀な営業とかならここでガンガン行けるんだろうなぁ。
結局25分かけて訪問したがダメ。
やはりほとんどの人が帰っていた。
その後もぶらぶら当たってみたが結局力尽きて、大量のパン残して終了。
最終売上は7万円ほど。
途中トラブルがあったとはいえ売り切りたかった。
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