【2/18 下鴨PIT】この笑顔を守る人を守りたいんだ。-----僕たちが語ったお母さん論。----
大人になってめまぐるしく過ぎていく毎日の中でも、ふと思い出す"お母さん"との記憶。
夕暮れ時、学校終わりの子どもたちが
給食袋を振り回しながら友達と笑いながらお家に帰っていく。
そんな光景を見たとき、ふと思い出す。
幼稚園からの帰り道、 お母さんとぎゅっと手を繋いで帰った記憶を。
でもお母さんは家に帰ったらすぐに仕事だったなぁ。
だから、その10分間の帰り道が私にとってどれほど嬉しかったことか。
胸がきゅんとなるような優しい時間や
ちょっぴり悲しかったり恥ずかしくな
るお母さんとの思い出など。
みなさんにもあったりするでしょうか??(●^o^●)
今宵のPITは、そんなどこか特別な存在、お母さんについて語ります。
下鴨メンバーの一人一人が語ったお母さんへの想いを覗いてみてください。
お母さんが生きやすい社会ってどんなのだろう?
そうみんなに問いかけたのは、プレゼンターの彼女。
お母さんを守りたい。
「小さいころ、よく両親が喧嘩していて、お母さんがいつも苦しそうだった。幼いながらにお母さんが無理して笑っているのが痛いほど分かったんです。
そんな記憶をよく覚えているからか、シンプルにお母さんが笑ってほしいとすごく思う。
私は、お母さんが笑っている社会をつくりたい。お母さんが笑うことが子どもにとって一番幸せなことだと思うから。
そんな社会ってどんなんだろう。」
twitterがママのはけ口であるような社会にしたくない。
「私も同じで、自分の両親の仲がすごく悪かったりしたなぁ。
そのような環境で育ってきて、今思うことは、子どもに必要なことは自己肯定感と愛し方・愛され方を知っていることなのかなって思う。
この二つが備わっている子どもは強い、きっと。
でも今、私の友達の周りで結婚して子育てに悩んでいる子がけっこう居るんだけど、ママ自身がすごく不安そう。
そしてその声がtwitterで流れるんだよね。
もうバカ!!!って叫びたくなる。
そんなの子どもにも伝わるんだよって。」
_____今の自分自身の弱みが痛いほど分かるから、
家族や子育てに対する想いが強いのだろう。_______
このような意見に、みんなの話をたくさんメモしながら聞いていた彼女は優しいまなざしで話す。
私の憧れは、自分のお父さんとお母さん。
「でも確かに、今はお母さんばかりに子育ての責任がある気がする。
子育てをみんなで、地域全体でできるようになったらいいよね。
そんな私の理想は自分のお父さんとお母さん!あんな風に家庭を築けて、子育てができたら一番幸せだなぁ。」
_____そうやって胸をはって言う彼女は強くみえた。
どんな幼少時代を過ごしてきたんだろうか、もっと聞きたくなる。_____
また、今日のPIT進行役の彼からは、意外な一面が見えた。
仕事と家庭なら、家庭を選びます。
「僕は、自分のすごく身近で大切な友達に赤ちゃんができたことをきっかけに、少し考え方が変わったかな。こうやってあれこれ考える女性ってすごい。
将来、仕事より家庭を優先すると思う。」
またPITLOG隊長は、背中で語ります。
お父さん論もしたい。
「でもやっぱり僕はお母さんよりも、お父さんをよく見てしまう。
こんなお父さんになりたい、こんなお父さんにはなりたくないな〜と考えることがある。」
また、教師になりたいと夢をもつ彼女はこう話す。
自分と同じ思いを子どもにさせたくない。
「やっぱりみんな何かしら小さい頃の親からの影響って大きいんだね。
私は自分の親が教師だったんだけど、授業参観とかに来てくれなかったのが寂しかったんです。
でも今、自分の夢は教師。
子どもに同じ想いをさせたくないなーってすごく思う。」
そして、こんな意見もある。
目に見えないものをどうやって信じるの?
「逆に、私は特にお母さんになりたい!とか子どもがほしい!と思わないんだよね。
純粋に、やったことのないことに楽しそうっていう感情を抱けないんです。」
お母さんという一つのテーマから、それぞれの生い立ちや考え方がひもとかれていく。
その考えを持つようになったのはなぜなんだろう。
それぞれに持っている互いの辞書の違いを明らかにするようなそんな時間でした。
writer あさみ
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