【3/4 下鴨PIT】本当に必要なものってなんだろう。----植物工場から考えるこれからの未来。-----
さてみなさん、ここは一体何をしている場所かご存知でしょうか???
なにやら緑の物体が並んでいます。
そして幻想的な光。
一種のアートとも思えるような異空間を感じさせますね。
ズバリ!この正体は、
今、急速に発展し続けている工場。
植物工場です。
ここは、内部環境をコントロールした閉鎖的または半閉鎖的な空間で、植物を計画的に生産しています。
そしてなんと。
この植物工場、我が日本国内だけでも400か所近くあるのだとか。
また、世界最大の植物工場は、宮城県にあるというから驚きだ。
広さ2300平方メートルの工場で、
LED証明17500本の光を浴びて育つ作物。
1日あたり約10、000株のレタス生産。
成長スピードは2.5倍
水の使用料は1%
この事実には、みんなも唖然とした様子。
「まじかよ。」
「これだと、、農家のおじさんは馬鹿らしくなってくるよね。」
(みんなの悲壮感がすごい。)
続けて、今夜のプレゼンテーターである彼はこんな点にも注目します。
「このシステムだと、労力がかからない。自分の手だって、土や虫などに何一つ汚れずに野菜をとれるんだよね。」
すると!!
実際に、実家に畑や田んぼをもつ彼女からはこのような反論が出ます。
「そんなの絶対に嫌だな。。私は自分の手で、野菜についている土をはらいたい!!!!
人と野菜たちが関わる過程すっ飛ばすのってすごく悲しい。
しかも、そんな大量に必要なんだろうか。
本当に必要な分だけちゃんと計算して、おいしく質の良いものを使うようにしたい。」
今夜のPITから感じるわずかな違和感。
きっと植物工場にもメリットはたくさんある。
自然の天候に左右されないから、安定して作物をとれる。
衛生管理が徹底されていて、見た目もきれい。
しかし、わずかでも感じた違和感。
一度立ち止まって考えてみる必要があるのかもしれない。
様々な発見や疑問、感動が生まれるPIT。
一人一人感じるものは違う。
違和感だって覚えるときもある。
こうやって自分自身で感じたものが、
これからの人生の糧になっていくような。そんな風に感じさせられたPITだった。
みなさんはどう思いましたか??
これからの未来、 どんな食のあり方を思い描きますか??
writer あさみ
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