天鳳9段至高のリーチ判断
どうもこんにちは
本日は段位戦オーラスにて面白い打牌があったので紹介します
オーラス大トップ目4、7mの役無し聴牌
トップ目の9段の方は即座に
リーチ
としました
これ自体は別にそこまでおかしいことではないです。
鳳凰卓ではリーチ打つ人打たない人半々くらいの割合だろうなと言うのが体感です。
NAGAはこれを
ダマ寄りと判断しました。
ダマにするメリットは
・親の追っかけリーチに備えられる
・逆転不可能な2着目の河が濃く聴牌に近いもしくはダマ聴が入ってそうで、リーチをした場合に比べて自分がリスクを負わずとも半荘を終わらせてくれそう
・ツモでアガることはできる
ですね
じゃあ逆にリーチのメリットはどうでしょう?
・どこからでも出上がりが出来る
くらいでしょうか??
違いますね?もう一回点数状況を確認しましょう
この時点でラス目はラス回避のための条件は、満貫ツモ、もしくは2、3着目に直撃です。
リーチ棒が出るとどうでしょう?
ラス目は1300、2600ツモ、8000出上がり、3900直撃でOKになります
条件が緩和されると和了率が上がります。満貫以上を上がらないといけない局と1300、2600以上上がればいい局では当然和了率が違いますよね?
この局のトップ目の目標はトップで終わること
つまり親にアがらせないことです
このリーチ棒が出たことによって3着目の親はよっぽど価値のある一向聴とかでない限り3着死守の差し込みが当然選択肢に入ってくるでしょう
このリーチのメリットは
・ラス目の和了率がアガること
・リーチ棒を出し親に差し込みの選択肢を与えることにより親の和了率を下げること
です。
もしリーチ棒を出してもラス目の条件が変わらなかったらこの人はリーチを打ってないのではないか??
リーチという判断はできてもここまでの思考を瞬間的に出来る人はどれだけ居るだろうか?少し感動した
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