充実したセカンドライフに向けて ~ 介護 2012 ~(後半)
前半では、①介護の始まり、②決意、③介護に向けた3つの目標 について、私の介護に対するスタンスについて紹介させていただきました。
後半では、実際体験してきた①デイサービス、②訪問介護サービス、③在宅医療サービス のエピソードを交えながら、話を展開していきたいと考えています。
ここでは、新たに介護士、ヘルパー、在宅専門医が加わり、ストーリーが展開されます。
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主人公 パキラ👨✈️ ・・・ 主に現ストーリーを展開していきます。
介護士 Tさん👩🦰 ・・・ いつも明るい活発なおねえさんです。
ヘルパー Sさん👩🔬 ・・・ 訪問介護を担当するヘルパーです。
医 師 B氏👨⚕️ ・・・ 在宅診療の専門医師です。
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① デイサービス
私の住む地域では、高齢化社会を反映して主にデイサービスやショートステイを中心とした介護施設の新設が目立つようになっていました。
私👨✈️が選んだ施設は、2012年1月にできた新しい介護施設で、リハビリ機器がとても充実していました。
母に同伴してもらい、気に入ってもらえたので3月から週数回のデイサービスの利用を始めました。
(👨✈️4月から新たに学生としてのスタートの年です。)
この時点での母の状態は、要介護1でちょっとした支援で何とか自立できる状況でした。この状態の維持や、👨✈️のセカンドライフの継続のためにもデイサービスの利用は、不可欠なものになりました。
ここで、介護士のTさん👩🦰 に母のデイサービスの過ごし方を紹介してもらうことにします。(定員 30名 生活指導員1 看護師1 介護士5他)
8:50 車での送迎 (到着後、デイルームでお茶を飲みながら待機)
9:30 看護師による熱等のバイタル測定後、軽い体操・リハビリ等の実施
11:20 入浴時間 (ほとんどの施設では午前中に入浴)
12:00 昼食 (日替わりの和食か洋食でどちらかを選択)
13:00 リクリエーション、ゲーム、脳トレ学習等の実施
15:00 おやつ時間
16:50 車での送迎 (家には17:10頃に到着)
Tさん👩🦰 は、コミュニケーション能力に加え、毎回渡される日誌もうまく、デイサービスの母の様子が手に取るようにわかりました。
今でもあのやさしい笑顔がはっきりと記憶に蘇ります。
② 訪問介護サービス
父が病院の看護病棟に長期入院し、介護支援が必要となった母のために、週2回のサービスを2012年4月から受けることにしました。
ヘルパー Sさん👩🔬は、以前から父への介護も担当していたため、安心して母へも任せることができました。
母は、身の回りのことはほとんど自分でできたため、午前中を中心に掃除や洗濯など日常の家事全般と母の話し相手になっていただきました。
Sさん👩🔬は、母のお気に入りで、👩🔬との会話が生きがいのひとつになっていた気がしました。
また、学校の関係で時間の調整など快く対応していただき、非常にありがたかった想い出があります。
③ 在宅医療サービス
母には、できるだけ健康で長生きしてもらいたかったため、2012年4月から月一度の診察を専門診療所にお願いすることにしました。
簡易な診察や血圧測定のほか、血液検査、インフルエンザの予防接種などが主な内容になります。
血圧や血液検査には、特に問題はなく、安心を得ることができました。
担当医 B氏👨⚕️ はとても誠実で、母に安心感を与えていただきました。
しかし、1日に30件くらい回らなければならないため、診察時間は短かかったですが、とても頑張っていらしゃいました。
👨⚕️先生曰く、年々件数も増加傾向にあり医療関係者も不足していたため、お昼も休む時間がほとんどないとのことでした。
👨✈️は、在職当時医師をはじめ、保健師、看護師、栄養士などと一緒に仕事をした経験がありました。
経験上、こうした医療関係者は個性やプライドが高く、チームとして仕事のやりにくさを感じたことがありました。
一方地域で働く医療関係者は、とても親切で信頼の持てる人達であったと感じています。 (一緒に仕事をしていないせいかもしれませんね。)
以上、👨✈️が実際体験してきた①デイサービス、②訪問介護サービス、③在宅医療サービス の実感となります。
ここでは、印象に残った良い体験談が中心となりましたが、実際は様々な小さな問題が生じていました。今となっては、それは大した問題ではなく、いい経験であったように思えてなりません。
なお、介護2013 では国の制度の問題点などを中心にとりあげる予定です。
次回では、健康づくり を中心としたストーリーが展開されていきます。
では、次回にまたお会いしましょう!!
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