競馬のAI予想を改良!長期間でも回収率100%超えを達成!
以前紹介したAI予想モデルを改良し、長期間全レース投票でも回収率100%超えを達成できました。
AI指数はアプリで無料公開しています。
競馬AI予想の成績
2022年~2024年間のレース
AI指数が最も高い馬に投票(7406件)
単勝回収率:101.4% (的中率:22.2%)
複勝回収率:104.1% (的中率:52.9%)
単勝オッズが10倍以上のみ投票(1904件)
単勝回収率:120.7% (的中率:6.7%)
複勝回収率:126.3% (的中率:28.5%)
長期間で、回収率100%を長期間で達成することができました。
競馬のAI予想で回収率100%超えのために重要なポイント
基本的なことは前回の記事に書いてあります。
前回から変わった点は、種牡馬の取り扱いに変更があります。
基本的な方向性としては、馬の速さに関係のある項目のみを学習させています。
また回収率100%超えに囚われすぎると大穴狙いの一発逆転モデルになる可能性があるので、あくまで汎用的なモデルで全レース投票でも高回収率を達成するのを目標にしています。
今後の競馬AI予想の改良の余地
期待値の高いレースを見つける
グラフを見るとわかりますが、近年では回収率が下がり気味な傾向があります。
これはAIなどを参考にする人が増え、実力のある馬に投票が集中しオッズが下がっているのが原因だと思います。
現在はAI指数が一番高い馬に投票していますが、オッズから期待値を割り出してからどの馬に投票するかを決める。
または期待値に応じた投票額にする。
など、投票の仕方を工夫する余地はあると思います。
競馬のAI予想ではプラスになるまで忍耐がいる
AI予想に限ったことではありませんが、回収率を上げるには、的中率が20%前後になるので5回中4回外すことになります。
ぶれることなく淡々と継続的に投票する必要があります。
AI予想のままに投票して楽しいのか
AI予想に言われるがまま投票するのは非常に面白くない。
競馬の楽しみは、たくさんのデータから仮説、検証し、実践し、改善しながら自分なりの理論を確立していくとこにあると思います。
AI予想を作る側は、競馬の予想理論に基づいて何を学習させるか検討したり、データを加工したりするなど、仮説、検証、実践、改善のサイクルを効率的にすることができますが、見る側はなぜその結果にいたったかまるでわかりません。
今後の予定
競馬のAI予想の良いところは、自分の考えた理論が正しく結果につながるのか、一瞬で検証できるところにあると思います。
また予想だにしていなかった要素が結果に影響を与えるなど新しい発見もあります。
なので今後はユーザーもシミュレーションしたり、AI予想を簡単に作れる機能を追加したいと思います。
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