オンラインサロンの中身をチラ見せ③ ネタづくり実況中継

この記事はサークル「漫才ライブ"SHIPPAI" の裏側」からの抜粋です。
サークルではアマチュア漫才コンビのライブづくりの裏側を全公開しています。

無観客・無料のオンラインライブに挑戦しています。サークルに興味がある方は気軽にコメントください!

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いまライブ用につくっている「ぱかのプロポーズ」というネタについて、どのように着想を得たか、どういう流れで書いているか、について公開します!

漫才師がどうやってネタを作るか?という貴重な情報です。というか、アマチュア漫才師のネタづくりという、ニッチで非常に貴重な情報です。
(ハードル上げすぎたから、もはや下をくぐるしかない)


それでは〜…

レッツ…

スターーーーート!!!!


1. 小ボケを考える日々が生んだ「プロポーズしようと思ってるんですよ」


僕は日々「漫才練習中のネタを書かなければならない」というプレッシャーと共に生きている。このプレッシャーは例えるなら「漫才練習中のネタを書かなければならない」というプレッシャーと似ています。

そんなプレッシャーのなか、毎日ボケを考えています。それこそ、24時間365日、いや、1時間120日くらいボケを考えています(コンビニなら倒産します)。

思いついたボケをスマホにメモったり、本のスキマにメモったり、奥さんに話して滑ったりしています。

今回の「ぱかのプロポーズ」は漫才のツカミ(ネタの冒頭に観客の心をつかむ小さな笑いや好感)を考えている最中に生まれました。


ひがし「どうも〜!漫才練習中です〜!」
ぱか・ひがし「お願いします〜!」
ぱか「いきなりなんですけどね、プロポーズしようと思ってるんですよ」
ひがし「いきなりやな」


こんなツカミを考えました。ただ、これはそんなにボケになってない。(ここでいう「ボケ」はぱかの頭がボケているという意味ではないです。念のため。念のため)

ただ、プロポーズというテーマはぱかのホットな話題なのでネタにするのはおもしろいかも?と思ったので、この流れをボケにすることを考えました。そこで…


ひがし「どうも〜!漫才練習中です〜!」
ぱか・ひがし「お願いします〜!」
ひがし「いきなりなんですけどね、プロポーズしようと思ってるんですよ」
ぱか「いや、自分、結婚してるやん」
ひがし「いや、お前がやないか」
ぱか「僕?!」


こうしてみました。「プロポーズしようと思ってる」というセリフをひがしに言わせました。※本来、漫才練習中のボケはぱかですが、このネタはボケがひがしになる可能性が高いですね。

残念ながら、こう変えてみても大したツカミになってません(というかおもしろくありません)

ただ、この掛け合いにしたことで、なんとなく続きがありそうです。


ひがし「いや、お前がやないか」
ぱか「僕?!」
ひがし「せやで?」
ぱか「せえへんよ、プロポーズなんて」
ひがし「(ボケ)」
ぱか「(ツッコミ)」

(1〜2往復)

ひがし「大丈夫やって。お店も予約したから」
ぱか「勝手に予約するなって」


これで「ひがしがぱかのプロポーズを勝手に段取りする」というネタの大枠が見えてきたので「この方向ありかも?」と思い始めます。

ここまで時間にして0.5秒。みなさんでも5日もあればたどり着くと思います。

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サロン内ではこのあとネタの全体像やキーとなるボケを思いつくまでの流れを書いています。また、作成中のネタ原稿を公開しています(GoogleドキュメントのURLを公開)。

今後サロンでは、このネタをつくる様子を逐一発信していく予定です。


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