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制作レポート:ドット絵チャレンジ③『ポスターカレンダー』

こんにちは!
今日もどうぞよろしくお願いいたします!

今回は「ポスターカレンダー」にチャレンジしたいと思います。
私がこれを販売するとしたら、、と仮定して制作していきたいと思います。
ドット絵テーマは「細かく」です。

◆まずはターゲットの設定です。
・30~40代のクリエイター
・リモートワーク多めで、自宅作業がほとんど
・小さい頃ゲームをやっていた
・ドット絵を「カワイイ」と思う。昔を思い出す。

◆次にポスターカレンダーのイメージを決めます。
・1年中飾るのでインテリアの要素を重視
・ポスターである事を考慮して文字の大きさを20pt以上に
・仕事机の上に貼ってもらえる事を想定してB3サイズ横で制作

◆これらをふまえて考えたデザインは、
・小窓から青空がのぞいている
 ⇒夏の青空、元気が出る
・小窓から猫がのそいている
 ⇒その猫と自分と置き換え、自分が空を見ている感覚に
・その窓から外の雰囲気が流れ込んでくるような風の視覚化
 ⇒家の中にいても外を感じる
・カレンダーは下段に一列に並べる
 ⇒月日の流れを感じる

では今回のドット絵の入れ込みを考えます。
ドット絵をポスターのサイズに作ってしまうと、目が疲れてしまうのではと思い、細かく小さくイラストを描き繋げていこうかと思います。遠目からみたらドット絵と分からないけれど、近くでみたらそれに気づくというものにしようと思います。

そして、作ったポスターカレンダーがこちらです。(B3サイズ)

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机に向かって制作中、フッと疲れて上を向くとこのポスターカレンダーがあります。窓の外を見ている猫に自分を重ね、夏の元気な青空を見つめてリラックス。窓から流れ込んでくるドット絵の群れ、まるで風がそよいでいるよう。カレンダーは左から右へ月日の流れを感じます。
閉じこもりがちな毎日だけど、顔を上げててリフレッシュ。

ドット絵はというと…

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猫と夏の青空をドット絵で描きました。
窓枠と影はドット絵にしていないことでドット絵っぽさがメインにならないようバランスをとりたいと思いました。入道雲は写実的に描き、遠目からみるとドット絵に見えないように、近くで見るとドット絵と分かるようにしました。近づいた時の発見にワクワクします。…私だけでしょうか。

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そよぐ白い曲線は、細かいドット絵の集まりにしました。
ひとつひとつのイラストは「外」をイメージさせるようなものにしています。こちらも窓と同様、近くでみたらドット絵だった!というデザインにしました。

今回のポスターカレンダ―制作では、ドット絵を細かくし近づくとその事に気づく、というテーマで制作してみました。私の描くドット絵の場合、その画面に与える印象が強くなってしまう気がしているので、小さく細かく大量に描く事で、見え方や感じ方を意図して変える事が出来るかもしれないなと思いました。

テーマの考察:素材的な使い方のひとつとして、大きな画面には細かなドット絵を。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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