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白いシャツ、黒いリュックに、七部丈

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別に俳句ではないのですが、私、割とずっと黒リュックにシンプルなこれだったのが、周りを見れば、最近みんなずっとこれになっていて、悔しいわけでもないんだけど、日々そういう人を見かけるたびに「あっ」と思う。数年前まで、みんな英語のTシャツで、ダボダボな腰パンの間からパンツ丸見えの時から私は、無印大好きだったので「あっ」と思う。

別に流行りに乗りたいわけでも、乗りたくないわけでもないんだけど、あんだけそこら中、とりあえずツーブロックだらけだった人達がいなくなったように、シンプルなものが良いっていう時代がさっさと過ぎないかなーと心の中で思う。別にかぶっててもいいんだけど、なんとなく楽しくない感じなのである。


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ずいぶんと昔、学校の先生でサイドを刈り上げていて、コボちゃんと呼ばれた変な先生がいた。でも、きっと今じゃそれがお洒落に映っていることだろう。それってなんだか、本人にとっても違う気がしていて、本人もそんなつもりじゃないだろうし。健康のためにやってたわけじゃないヨガが流行ってしまったみたいな、フラダンスを個人的に楽しんでたら、急に人が増えちゃって、あらヤダ。インディアンカでもやっちゃおうかしら?みたいな。あたし、こんな為にやってたんじゃないんだけど、側から見れば、私もそのみんなの一人になってしまっているのがわかると、急に解せなくなって、冷めてしまう。


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( 杖って字をいつも間違えてしまう私 )

たとえば、老人なんてのはほんとはいなくて、周りが年寄り扱いするから、その人は老人になる。だから、本当は子供だって大人だって女も男もいないんじゃないかと。

白いシャツ、黒いリュックに、七部丈も、そんな風に狭くしないでおくんなまし。七部丈って、テニスのナダルが最初の頃に着てた時の、えっなぜに七部?っていうのがいいんだろうなぁーっ膝の汗とかベタベタで動きづらくない?ってゆー。


 

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