まだしりとりは続いていた製本への道 バックナンバーまとめ。

#まだしりとりは続いていた製本へ  ①
4月21日
Amazonにて電子版自由律俳句集発売から数週間後、とある企業より製本してみませんかとの話をもらいました。出版社では無いので販路には乗せられないが、こちらのスキルアップの為にも製本してみたい。ぜひ紙にしてみたい。とありがたい言葉をもらう。
製本してくれる会社は出版社ではないので、一般販路には乗りませんが、正式プロジェクトとしてただいま鋭意製本作業を行なっております。実にありがたいことです。
販売ルートなどはこれから詰めていきます。ご希望される方があれば、お手元に販売チーム三人舎よりお届けしたいと考えております。 



#まだしりとりは続いていた製本へ
まずは本の大きさ、カバーの有無、帯の有無、など大まかな概要を決めて欲しいとのこと。
著者三人で相談を繰り返し文庫版とするも、後にB6版に落ち着く。
自由律俳句は文庫版では良さが伝わりにくいという判断。

#まだしりとりは続いていた製本へ
6月11日
コロナ下でリモート作業でしたが、今回初の対面会議。
製本の会社へ出向き責任者の方と初対面。
電子版のデータで簡単に製本されると考えていたが、甘い考えで全てのデータの再構築が必要と判明。
インデザインという製本用のソフトを紹介されて導入。集英社も使用するソフト。
ほとんどの雑誌類や書籍はこれで作られているらしい。

#まだしりとりは続いていた製本へ
書籍編集ソフト「インデザイン」との悪戦苦闘の始まり。プロ向けのソフトなので簡単には理解できない。泣きたくなった😭
電子版のデータは全て使えず、1からのやり直し。心折れて何週か作業放置(笑)

#まだしりとりは続いていた製本へ
6月25日
先日の会議にて、本に使用する紙を決めてほしいので、紙問屋へ行って来て下さいとの依頼。紙から選ぶとは知らず、焦るがアドバイスを問屋で貰いながら決められるとのことで神田の竹尾見本帖本店へ。
担当者が素人の私に丁寧に教えてくれたので、なんとか紙を選べました。
膨大な数の紙から表紙、帯、見返しなどの紙を全て選んでいく。


#まだしりとりは続いていた製本へ
製本チームとのキックオフ会議。まだキックオフしてなかったのね(笑)
当初は簡単に機械で製本するだけと思っていたのに、9名参加の会議。製本を気軽にお願いしてしまったことを反省。
皆さんが自由律俳句を笑ってくれたのがせめてもの救い。
正式チームが発足する
頑張るぞ

#まだしりとりは続いていた製本へ
我々著者三名は三人舎なるチーム名とし、追加の句を選出し、追加のエッセイを書き上げていく。
りんごさんもすなだん!さんも順調に仕上げていく
三人でなんやかやと話し合い、紙質の再確認やら内容の見直しをする。
インデザインはここに来てなんとか使えるようになってきた…泣

#まだしりとりは続いていた製本へ
7月末日
企業側正式チームの3名と私で初のリモート会議。
リモート初体験なので緊張する。
画面に映る自分の顔ばかり見ていて反省(笑)今後のスケジュールを大まかに決める。画像データや紙の質、配置など細々と決めていく。
年末には完成したいなあとなる。
発行部数は何万部でもとのことだがとりあえず400冊とする。

#まだしりとりは続いていた製本へ
企業側チームとの初対面会議
ここまでの素材の印刷を見ながら全ての余白をミリ単位で決めていき、フォントをいくつか並べてもらいこれも決めていく。 一口に明朝体といっても随分と印象が違うものだ。頼もしい制作チームメンバーに感謝。
専門用語が飛び交うが、時にはわかったフリでうなずく。

#まだしりとりは続いていた製本へ
先日の会議では、出力したものを製本の様なサンプルにしてくれていた。
画面で見るのと本の様な形で手にするのとでは随分と印象が違う。ノド部分の字の入り込みや小口の指のかかる部分の余白を再考する。
8月9月の連休は全てデータ作成で缶詰です。ここに来てインデザインを理解し始めたので作業が急激に楽しくなってきました。
嬉しい。

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