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【2022食べログ百名店選出】焼き立てのむっちりクリームパンに魅了された話|ファイブラン@京都・烏丸御池

京都は、パン屋が多い。歩いているだけでちらほらとパン屋が散見される。パン消費量が日本一とも言われる京都だけあってか、特に市内、烏丸御池エリアはパン屋の激戦区だ。その中でも本日は、貝殻の形をしたクリームパンが有名な「ファイブラン」へ伺った際の話をする。

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雨の降る6月某日

お店前の看板!
チェキ風のお写真がカワイイ。


訪れたのは10時の少し前、ほぼブランチである。店内に足を踏み入れると、まずはふわっと漂う小麦の香りを楽しんで「パン屋にやってきた」実感を味わう。このパン屋の香りで、いつも食欲が120倍ぐらいに掻き立てられるのだ。

は〜〜…食べたい。

店内は比較的広め、ゆったり歩いてじっくりパンを見る余裕があった。ファイブランの名物・パティシエールは真ん中のテーブルにどかんと置いてあるので分かりやすい。そう、まさに。タイトルにもある通り、私が魅了されたむっちむち食感のクリームパンこそ、パティシエールのことである。

パティシエールの他にもお惣菜パン、甘めのパンなど種類は豊富で、バランスよく展開されていた。だからこそ、胃と財布の会議はマスト。悩みに悩んだ。平日や週末限定のパンもあったので、気になる人は要チェックだ。

会議の結果、パティシエールの他に、エビとオニオンが魅力的なシュリンプグラタンというパンを購入。

店内奥には飲食スペースもあるが座席数自体は多くないので、店内で焼き立てパンを楽しみたいという人は予め席を確保してからパンを見に行くとよい。(そのようにスタッフさんからの案内もあった)

運よく席を確保できた私はパン2種類の他に、白桃ジュースを注文。合計で1000円弱くらい。(正確には993円)京都市内のパン屋にしては相応の値段なのだろう…か?パン屋事情に詳しいワケではないので分かりかねるが、満足度的には相応な値段のように感じた。

「パティシエール」とは、なにもの?

・パティシエール


貝殻の形がカワイイ🐚‎



パンの生地自体に厚みはそこまでないが弾力はあって、もっちもち食感。食べ応えも感じられるし、生地だけでも美味しい。二口目を頬張ると、むにゅっと出てくるカスタードクリームの濃厚さに目を張った。どろり、もったり。そんな表現が近いような、重くて濃厚なお味。パン生地とカスタードクリームの間には空洞があって、その空気さえもひとつの魅力となっていた。

先ほどパンの生地に厚みはあまりなく…と説明したが、このパンにおいては厚みがないほうが絶対に美味しい!薄めの生地だからこそ濃厚なもったり系カスタードクリームのうまみが口いっぱいに広がるし、贅沢な気分になる。

・シュリンプグラタン


余すことなくたっぷり乗せられたグラタン…罪


バゲットのようなパンにエビとオニオンが香るグラタンをたっぷり乗せてオーブンで焼き上げた一品。こういうお惣菜パンでは、グラタンが大した量乗ってなくてパンだけの味…みたいなところもあるのが世の常かと思っていたが、全然違う!(どんな偏見)最後までグラタンたっぷりでした(完敗)

これも結構濃厚なグラタンとエビの風味がおいしかったけど、パティシエールと一緒に食べてもつらくない重さ。濃厚だけど、食べやすくてちょうどいい塩梅。ちなみにオニオンが結構たっぷり乗ってて、口に含む度ふわっと香ってきたが、ツンとした辛味やくさみはなく、こちらにおいても食べやすさが完璧だった。お子さまとかでも食べやすいんじゃないだろうか。(私が子どもなら絶対に好きだった)

ふたつとも美味しくて、食べやすくて気付いたら消滅していた。基本食べるのが遅い私だが、この日に関しては一緒に行った友人の倍くらいのスピードで食べてた。恐るべし、ファイブランのパン。

店舗情報 :ファイブラン


🕒月、水~日曜の9:00~19:30
 (売り切れ次第営業終了)
  定休日:火曜日

🚉 烏丸御池駅 5番出口から徒歩5分
💰 ¥1000~2000
支払:カード・電子マネー不可(現金推奨)
座席:テーブル16席・カウンター3席

店内の雰囲気は賑やかすぎず、カウンター席の用意もあるため、お一人様にもおすすめ。


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