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パドックの見方を変える 初心者でも丸わかりガイド ー気合乗り編ー

今日はみなさんのパドックの見方を変えるような知識を共有したいと思います。その中でも「気合い乗り」についてが今日のテーマです。


みなさんにも分かりやすいように気合い乗り位置づけマップを作ってみました。個人的な好みは★気合い乗りゾーンです。ただし馬ごとに違うので下記を読み進めてみてください、いろんな発見があると思いますよ!参考になった場合はいいねなどで応援していただけると励みになります_(._.)_


【気合い乗り位置づけマップ】
のそのそ←のんびり←元気ない←普通→チャカ付き→★気合い乗り→煩い(イレ込み)



極端に振り切ったところから見ていくと、のそのそ歩いている馬はやる気がないと捉えられます。力を出し切りにくいですね。一方の煩く見える馬(イレ込み気味)はパドックでよく見えがちです。解説者の方も気合いが乗っている、気合い乗りが早い(←これはよく分からない)などの表現を使っています。ただこのような馬は1着かそれ以外かというタイプが多い印象を持っています。単勝の魅力はあるんですけどね。




上記は極端な2パターンの話で、ベストは★気合い乗りゾーンだと思うのですが、もっと厳密に言うと「その馬自身の仕草を見極める」必要が重要だと考えています。この馬は普段こういう仕草をしていて…という感じのことです。



例えば、良いときは特に首を下げた周回で厩務員さんを引っ張るような歩様になり、悪いときはイレ込み気味で発汗が酷く制御が効かないなど。馬ごとに特徴が分かってくるようになればスムーズにかつ根拠のある予想をすることができます。のんびりしている馬でもそれがその馬のベストパフォーマンスであればそれはそれで良いですし、その逆もしかりということです。




そのような点を見極めるということで言えば何度も紹介しているレーシングビュアーは有効なツールだと思っています。昨日の記事で取り上げたラプタスも一戦毎に大きな変化がある馬です。前走、走ったから今回買うという凡人でもできる安易な予想にならないためにこの点を気をつけて見てみてください。



''その馬らしさ''として一番勉強になったのがキタサンブラックです。この馬の強さの裏側には気合い乗りも大きな影響を与えていたと思っています。レースに行けば常に100%の力を出せる、これが非常に重要です。




例えば、もともとのポテンシャルが【200】の馬、仮に名前をキタヨンホワイトがいたとします。パドックでは常に幼い仕草でレースに行っても幼いのでその力が30%しか出せないとすると、ポテンシャルは【60】まで下がりますよね。キタサンブラックのポテンシャルがキタヨンホワイトと比べて仮に【100】だとしても、常に100%の力を発揮できれば【60】vs【100】で圧倒することができるのです。気合い乗りというのは、それだけ重要なファクターになってくるので''その馬らしさ''というのを次回から気にしてみてください。まずはお気に入りの馬から入ってみても良いかもしれません。



もう1頭、そのパドックでの差が大きく現れたレースとして印象深いのが2019年高松宮記念を制したミスターメロディです。


いつもはこんな感じのパドックでの姿。

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2019年高松宮記念を制したミスターメロディ、このときだけは気配が一変。(動画がものすごく分かりやすいですが貼れないので写真でごめんなさい)

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みなさんも追いかけている馬や好きな馬がいれば普段どういう仕草で好走時、凡走時の姿を見てみてください。また新しい発見、競馬の楽しさ、パドックの重要性が分かるかもしれません。




本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!今週も一緒にビクトリー!出来るように勉強に励みます_φ(・_・

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