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どーもこんにちは パッケージです
今日も今日とて書いていきます
はじめに
デイビット・スクランスキー（めっちゃ強いポーカー勢）はこう言った。
『もし仮にあなたが相手の手札を見られるとして、その場合と同じプレイができればあなたは利益を得、もし仮に相手があなたの手札を見られるとして、その場合と違うプレイをさせられればあなたは利益を得る』
これはポーカーに限らずあらゆるゲームに適用出来る金言だ。勿論ポケモンにも当てはまる。ポケモン風に書くならば
『もし仮にあなたが相手の選出・構成・行動を見られるとして、その場合と同じプレイができればあなたは勝ち、もし仮に相手があなたの選出・構成・行動を見られるとして、その場合と違うプレイをさせられればあなたは勝てる』
となる。今日はここら辺について話す。
相手の手札を見る
とは言っても↑の様に相手の情報を完全に取得する事は不可能である。しかし対戦時の情報から予測を立てる事は出来る。その方法は「読み」と呼ばれ選出・構成・行動読みの３種に区分出来る。詳しくは↓で。
この工程を用い相手の手札を絞り込む。
しかし手札を絞り込むだけでは適切な行動は取れない。適切な行動を取る為には構築理解が必要である。具体的な工程は
①自分の選出の具体的な勝ちパターンの把握（ABで削ってCで詰める等）←数パターン存在する場合もある
②勝ちパターンの障害把握(ABだと相手のD削り切れずC通らない等）←相手の構成・選出具体的に絞り込める程正確な判断可能
③対処法考える(初手にC出してAに交換して相手のDを釣り出しして狩る）←相手の行動パターン予測精度高い程正確な判断可能
だと考えている。正直ここは余り自信が無い。意見求ム。まあ相手の手札読めても自分の手札で対処出来なきゃダメだよねみたいな話。対処法の実行までがワンセットである。
自分の手札を隠す
今日の本題はこっち。
勝利へのアプローチ法は「相手の手札を正確に予測し正しいプレイを行う」だけではない。「自分の手札を不正確に予測させ相手に間違ったプレイを行わせる」も立派な戦術として扱われる。考えてみれば当然の話である。
この項目では相手の予測精度を下げる方法について考える。筆者は主に
①イメージと中身を著しく変化させる
②相手が知らないポケモンを使う
③物凄く難しい構築を使う
④盤外戦術
の四方法があると考えている。
①は所謂偽装構築である。受けループ偽装積み構築的な。この場合元の並びの知名度が高ければ高い程、対処法が真逆であればある程その効果は高い。
②は所謂マイナーポケの使用である。画期的な新戦法もこれにあたる。この場合強さと予測の難しさが等価交換になってしまうジレンマがある。
③は複雑なPTの使用に当たる。複雑なPTは相手が予測する必要がある事柄が増えるためその分予測の精度が下がる。
④は口プ・配置・TN・選択時間その他諸々である。ここについてはアーモンドさんがnote上で
ポケモンにおける盤外戦術
・TNをMoonにする
・配置を拘る
・迷ったふりしてみる(レヒレにドクZサザン投げなど)
・ドヤ顔即決してみる(レヒレにサザン投げ竜星など)
ポケモンは「相手のプレミを誘発するゲーム」なので有効そうに見えますが、所詮都市伝説レベルなので・。・
と言及している（勘の良くない方でも分かるだろうが今回の記事はここから着想を得た物である）。実践で使うのは厳しそうだ。
複雑なPT
この中で一番実用的なのは③である。相手が処理出来ない程大量の選択肢を押し付ければ遅かれ早かれミスをする。自分のミスが無ければ安定択を取り続けるだけで相手が勝手に自滅するという寸法だ。
では複雑なPTとは何か。細かく考えるとキリが無いのでここではシンプルに「パワーが高い選出パターンの多さ」「型の匿名性」とする。例を挙げよう。
このPTはレパガッサメタモンの猫の手胞子・バンドリマンダの砂展開しか選出パターンが存在しない（とする。選出自体は可能）。
となると相手の対策は簡単だ。レパルダス・バンギラスが来た時点でPT内容がほぼ完全にバレる。対処法も想像・実践しやすい。
このPTはどうだろう。選出パターンは非常に多そうだ。
初手にコケコが来ても裏に何がいるのか（少なくとも筆者には）全く予想出来ない。誰が何を持っているかも何をするかもよく分からない。となると対策は非常に難しくなり当然ミスも多くなる。
この様に「パワーが高い選出パターンの多さ」「型の匿名性」が読みの精度を下げている事が分かる。しかし相手の方が自分の構築に詳しいとここの力関係が逆転してしまう。そこは十分に注意するべきだろう。
ここら辺を突き詰めると選出強制とか選出誘導とか色々な所まで行けるんだけど長くなりそうなので今日はここで〆る事にする。
最後に
太ももの筋肉痛がヤバい（100％リングフィットアドベンチャーのせい）
おしまい