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なぜポケモン界ではポケモンバトルが普及しているのだろうか?【後編】

どーもこんにちは パッケージです

今回もポケモン界におけるポケモンバトルについての妄想を書き連ねていきます


前編のまとめ

ポケモン界にも戦争はあり、ポケモンは優秀な戦力。しかしトレーナーの指示が必要。その為の訓練がポケモンバトルの源流では?

これを踏まえた上で後編に入っていく。


高性能機器の開発

戦争の「訓練」であったポケモンバトルはどのようにして現在のポケモンバトルの様に市民に受け入れられる「スポーツ」へと変化していったのだろうか。筆者はこの要因として「モンスターボール」「転送パソコン(仮称)」「ポケモンセンター(仮称)」の3種機器が大きく関わっていると考える。

↑一般的なポケモンセンター

まず「モンスターボール」。この機器はポケモンを捕獲し扱うという行為の敷居を格段に下げ、ポケモントレーナーの増加を後押しした。

次に「転送パソコン(仮称)」。ポケモンをデータとして転送・保存出来る様になった事で人一人が所有出来るポケモンの数が大幅に増加し、バトルの多様性・戦略性を生み出した。

最後に「ポケモンセンター(仮称)」。正確にはポケモンセンター内の機器を指しているのだが、この機器はポケモンが深い傷を負っていたとしても短時間で完全に回復させてくれる。この機器がより激しいバトルを助長するきっかけになった事は疑うべくもないだろう。

この3種の機器により、それまでは「あくまで戦争の訓練の一環であり、野蛮で浅ましい競技」として闘犬・闘鶏と同じような扱いを受けていたポケモンバトルが「誰でも簡単に出来て戦略性・多様性があり、安全でポケモンの成長にも繋がるスポーツ」としてそのイメージを大幅に向上させたのではないだろうか。


国策

しかし前述した要素があったとしてもポケモンバトルが現ポケモン界の様な盛り上がりを見せるとは正直考え辛い。またポケモンバトルの様な一競技のジムが都市毎に存在しリーダーがその街のカリスマ的存在になっている…というのは余りに不自然だ。

なぜなら前述した要素が真であればポケモンバトルは少なくとも1920年代後半(モンスターボールはニシノモリ教授が1925年に開発した機器であり、転送パソコンはその後に生まれた機器であるため)(ポケットモンスター The Animation のwiki参照)に現代の形態を確立し浸透した歴史の浅いスポーツだからである。

という訳でポケモンバトルの急速な普及・盛り上がりのバックに国が関わっている事は確定的に明らかである。「ポケモントレーナーの育成は国家的事業である」「ジムが(過疎で採算が取れない地域限定ではあるが)国費で運営されている」(ポケットモンスター The Animation のwiki参照)事実もこれを裏付けるには十分な根拠であるといえる。

これに前編で言及した「ポケモンは優秀な戦力」「ポケモンバトルは戦争の訓練が源流」「マチスの発言(ミーは戦争でエレクトリックポケモン使って生き延びたネ!)」を組み合わせるとある青写真が見えてくる。

そう、「国のポケモンバトル普及・推進は戦争時の戦闘要員・戦力確保を目的としている」のではないかという仮説である。

↑あまりにも重い…重すぎる…

そう考えると「ジムリーダーの立ち位置・カリスマ的存在になっている理由」「トレーナーズスクールの存在」「ポケモンバトルを極めるために旅に出るという行為が世間的に受け入れられ、そのサポートも充実している」「ポケモントレーナーの育成は国家的事業である」等々の要因にも一本筋が通ってくる気がする。全部を説明すると長くなるのでここでは省くが。

なんか前編より重い話になってしまった…


経済的要因

とまあアレだけではあまりにも救いがなさすぎるので別の説も提唱する。それが「ポケモンバトル滅茶苦茶面白い説」である。

↑ポケモンバトルは面白い!

考えてみれば当然だ。人間より数百倍強いポケモンが死力を尽くして戦う。しかも戦略性も高く、ルールも分かりやすく、見ててとても面白く、始めるための敷居もかなり低い。こんな神スポーツは少なくとも現実の世界には存在しないだろう。

という訳で子供・大人たちの間で「スポーツ=ポケモン」の様な図式が出来、小学生に将来の夢を聞くと大体が「チャンピオン」と答え、部活では殆どの生徒がポケモンバトル部に入る…といった状況になる。

となればポケモンバトルの関連商品は売れに売れる。ジムを建てればチャンピオン志望のトレーナーがわんさか来てカネを落としていく。ポケモンリーグの放映権料は目ん玉が飛び出るような高値で売買される。このようにポケモンバトルを主体とした確固たる経済の流れが出来上がっているのである。

となれば国もここに一枚かんでくる。その一例が先述した「ジムを(過疎で採算が取れない地域限定ではあるが)国費で運営する」だが、その他に公式では表現されていないような事をやっているとしてもまあ納得はできるだろう。

こう考えても前項目で話した「ポケモンバトルが現ポケモン界の様な盛り上がりを見せる」「ポケモンバトルの様な一競技のジムが都市毎に存在しリーダーがその街のカリスマ的存在になっている」等々の要素はしっかりと説明できる。個人的にはこっちであって欲しいというのが偽りのない本音だ。


最後に

肩が凝りすぎてコリアンダーになった

あと考察ガチ勢の方々から面白い話をたくさん聞けたので機会があればそこら辺についてのアレコレも記事にまとめてみたいですね


おしまい