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明晰夢

についての覚え書き。


導入

今日早めに起きすぎたので二度寝をした。すると明晰夢が起き、自分の周囲の環境を一回だけ変える事が出来た。具体的には自分の部屋(っぽい所)をフチを黒く塗った灰色の四角で構成された滑り台に変更した。

自分は今まで明晰夢を何回か見た事があるが今回の様な現象は初めてである。そしてこの現象をさらに突き詰めれば自分の夢を自在に操る事が出来る。そこで再現性を高める為に今日の現象を細かく書く事にした。


詳細

3時前にも1回起きてスマホで将棋動画・Hearthstone動画・Twitterを見て4時前に寝た。

起きたのは5時前。前日は11時前に寝た。自分は睡眠時間が長めなのでもう少し寝る事にした。その際妙に目が冴えていたのでVR動画を見る事にした。ジャンルはMMD・360°観光動画。30分程度で頭が重くボーッとして来たので寝る事にした。

夢の中では明晰夢だという実感があった。夢と現実の間にいるというか意識があるというか。前述した頭が重くボーッとした寝起きの感覚がかなり強めに再現されている感じ。寝起きなので頭は働いていない。

で夢の中だからなんかしてーなーという事で周りを変えようとした(この部分は後付け。実際はほぼ無意識)。すると周りの景色が変わった。フチを黒く塗った灰色の四角で構成された滑り台が出来た。

で他にもなんかしたくなって色々生み出そうとしたが上手くいかず次第に寝起きの感覚が弱まり意識がハッキリし始めた。そして目を覚ました。


考察

人間が物を生み出すにはその過程を想像する必要がある。

水を生み出したい時に水を思い浮かべるだけでは不十分であり、「水道の蛇口をひねる」であるとか「近くの川から取ってくる」といった過程を踏まなければならない。

何故か。人間は現実に即さない行動を具体的に想像することは不可能だからである。水をワインに替えたキリストがそれを出来たのは自分の中にその行動への具体的なイメージがあったからだといえる。

夢の中であっても想像できない事を再現できるはずが無い。今までの明晰夢で見る・考える・歩く(これは怪しい)といった行動が出来ていたのに物を生み出せなかったのはここら辺の違いだと考えられる。

しかしVRはスイッチ1つで周りの風景を完全に変える事が出来る。PC画面をクリックするとPCに表示される画面が変わるのと同じ様なノリで、である。

であれば夢の中でスイッチを押すイメージが出来、スイッチを押す→周りの景色を変えられるという過程を強固に想像出来れば手軽に夢の中の環境を変えられる事になる。

これを押し進めスイッチを押す→物質を生み出す事が出来ればその利便性はさらに高まる。その為の具体的な練習方法としてボタンを押すだけで物質を生み出せるゲームをやりこむ事が挙げられる。

また今回の夢でフチを黒く塗った灰色の四角しか生み出せなかったのは自分が無意識的に詳細にイメージできる物質がこれしか無かったからだとも考えられる。

これを克服するためには普段から物事をよく見るべき…という話になるがそこら辺まで行くと面倒臭いので多分やらない。コスパが悪いので。何か良い方法を考えたい。

あと浅い睡眠も結構重要。これは全ての明晰夢に言える。


最後に

魔術の詠唱・高速詠唱・詠唱無し辺りの概念とかなり似た話だと思った。魔術師になる気は無いが好きな夢は見たいのでもう少しここら辺について考える事にする。




おしまい