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「孤高の人」に憧れた男の話【3/19(土) 神奈川県:セブンS川崎】

・アラジンAクラシックは全台系!?
・特定のサミー機種には1台以上高設定があった!?
・設定状況に対して稼働が少なく、穴場感アリ⁉


「高設定をツモる」。
パチスロ打ちなら誰もが日々目指していることだし、ホールに足が向いた時には自然と意識していることだと思う。ただ、そのツモり方ってやつにはいろんなパターンがある。たまたま打った台が高設定だったこともあれば、天井狙いで触ってみた台が実は高設定でしたってことだってあるだろう。大勢で虱潰しに全台系のシマを探し、最終的に当たりに辿り着くことだって高設定をツモったって言えるだろうしね。いわゆる、人海戦術ってやつ。でもさ、それってかっこよくないんだよな。人とは違った視点でホールを観察し、皆が狙う機種には目もくれず、データとホールの傾向を読み、狙いを絞った台を終日打ち切る。結果、それが高設定だった。決して群れは成さない孤高な感じ。これが最高にカッコイイ高設定のツモり方だと思うんだ。


今はもうそんな時代じゃないのかもしれない。新台の時期を過ぎれば高設定に期待はできない。高設定が入るのは特定の機種だけ。ホールの隅でくすぶっている機種には設定なんて入りそうもない。だけど、そんな時代に逆行しているホールも世の中にはごまんとあると思うんだよな。俺たちが知らないだけでさ。今回のネタはまだどこか肌寒さを感じる3月19日、神奈川県川崎市にある「セブンS川崎」で、孤高を目指した男の話だ。まぁ、例によって俺の話なんだけどな。


さて、孤高を目指すとひとことで言っても闇雲に台を選んでいて勝てるほどパチスロは甘くない。俺にとって「セブンS川崎」は初見のホールだ。もちろん傾向だって知らない。でも、立ち回るのヒントっていうのはいつだって現場に溢れているもんだよな。

※当日マコトが撮影した写真です

こんなにも大胆に(笑)。

 

つまり、この日はサミー機種がオススメってこと。しかも、これらの機種の設置場所っていうのが朝の入場口とは正反対に位置しているっていうのがまた良い。孤高を目指すのにピッタリの位置だ(全ての機種がその一角にあるわけじゃないけど)。とはいえ、ピックアップされている機種の数は少々多め。このなかの機種に当たりがあるのか、はたまた全機種に高設定が使われているのかは分からない。じゃあ、設定看破が比較的簡単な機種に手を出すのが定石だろうということで、朝イチに選んだのは

594番台の「北斗宿命」。旬は過ぎているだろうけど、高設定をアピールするには持って来いの機種だからね。けれど、

日が昇りきる前に天井に到達してヤメを決意。周囲の台が順調そうだったから、多少粘ってみたけど、この台は当たりではなさそうだなと。一発ツモとはならなかったものの、まだ時間はある。朝イチから同じ一角で頭文字Dを打っている人も好調そう。北斗宿命にも良さそうな台があるから、サミー機種には最低でも1台は高設定が使われているのかもしれない。とはいえ、やっぱり候補は多い。北斗宿命・頭文字Dは既に当たりっぽい台があるから消去法で候補からハズせるとはいえ、まだ7機種もある。いや、厳密に言えばディスクアップ2のパネルもあったし、サミー機種で言えば楽園追放も設置されていた。幸か不幸かディスクアップ2はフル稼働だったし、楽園追放とアラジンAクラシックは同じ一角に設置されていなかったけど、それでも候補機種は6機種だ。ここで勝てる動きができる人こそ本物の孤高。落ち着け。時間はまだある。じっくり考えて、ホール側の意図を読み、そして高設定をツモるんだ。俺が選んだのはギアス3だった。

518番台のギアス3。まだ稼働がまばらだったギアス3。まだ出ている台がなかった

ギアス3。メーカーさんの公式動画で機種解説もさせてもらったギアス3。設定看破はどちらかというと難しい部類に入ると思っているギアス3。でも、好きだから打つことにした。あと、ほら他の機種に比べて詳しいし。機種の知識がないと押し引きもままならないしね。

 

そんなギアス3が序盤から飛ばす飛ばす。

早々に銅トロフィーが出て設定2以上が確定。

ARTの連チャンも伸び、1200枚を超える出玉を獲得。いや、でも、まだだ。まだ安心できる状況じゃない。ギアス3は低設定でも跳ねやすい機種だ。まだ油断ならない状況だ。でも、それも思い違いだったみたいで、

セット数の上乗せ特化ゾーン「ガウェイン」には入るわ

ピースの上乗せ特化ゾーン「亡国のアキト」にも入るわ

ART中にBIGを引けば高設定示唆のエピソードが発生するわ

当たり前のようにエンディングに到達したところで実戦終了。

完勝だった。ホールが勧めているであろう一角をいち早く見つけ、確実に結果を出す様はまさに孤高のそれ……と言いたいところだけど、ルルーシュが活躍する度にはしゃいで写真撮りまくってたからね。客観的に見たらあの姿は孤高とは言えないよね、きっと。付け加えるなら高設定が確定したワケでもなかったし。でも、最後に打ったギアス3の挙動は悪くなかったし、狙い自体は間違っていなかったんだと思う。孤高を目指すのはまた次の機会に。

 

~~今回のまとめ~~

全体的にサミー機種コーナーの稼働は良くなかったけれど、その割に出玉を持っている台は多かったので、動かなかった高設定も多数あったんじゃないかと思う。ただ、サミー機種コーナーとは別の位置に設置されていたアラジンAクラシックが全台系っぽかったのは盲点だった。まさかそんなトリッキーなことをしてくるなんてね。次回はサミー機種コーナー以外のサミー機種にも注意しながら立ち回る必要があるなと。

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このコラムを書いてくれたライターさん

マコト @macotomakoto


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