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パチプロおじさんのパチンコで勝つための方法論【不変のセオリー】

こんにちは。パチプロおじさんです。

このnoteでは、わたしが現役時代にパチンコで毎月コンスタントに20万円~40万円稼いできたその方法論についてお伝えします。

世の中には、パチンコの必勝法や攻略法と呼ばれるものはたくさんあります。

その中には有用なものもあるでしょうが、私はそのほとんどが詐欺だと思っています。

詐欺的な必勝法や攻略法には、
「あ~なるほど、確かにそんな風にすれば勝てるよな」と納得できるような、理論的な根拠が全くありません。

私も何度か
「永久連チャン打法」だとか「大当たりセット打法」といった攻略法の
広告を目にしたことがありますが、
「あなただけに極秘情報をお教えします」とか「誰でも簡単に楽してお金を稼げます」といった甘い言葉で、普段パチンコで負けてる人たちの弱みにつけこみ、射幸心を煽ります。

そうした広告を目にした人の中には、最初は半信半疑ながらもワラにもすがる思いで購入し、あとで騙されたことに気づいた人も決して少なくないことでしょう。

こうした攻略法が出回った背景には、90年代に一世を風靡したパチプロ集団「梁山泊」の存在があるかと思います。

彼らは確かに攻略する台を購入して日夜研究して攻略法を編み出し、
実際に『春一番』や『モンスターハウス』『それゆけ浜ちゃん』
といった特定の台で自由自在に大当たりをひいて爆裂させていました。

その攻略法の理論的背景には、
大当たりの周期カウンターと特定のランプの点滅との同調を見つけ出して、それに合わせてタイミングをはかって止め打ちを駆使して人為的に大当たりさせるというものですが、機械を使わないだけで本質的には体感器攻略と同じものになります。

そもそも体感器攻略は違法ですし、
彼らは変則打ちはしても体感器は使っていないので違法ではないのですが、ホールにとってはただただ迷惑な存在でしかなく、
ドル箱を積んで大当たりをしている最中に台の電源を切られて、強制的にやめさせられたこともあったそうです。

また、そのように特定の台の攻略ができたのも、当時は今とは違ってまだまだコンピュータやプログラミングの技術が劣っており、バグ的なものや設計上のミスがあってそこにつけこまれる要素があったのですが、技術が格段に進歩した今ではそうした攻略法はほとんど不可能になっています。

また、そうした必勝法や攻略法とは違いますが、自称パチプロの人が書いてるブログなどを読んでも、内容はパチンコについてのエッセイみたいなもので、どうすればパチンコに勝てるのかを具体的に教えてくれるものではありません。

このnoteでは、パチンコで勝つための考え方や方法論をできるだけ分かりやすく、パチプロ時代の私の経験もふまえて具体的・理論的・体系的にお伝えしていきます。

今現在の私はすでにパチプロは引退し、他のビジネスをしていますが、
この方法論は今でも十分通用しますし、パチンコに大当たり確率があって確率に支配されるゲームである限り、これから10年先、20年先にも通用する理論であると確信しています。

パチンコに負けてばかりで、もう打たないと決めていてもついつい打ってしまう方、もうこれ以上ホールから搾取され続けられたくないと悩んでいる方、毎月のパチンコの収支をマイナスからプラスに変えたいと思っている方は、ぜひこのnoteを最後までお読みいただいて今すぐ現状を変えていきましょう。

私がパチプロとして生計を立てていたのは4年ほどで、週に大体2~4日ほどパチンコを打って、毎月コンスタントに20万円~40万円ほど稼いでいました。

基本的にホールの定休日の月曜と、黙っていてもお客さんが来てホールの稼ぎ時でもある土・日はパチンコを打ちませんので、打っても多くて週に4日ということになります。

また、平日の朝一からパチンコを打ってると常連のお客さんとも顔なじみになりますので、そうしたお客さんともコミュニケーションをとって、なるだけパチプロであることを目立たせないようにしていました。

そのおかげもあって、パチプロ時代の4年間は1度も出禁にあうことなく過ごすことができました。

そうした私も、はじめからパチンコで勝てていたわけではありません。

初めて打ったパチンコは羽根モノでした。

当時は大学生でお金もなく、パチンコ=ギャンブルという認識があったために、投資金額がかかりそうなデジパチや権利物は敬遠していました。

羽根モノだと『たぬ吉くん2』が有名ですが、私が最初に打ったのはそれより以前の『マジックカーペット』や『ジェットスキーⅡ』という機種でした。

役物内に玉が入ってVゾーンに向かっていくときの興奮は、ホントに心ときめくものでした。

大当たりになると下皿にどんどん玉が溢れ出てきて、出玉ををドル箱に落とすときのジャラジャラという甘美な響き、
パチンコ玉をわしづかみにしてドル箱に入れるときの快感。

大学受験で疲れた私の心を癒してくれて、楽しいことをしてお金も儲かるというその遊戯性にすっかり魅了され、いつしかパチンコは私の生活の一部になっていきました。

羽根モノで遊んでいるときは、勝っても負けても数千円くらいで、たまに1万円以上勝つと大勝ちしたような気になったものですが、羽根モノだと勝てる金額もたかが知れています。

やはりドル箱を5箱、10箱と積んでいるのはデジパチや権利モノのシマで打ってる人たちでしたので、ほどなく打つ台もそうした機種に変わっていきました。

初めて打ったデジパチは『麻雀物語』だったか『ダービー物語』だったと思いますが、主に打っていたのは『フィーバーパワフルⅢ』や『フィーバークイーンⅡ』でした。

これらは保留玉連チャン機と呼ばれ、いったんいい波をひくとあっという間にドル箱の山が築けて5万、6万と勝つこともあるのですが、負けるときも万単位の金額になってしまい、たまに勝つことはあっても負けるときの方が多く、月間収支はいつもマイナスでした。

当時の私は、親からの仕送りとバイト代のみで生活してましたので、決してお金に余裕があるわけでなく、負けが込んだりすると「今月はもう絶対にパチンコは打たない」と心に誓うのですが、気分のいい日とかだと「なんか今日は勝てそうな気がする」という根拠のない自信がわきおこってきて、自らの直感を信じて意気揚々とパチンコに行くのですが、あえなく撃退され、
月末はお金がないためにパンだけで過ごす日々も何度かありました。

当時は方法論もなにも知らなかったので、このままパチンコを続けていけば毎月毎月負けていって、いずれは歯止めがきかなくなって借金をこさえてしまい、多重債務者になって、生活が破綻してしまうかもしれないという危機感も少なからず抱いていました。

そんな私がなぜ、毎月20万円~40万円稼ぐパチプロとして生計を立てれるまでになったのか?

それは、あるきっかけからパチンコで勝つための方法論に気づいたからです。

それまでの私は、【運】でパチンコを打っていました。

台を選ぶときも、そこに明確な根拠はなく、ただ自分の好きな台で空いてるところに座って打っていただけでした。

そしてたまに勝つことはあっても、負けることの方が多く、勝ったときは「ツイてた!」と喜び、負けたときは「あのリーチで当たっていたら」とか
「あの確変でもっと連チャンしていたら」などと「たら」「れば」を繰り返していたのです。

そうした運まかせで打っていると、たまに「偶然に」勝つことはあっても、トータル的には「必然的に」負けてしまいます。

このことは、客とは反対の立場のホールのことを考えてみればよく分かります。

ホールは運まかせで経営を行なっているでしょうか?

仮に、10%の台は出すようにしてお客さんに勝たせても、残りの90%の台で回収して、トータル的には毎月安定した利益が出るように台を調整しています。

そうすると、パチンコで勝つか負けるかは、本質的にはホールと勝負していることになります。

たとえばプロは、どの台に座っても勝てるというわけでは決してありません。

必ず、打つべき台を選んでいます。

仮に、1000円で10回しか回らない台をプロが打ったとして、1000円で30回まわる台を素人が打ったとすると、ひと月トータルでは素人の方が勝つことになるでしょう。

スロットの場合でも、設定1とか2の台をプロが打って、設定5とか6の台を素人が打ったとすると、ひと月トータルだと素人の方が勝つことになるでしょう。

つまり、どの台に座るのかによって勝負の9割がたは決まっているのです。

プロは他のお客さんより早くそうした台を見つけ出して、ただ座って打っているだけです。

そして、そうした台を調整するのはホール側なのです。

もしもあるホールに打つべき台が1つもないとしたら、そのホールは【使えない】ということになります。

当時の私はそういうことも知らず、ただ行きつけの店だからとか、落ち着いてリラックスできるからというだけの理由でホールを選んでいました。

私が勝てるようになったきっかけに話を戻しますと、それまでは勝ったり負けたりの繰り返しだったのですが、その月はなぜか好調で、打てば必ず勝つというのが3日連続、4日連続で起こり、5日連続して勝ったときに、
「あれっ、ひょっとしてパチンコで勝つってこういうことなのかな?」
と、パチンコで勝つための方法論がおぼろげながらに分かったのです。

それまでは、パチンコは所詮ギャンブルという認識があったために、
たまに運よく勝つことはあっても、長い目で見ればトータル的には負けるものだと思っていましたし、パチンコで勝つための方法としては、何度か大当たりをひいて勝ってる時にいかにして勝ち逃げするかだと思っていたのですが、こうした考え方がいかに本質からずれているかに気づかされました。

世の中にはパチンコのプロもいれば、アマチュアもいます。

そのプロとアマの違いをあえて一言で表現するなら次のようになります。

『アマは、1日スパンでは勝つことはあっても、月トータルでは負けてしまう』

『プロは、1日スパンでは負けることはあっても、月トータルでは必ず勝つ』

たとえプロでもパチンコを打てば必ず勝つというものではなく、確率の波に翻弄されて、運が悪ければ1日スパンでは負けることもあります。

逆に、一定の施行回数が担保される月トータルで負けたとしたら、それは「運が悪かった」のではなく「必然」だということです。

この方法論が分かってからは、もはや月トータルでは負けることがなくなりました。

そしてその時から、パチンコは私にとってお金を生み出す【打ち出の小槌】になったのです。

それまでは月末になると必ず金欠にあえいでいたところが、
毎月コンスタントに5万~10万円程度勝てるようになって生活にもゆとりができましたし、パチプロになってからはお金がほしくなったら銀行でお金をおろしにいくような感覚でパチンコを打っていました。

また、当時20代の私は映画・音楽・文学にはまっていたこともあり、
大学を卒業したあと自分の時間を切り売りするような労働をすることには全く興味が持てず、30才になるまでは定職につかないで自分の好きなことをすると決めていました。

それまでは、学業やバイトと並行しながら空いた時間にパチンコを打って、月に5万~10万円くらい稼げていましたので、
パチンコに専念すれば十分に生計を立てていけるという自信もありました。

それからはパチプロとして毎月コンスタントに20万~40万円稼ぐようになったのです。

これから、そのパチンコで勝つための方法論をあなたにお伝えしていきますが、
その前にそもそも「パチンコで勝つ」とはどういうことかお分かりになりますでしょうか?

答えは、

収入>支出 

ということです。

「何を当たり前のことを」と思われたかもしれませんが、この当たり前のことが分かっていない人が実は意外に多いのです。

たいていの人は、収入>支出となるようにパチンコを打っていません。

もちろん、収入と支出の差額が大きくなればなるほどそれだけ儲けも大きくなるわけですが、では収入を増やすためにはどうすればいいのか、支出を減らすためにはどうすればいいのかを考えることから、パチンコで勝つための方法論が導き出されるのです。

また、パチンコにおけるお金の流れを図で表すと、次のようになります。

現金(①)→(交換)→玉→(換金)→現金(②)

最初は手持ちの現金(①)をパチンコ玉と交換して遊戯し、大当たりを積み重ねて出玉を増やしていって、最終的に景品交換所で換金して現金(②)を受け取るという流れになります。

上の収入>支出とあわせると、「パチンコで勝つ」ということは

現金(②)>現金(①)

と言い換えることもできます。

現金(②)が現金(①)より大きければ大きいほど、それだけ儲けも大きくなります。

では、「収入を増やすためにはどうすればいいのか」「支出を減らすためにはどうすればいいのか」について考えてみましょう。

上の、パチンコにおけるお金の流れの図をみますと

○収入を増やす→出玉を増やす

○支出を減らす→現金投資を減らす・ムダ玉を減らす

ということが分かります。

収入を増やすためには出玉を増やす、ということは分かりやすいと思います。

出玉を増やすためには大当たり回数を増やすということがメインとなってきますが、実はそれだけではありません。

このことは次の「ムダ玉を減らす」ということにもかかわってきますので、またあとでお伝えします。

また、支出を減らすためには現金投資を減らす、ということも分かりやすいと思います。

では、現金投資を減らすためにはどうすればいいのでしょうか?

それは、

【回る台】を打つ

ということになります。

では【回る台】とは一体、どれくらい回れば【回る台】といえるのでしょうか?

世間一般では「ボーダーライン」と呼ばれるものがあって「ボーダー理論」という考え方があります。

あなたもおそらく、聞いたことくらいはあるでしょう。

ただ、普段よく打つ台のボーダーラインを知っているからといって、毎月コンスタントにパチンコで勝ててますでしょうか?

このボーダーラインというものほど、実践的にほとんどアテにならないものはありません。

私もパチンコ初心者の頃は、パチンコ雑誌に書かれている台ごとのボーダーラインを頭に入れてパチンコを打っていたものですが、ちゃんとボーダーを越えてる台を打ってるのに負けてしまったりだとか、何度か小さく勝ちを積み重ねていってもたった1度の大きな負けでマイナスになってしまったりだとか、ボーダーなんか何も知らなさそうなおっちゃんやおばちゃんがドル箱を積み上げて大勝ちしているのを目にしたりしてるうちに、次第にアホらしくなって、いつしかボーダーなどは見向きもしなくなりました。

実は、パチンコで勝つためにはボーダーの数値を覚えることよりも、
ボーダーの出し方の方が大切になってくるのですが、たいていの人はボーダーの計算方法を知りません。

また奇妙なことに、同じ機種であっても各パチンコ雑誌やネット上のサイトによって、その数値がマチマチだったりします。

そうなると、正しい算出方法を知らないパチンコ初心者の方にとっては、どのパチンコ雑誌やサイトの数値を信じていいのか分からないということになってしまうのです。

また、仮にボーダー以上の台で打っても、
時給換算にして200円とか300円にしかならなかったら割に合わないですよね。

では、1000円あたりどれくらい回れば、はたして【回る台】といえるのでしょうか?

もちろん機種によって、また同じ機種でもお店の換金率や営業形態によって変わってくるのは当然なのですが、

正しい答えは、

それはあなたがパチンコで時給いくら稼ぎたいのか、月にどれくらい稼ぎたいかによって1000円あたりの必要回転数を算出し、その数値を満たしている台が【回る台】である

ということになります。

私の基準ではボーダー程度回ったからといって、決して【回る台】にはなりません。

このnoteでは、上記必要回転数の算出方法について誰でも分かるようにお伝えし、あわせて【釘の見方】についてもお教えしていきます。

私も初心者の頃は釘の見方が分からず、
1台1台試し打ちをして回りそうな台を選んで打っていたのですが、
試し打ちだけでも何台もやってると金額的にバカになりませんし、釘を見る知識があればそうしたムダ玉を減らせ、他のお客さんよりも早く勝てる台を確保することができるようにもなります。

ホールの釘調整によって台の回転数も変わってきますので、特に難しいことはありませんので、何箇所かの重要な釘は必ず見れるようになっておきましょう。

また、【回る台】を打つことによって実は<出玉を増やす→収入を増やす>ということにもつながるのです。

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