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現代ネクロ学入門〜君も明日からネクロで勝てる!〜

初めまして、PachiNaといいます。
他人より少しだけネクロが好きな一般シャドバプレイヤーです。

さて今回はRAGEに向けて、現環境のネクロのデッキのあれこれについて書いていこうと思います。
以前FOH期に書いたnoteを読んだことがある人は、ああいうようなものだと思ってください。
あまり濃い内容ではありませんが、ぜひ読んで見てください。

それでは早速やっていきましょう。
※本記事の内容はあくまでもPachiNa個人の意見です。


1.デッキ紹介

本項で紹介する構築は比較的一般的なものを用意しました。

ネクロ初めて握る人にも読んで欲しいと思っているのでなるべく癖のないものを用意したつもりです。

無論、ここで紹介した構築が結論構築というわけではありませんので、ご自分でぜひ、チューンアップしていってください。


1:機械ネクロ

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このデッキはRSCで登場した『創出の紫紺・エンネア』『永続の機構・ニコラ』などの機械タイプのカードを軸としたデッキです。
『エンネア』の効果を活かした必殺による盤面除去と展開で、序盤から中盤にかけてアドバンテージを取りつつ、終盤にはニコラの効果で加わる『禁絶の一撃』やネクロの代名詞『ネクロインパルス』で削りきる動きが特徴的です。


2:ラスワネクロ

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このデッキはDOVで登場した『人外魔境・クリストフ』や『忌まわしき再誕』といったラスワの発動回数に応じて強力になるカード群を軸としたデッキです。
序盤にラスワをため、中盤に『忌まわしき再誕』を活かしたドローとさらなるラスワ稼ぎ、盤面処理でアドを取り返しつつ、終盤には『鎖杖のネクロマンサー』『人外魔境・クリストフ』『魂の一刀』といった強力なカードで削り切る動きが特徴的です。


3:ラスワ機械ネクロ

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※構築の内容はあぐのむ選手のものを誠に勝手ながら紹介いたします。
 (あぐのむ選手:Twitter:@agunomomoclo)
先に挙げた2種類のデッキの強く、シナジーのある部分に着目したデッキになります。
具体的には『アイアロンの残骸』のラスワ、『エンネア』と『カゲロウ』および『ボーンフリーク』の間にシナジーがあることです。
1コストの動きや確定サーチによって序盤の安定性、対応力が向上しています。


2.ネクロ豆知識

ここで紹介する小技や豆知識はご存知の方も多いと思いますので飛ばし飛ばしで構いません。

・『エンネア』をリアニメイトするときの豆知識。
『金鉱のネクロマンサー』『輪廻の強制』はフォロワーを破壊しながら『エンネア』をリアニメイトできるカードです。
このとき自分の『ボーンフリーク』『カゲロウ』を破壊すると『金鉱』『強制』の効果処理で『エンネア』がリアニメイトされ、その後『ボーンフリーク』『カゲロウ』のラスワ効果が処理されます。
そうすることで『エンネア』が場に出た状態でラスワが発動したことになるので『モーターグレイブディガー』が出ます。
これは頻出なので必ず覚えましょう

・『忌まわしき再誕』に関する豆知識。
ラスワ発動回数が5回、10回の時に追加効果を得るカードです。
この時、自分の場のフォロワーを破壊するのですが、ラスワ発動回数が4回、9回の時にラスワを持つフォロワーを破壊するとそれぞれ5回、10回の追加効果が発動します。
破壊処理が完結した後に発動回数を参照するからです。
これも必ず覚えましょう

・『忌まわしき再誕』に関する豆知識2。
この豆知識は今となってはほとんどタメにならないですが、万が一にもそのような状況になった時のタメに記しておきます。
『再誕』はラスワ発動回数10回の時に条件に合ったフォロワーを2体だします。
しかしこの時、自身の破壊されたフォロワーの中に条件にあったフォロワーが1体しかいない場合、10回効果でも1体しか出てきません
具体的な状況を使いながら説明すると、ラスワを持ったこのバトル中に破壊された2コスト以下のフォロワーが『カゲロウ』1枚だけで、その他9枚の『再誕』の条件に合わないカードでラスワ発動回数が10回に達し、その後ラスワを持たない『ソウルガイド』を『再誕』で破壊した場合、2ドローし『カゲロウ』が1枚だけ場に出るだけとなります。
ヤテラントゥでも同様の処理になっています。
これはあまり覚えなくても大丈夫です。

と今期のネクロで覚えていた方がいいことはこれぐらいです。
前回の紹介記事ではたくさん書きましたが、今回は少なめです。


3.ネクロの立ち位置

さてここまでネクロの構築やカードについて話してきましたが、環境の立ち位置はどうなっているでしょうか。
僕は今のネクロの立ち位置はいい方だと感じます。
記事を書いている時点で競技シーンでよく見られるデッキとして「ラティカエルフ」「連携ロイヤル」「機械進化ウィッチ」「機械ネメシス」が挙げられます。
※その他のデッキへの誹謗中傷をする意図はありません。
ひとつずつ相性を見ていきましょう。


1:ラティカエルフ
※ここでは『万緑の回帰・ラティカ』を主なリーサルプランに置いているであろうデッキを指します。

ラスワネクロの場合。
「ラティカエルフ」はそのリーサルのほとんどを『ラティカ』に頼っています。
そのため守護に非常に弱いです。
こちらは『クリストフ』の効果により大量の守護を並べることが可能なので勝ちやすいです。
しかし『クリストフ』のリーダー付与効果が発動する前のOTKや『瘴気の妖精姫・アリア』『閃光のエルフ・アルバータ』などを用いたプランが決まると負けてしまうこともあります。
ポイントは「ラスワ発動回数を素早く貯める」「序盤に押し切られないようにする」です。

機械ネクロの場合。
「機械ネクロ」は「ラスワネクロ」と違い守護を並べることは非常に困難です。
そうすると『ラティカ』でOTKされる前に勝つことを目指さなければなりません。
幸い機械ネクロは序盤の強さは信用できるのでアグロデッキのような動きを心がけましょう。
ポイントは「やられる前にやる」です。


2:連携ロイヤル
※ここでは連携をもったカードを軸としているであろうデッキを指します。

ラスワネクロの場合。
「連携ロイヤル」は序中盤の安定的な面形成及び打点に優れたデッキです。
しかしネクロ側は序盤のアグロに比較的弱く、押し切られてしまうことが多々あります。
『クリストフ』起動後は守護の厚さにより多くの場合は勝つことができます。
ロイヤルの序中盤の動きをどこまで凌げるかが大事です。
ポイントは「序盤のアグロをしっかり防ぐ」です。

機械ネクロの場合
一言で言うなればこの対面では『マンマル2号』が無類の強さを発揮します。
ダメージカット付きの守護、回復とアグロに対する耐性を持っています。
また「機械ネクロ」側もアグロな動きが可能なため序盤に張り合うことが可能です。
しかし大型の疾走という点では「連携ロイヤル」側に軍配が上がります。
また「連携ロイヤル」側に『ラディカルガンスリンガー』という強力なカードがあるため『マンマル』の防御も絶対的とまではなりません。
ポイントは「先行を取る」です。


3:機械進化ウィッチ
※ここでは進化回数によって強力になるカードと機械タイプのカードのシナジーによって構成されてるであろうデッキを指します。

ラスワネクロの場合。
相手はバーン主体のデッキで守護は効かなそう。
『ピースキーパー・ヴィンセント』によってラスワは消されます。
強力な破壊スペル『堕落の決意』もあります。
一見、不利な点しか見えません。
しかしこちらには最終兵器がいます。「ちせ」じゃないです。
そう『セレスト・マグナ』です。(ちせネタわからない人は最終兵器彼女を見ましょう)
とはいえ、6コスト支払って出すだけではウィッチ側も返すことができてしまいます。
そこで大事になって来るのが『クリストフ』による面形成です。
『セレスト』を出した時の面が強くなるように意識し処理不可による勝利を目指します。
ポイントは「『クリストフ』の起動」「『セレスト』を置く」です。

機械ネクロの場合。
「機械進化ウィッチ」は中盤以降の処理能力、バーンダメージに長けています。
その代わりに進化ターンまでの動きが弱くなりがちです。
もちろん『マイザー』や『マリー』『無法者』によりたい右往されてしまうことはありますが、相手が動き出すより前にできるだけ削っておき、後々回復されないうちに『ニコラ』などで削り切りましょう。
ポイントは「アグロする」です。


4:機械ネメシス
※ここでは『ベルフォメット』の効果を活かしているであろうデッキを指します。

ラスワネクロの場合。
「機械ネメシス」のメインウェポンは『ベルフォメット』『トレランス』『メイシア』です。
どれも強力なカードですが「ラスワネクロ」は対応することができます。
『ベルフォメット』には『オミナスタイラント』。
潜伏から何から何まで6コストで除去できてしまいます。
『トレランス』『メイシア』は当然のことながら複数面守護に弱く、ラスワネクロはそれが可能です。
守護をきちんと貼りつつ、戦えれば勝てる相手です。
早期の『トレランストレランス』は無理なので諦めましょう。
ポイントは「多面守護を目指す」「オミナスを雑に切らない」です。

機械ネクロ
の場合。
「機械ネメシス」は『遮断の触手』『戦慄の侵略』などによってアグロが通りにくいデッキです。
なのでアグロプランではなくミッドレンジ寄りの動きを心がけましょう。
また回復もぼちぼちあるので20点を一気に削り切るようなプランを目指して動きましょう。
『禁絶の一撃』や『ネクロインパルス』を用いることで可能です。
ポイントは「焦らず、削りきる」です。


総じてどちらのネクロにも環境でやりあえるだけのパワーがあります。
ネクロを握るだけの理由があります。
RAGEに持ち込んでもきっといい結果を残してくれることでしょう。


4.マリガン

ここでは基礎的なマリガンのみを記したいと思います。

・ラスワネクロ
単キープ
→1,2コストのラスワ持ちフォロワー、(先行)『ソウルガイド』
 ロイ以外は(後行)『オミナス』
 ウィッチ以外は(先行)『セレスト』
セットキープ
→単キープ+『死門』『鎖杖』

・機械ネクロ
単キープ
→『ボーンフリーク』『アイアロンの残骸』『規律の後継』『エンネア』
セットキープ
→『エンネア』+『鋼鉄の希望』
先1『ボーンフリーク』先3『エンネア』の動きが一番強いので積極的に狙っていきましょう。


5.デッキ解説紹介

あぐのむ選手によるラスワネクロの解説動画
https://www.youtube.com/watch?v=FqkSA8iHmDk

あぐのむ選手によるラスワ機械ネクロの解説動画
https://www.youtube.com/watch?v=oaM9ucHwC9E&t=10s

リグゼ選手によるラスワネクロの解説動画
https://www.youtube.com/watch?v=_M3LOFjdSeQ

リグゼ選手によるラスワネクロの解説動画(構築が変わっています)
https://www.youtube.com/watch?v=pNOh3EtIlIU

ぼーいんさんによるラスワネクロの解説動画
https://www.youtube.com/watch?v=E-8EppbguFQ

こちらの動画も合わせて見ることでより早く上達できると思います。


6.最後に

僕が紹介できる内容はこれぐらいです。

ぜひ多くの人にネクロを使って欲しいなという思いです。

先にも書きましたがパワーのあるデッキ達ですので、ぜひRAGEに持っていってあげてください。

今から練習しても十分間に合います。

それではご静読ありがとうございました。

またの機会にお会いしましょう。

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